エイモス・ギャレット(Amos Garrett)
1970年代にウッドストックへ移り住んでからの、ポール・バターフィールドのベターデイズやマリア・マルダー等との活動と、後にダグ・サームと組んだ90年代の活動が恐らく最も多くのファンの心に刻まれている彼の姿だと思います。今般 2013年に出したトリオ編成のジャズ・アルバムはユニット自体がカナダで活動していますが、エイモスは1941年デトロイト生まれながらも、主にカナダのトロントで活動をしていた人ですのでこの状況は特に不思議ではないです。

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BluesClub
豪華であると同時にダルでレイジーな時間をも楽しめる総ナイスなカントリー系ギター・ジャム
Amos Garrett,James Burton,Albert Lee,David Willcox Guitar Heroes CD \2,400 +税
ぼわ〜っとしたぬくもりのある霧に包まれる感じ、まるでグレイトフルデッドを聴くかのような#8.Only the Youngに代表されるように、このアルバムは他の豪華セッションものとはひと味違う仕上がり。芸達者なギタリストが集まっている割には作品としてそれぞれの楽曲を丁寧に仕上げているのが判るし、一方でまさに豪華セッションならではの展開を魅せる#9.Polk Salada Annie のようなトラックも。うっかりするとその場にトニー・ジョー・ホワイトが居て微笑みながら四人のギタリストを見ているような気分になる瞬間。加えてテレキャスター・サウンドが曲を牽引している瞬間は聴いている側も全身にテレトーンのシャワーを浴びている感じがするのも特筆。これは老若男女問わずギターファンはもってなあかんでの1枚♪
2015輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2451
★★★★★

新録!RareBluesClub
エイモスだからこそのジャズギターの饗宴、スコッチやバーボンではちょっと似合わない、まさに芳醇なブランデーの香りがします
Amos Garrett Jazz Trio JazzBlues CD (Out of Stock)
ジャズトリオと言ってもエイモスの場合はギター2本+ウッドベースによるトリオ編成なのが大きな特徴です。相棒のギタリストはキース・スミスという名の人ですが、あいにく経歴等は不明、一貫して粘りけのある太い音で右寄りに位置しているのがエイモスのギターで、L-ch でやや軽量級の音をしたギターがキース・スミスだと判断して全曲を聴きましたが、せっかくの国内盤仕様化で日本語解説も付いているのに、両者のギターの特徴を聞き分けてくれてないのがちょっぴり残念でした。昔のレコードだったら、特にジャズ盤では細部に渡る詳細な解説や分析が成されていたものが少なくなく、その解説がとても勉強になったものでした。故に国内盤を高いとは感じなかった由ですが、最近の解説はやや感想文的なのが目立つのがちょっと残念かなぁ。なんて書くから多方面から嫌がられるのか(笑)。もとい、曲自体大好きな#7.All Blues では、エイモスの太いギターが渋く斬り込んできたあとをベースが忍者の如く地を這い、そしてキースのギターが風の如くその両者を包み込む感じ。この感覚、いわゆるピュアジャズの作品では過去に味わったことがない一種独特の異次元宇宙観(感)が有ります。まさに長くアメリカン・ルーツの王道を歩いてきた人ならではの我が道的な解釈です。その点ではモンク・チューンの#3.Blue Monk でもソロの初っぱなからエイモスとキースがほとんどチェイス展開になるところがこのトリオの本領発揮、こういうアイデアも型にとらわれない人ならではの発想だと感じます。
2013 輸入盤
★★★★☆