19番街のレッド (19th Street Red)
妙にエネルギーが湧いてくるシンプルなサウンド。しかも愛用のヴィンテージの楽器とオーディオ機材も相当の自慢のようで、つまりはかなり音響のオタクぶりをも。その辺はブックレットに詳しい記載がありますのでここでは割愛しますけど、そいういった付帯的な要素を除いてもこのアルバムは面白いです。ごくごくシンプルな演奏で聴く者を虜にしてしまえる人。その謎は下記のコメントをご参照下さいませ。活動地は不明なのですがCDの制作はサンフランシスコのスタジオでのようです。〜〜以上は2004年某月、アルバム「Red Hot」を聴いたときに書きました。

appleJam特選 BluesMusic
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Americana Club 2012/ 2012
濃い口のストリート・パフォーマー、Jimmy Carpenterのゴキゲンなサポートも嬉しい要素です
19th Street Red Avenue Boogie CD \2,850tax in
レッド、7年ぶりの取り扱いながら実は04年盤とこの11年盤との間に少なくとも
2枚のアルバムを出していたことにあとから気がつきました。しっかりと追ってい
るつもりでもそういうことはあります、う〜ん残念。マルチ・パフォーマンスでアル
バムを仕上げたのは04年盤だけで、どうやらあとのは本作と同様軽くバンドを付
けているようですが、今回特にサックスに私の大好きなJimmy Carpenter が加わ
っているのがプラスの大収穫。目をつぶって音だけ聴いてるとまるでスペシャル
ティの50年代サウンドみたい、中でも#8.Avenue Boogie は昔子供時代に聴い
ていたFEN(米軍のラジオ局)で馴染んだブラック・ミュージック感覚を想い出す
瞬間、ジミーのサックスも抜群です。#9.Make Your Dreems Come Trueにも
現れるシカゴ〜デトロイト〜カンザス感が入り交じったニュアンスが
大きな特徴です。

2011 USA Red Top Recording RTR-0005
★★★★☆

ストリート・パフォーマーならではのエネルギーが充満、凄い一枚です
19th Street Red Red Hot (Out of Stock)
一曲目を聴いたときは単にウルフのそっくりさんかと思って
しまうところだったのですが、聴き進むうちにレッドのギター
ワークにぞっこん惚れ込んでしまいました。彼自身が自分で
同時に演奏しているキックドラムのそのシンプルなリズムに
は一種呪術的な効果があります。レッドはいつもストリート
で愛器 1930年代のカラマズーとキックドラムとタンバリンと
ハーモニカをマルチでこなし歌っているとのこと。だからこそ
生まれるこのインパクトなんですね。一切の電気を必要と
しない原始のパフォーマンス、今時はかえってそれがクールです。

2004 USA Self Released
★★★★☆