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/New Orleans Club 2015年度対象会員様限定
アルヴィン・"レッド"・タイラー(Alvin"Red"Tyler)
今般極少数を奇跡的に再入手出来た盤!ワンホーンによるメインストリーム・ジャズ作品〜バンドとのフィット感がMAX抜群♪
Alvin "Red" Tyler S/T New Orleans Jazz Master Series CD \3,800(税抜)VERY LIMITED
ニューオリンズ・サウンドからレッドにアプローチしてしまった私の場合は、レッド=ニューオリンズR&B界の殿堂入りサキソフォーン奏者というイメージが強かったのですが、レッド自身はD.バーソロミューのバンドで活躍する以前は100%ハードバップのジャズマンとのことでした。90年に録音してあったというこのバトンルージュのレストランで収録されたライヴ盤も全曲がオーソドックスなメインストリーム・ジャズ。冒頭にモンク・チューンを置いたのも今日のワシはジャズマンとして吹くんだぞ、とその場に宣言しているかのようです。レッドが自身の余生においては好んでストレートなジャズに取り組んでいたことが窺える作品で、これは亡くなる3年前の吹き込み。このアルバムのラストチューン「リパブリック賛歌」 (原題 The Battle Hymn of the Republic)でのレッドが、何やら常以上にエモーショナルだなーと思っていましたら、この曲はかつての南北戦争時代の北軍の行進曲だったのですね。そう思って聴くとこれはやはり当時奴隷解放を叫んで、対立する旧体制の南軍と戦った多くの戦没者たちへの鎮魂歌として胸に迫ってきます。
2005 USA Music Bloc - Independent
★★★★☆

上記コメントは初導入時の05年に書いたコメントをほぼそのまま掲載しています。

本来のレッドはこっちの姿だったのかと再認識する快心の一作
Alvin "Red" Tyler Heritage (Out of Stock)
そのアルバムの存在に気がついたとき、まさに小躍り状態だったのがROUNDERに残されていたレッドの100%ジャズ作品の二作品でした。ここでの彼のテナーは豪快さと柔和さを兼ね備えていて、作風的には'60年代ブルーノート・サウンドに近いものがあります。強いていえばドナルド・バードとウェイン・ショーターが組んだ音をイメージして頂けるでしょうか。プレイ・スタイルはちょっとモダンなハード・バッパーという路線で実力も申し分無しです。文句なしのお薦め!です。
1986 USA ROUNDER 2047
★★★★☆

その気になれば曲だっていくらでも書けるぞ、と言っていそうな作品
Alvin "Red" Tyler Graciously (Out of Stock)
ここで聴けるようなサウンド、軽快なサンバのリズムに乗ってギターとのユニゾンで奏でられるテーマを聴いてる限り、これがあのファンキー"レッド"タイラーだとは誰も気付かないのではないでしょうか。ほとんどの曲が彼のオリジナルということから、まだまだ有り余るレッドの才能の一角に触れるような気がします。かなりジェントルな仕上がりはまさに大人のジャズとも言えるフィーリング、モダンでしかもインテリジェンスに富んだパフォーマンスにはやはり円熟の域に達したもう一人のレッドを見る気分です。
1987 USA ROUNDER 2061
★★★★