アケイディアン・ケイジャン・バンド(Acadien Cajun Band)
ロックやカントリーと結合したキャッチーでポップテイストに溢れたケイジャン・ミュージックも大変魅力的な音楽でありますが、一方で何の飾りっ気もない昔のままの姿をしたいわゆる業界用語でいうところのオーセンティック(本物という意味で使われることが多い言葉ですが)なケイジャンを好んで演奏する若者達の何と多いことか。それが南西ルイジアナの文化だからという説明だけでは何かが足りないような気がするこの一種のムーヴメントにはきっと誰もが納得するような根本的な理由が何処かにあると私は感じています。現地在住の方のリポートがひんぱんに掲載されるbsr(blues & soul records)誌のケイジャン関連記事を今後も注視したいところですが、まずはそういった背景が仮に判らなくとも、これを聴いたらきっとあなたもむずむずしてきてじっとしていられない不思議な高揚感に全身を包まれることと思います。

全身これ正統派だからこその魅力が充満しているナイスな若者達のバンド
Acadien Cajun Band / All Night Long CD \2,721tax in
この彼らと似た雰囲気を醸し出しているケイジャン・バンドに、やはり全員が
若者達というLost Bayou Ramblers がありますが、その両者に共通している
大きな要素はケイジャン誕生の黎明期のエッセンスをふんだんに内包してい
るバンドだという点があります。とはいえそのような大時代の音を単純に再現
しただけでは絶対にこうはならないはず。例えばこの中の#3、#5、#6と#10、#13
を聴くだけでも如何に彼らが今の時代のセンスでまとまっているかが判ります。
自然にそうなっていると思える点がまたナチュラルだと感じる所以です。アコー
ディオンもフィドルもこれ以上ないというくらい純粋でオーセンティックな響き。

2007 USA Swallow 6203
★★★★


トップページ / お申し込み方法 表示価格は税込価格です。