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アレクシス・バロ(Alexis Baro)
キューバのジャズはとてつもなく情熱的で、なおかつ潮の香りも混じった土の触感がするのが特徴ですが、このアレクシスのトランペットを全面的に打ち出したバンドも実にゴキゲンなサウンドをしています。バロのジャズは既知のキューバン・ジャズとちょっと違うかなと感じたのはそのサウンドの中身が結構味わい深くて、必ずしもカリブ海の味付けだけを売りにしているのではない点です。メインストリームジャズとしても充分に深いものがあります。バロを形成した背景にオール・アメリカン・ルーツ・ミュージックがあったということと無関係ではなさそうです。特にこの盤では彼のトランペットとフェンダー・ローズの組み合わせが最強のコンビネーションを生み出しているのが特徴、聴き応え充分です。
カリブの潮風も感じるストレートなジャズがたまらなくゴキゲンです
Alexis Baro / Havana Banana CD \2,800tax in
アレクシス自身はキューバのトランペッターですが彼の今の
音楽性が確立されるまでにはジャズはもとよりR&Bからファ
ンクまで、やはり一通りのアメリカンン・ミュージックを通過し
てきたとのことです。といいますか、ここにある音を聴くと大抵
の欧米トランペッターを凌ぐ存在感が充満しています。何より
もそれが大きな説得力を発揮、あと70年代のチック・コリアを
思わせるフェンダー・ローズの共演も最高です。アルバムの
隅から隅までどきどきわくわくで聴けるナイスな一枚!
2004 Canada Groove United ABA-406