アンドリュー"ジュニア・ボーイ"ジョーンズ
英国最大の進行形ブルース・レーベルのひとつにJSPというレーベルがありますが、特に90年代に於けるJSP最大の特徴は、全米のブルース・シーンがまだその重要度に気がついていない才能ある若手をいち早くロンドンからデビューさせるという鋭い眼光にあったと思います。このJr.Boyも当時まさにそんな形でJSPからデビューしたシンガー&ギタリストの一人でした。その2年後には米国のブルザイからデビューしていることからも注目度がその時点で一気にupしたことが窺い知れます。 (以上は2006年某月に書きました)

appleJam特選 Blues

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アンドリュー"ジュニア・ボーイ"ジョーンズ
何でもなさそうに、実はとても渋い鳴りをしているギターが聞き物

Andrew Jr.Boy Jones Jr.Boy Live CD \4,850+税
ここで聴けるギターは全曲が恐らく写真に写っている通りのレスポール・カスタムの音なんだと思いますが、そのレスポールのゴキゲンなくらい渋い鳴りにまずは仰け反りました。この音はスタンダードでは絶対出ない音、とにかくひたすら音が硬いのがカスタムの特徴で、それもそのはずカスタム誕生の所以はジャズギタリストのためのギターだったのです。と、そんなことはともかく、歌にはもうちょっと・・・と感じる物足りなさをゴギゴキッとしたラフ&タフなギターが充分に埋めてくれる仕上がり。ファンクブルースが似合う人で#10.Fast Womanでのソロが特に歌ってる感じです。
2006 USA 43rd Big Idea Recods
★★★★★
(収録棚 CD19 stock2)

注目のテキサス・ブルース・ギター、UKからの逆輸入で全米注目度2倍にup!
Andrew Jr.Boy Jones I Need Time CD \3,850+税
これがデビュー・アルバムだというのに随分貫禄あるな〜と思ったら、それもそのはず。チャーリー・マッセルホワイトやケイティ・ウエブスターのバンドリーダーとしてW.C.Handy Awardで受賞した人でした。「リヴィング・ブルース」誌からは"びっくりするほど熟練したギタリスト"と称されただけあって、実際テクは抜群。音はテキサス・ブルース。
1996 UK JSP 278
★★★★★
(収録棚 CD19 stock2)

派手さはないものの気になって仕方がないぞっていう印象が残る作品
Andrew Jr.Boy Jones watch waht you say CD (Out of Stock)
チャーリー・マッセル・ホワイトとの7年間の活動を終えてダラスのギター・スリンガー、アンドリュー・ジョーンズはホーム・グラウンドへ帰ってきた・・そんなノートが記されています。ファンク調のブルースに個性が表れてるようです。特に3曲目の"fast woman"なんかがこの人の路線かと思います。ギターは地味ですがクリーン・トーンで独特の枯れた味わいが有り、テキサスのギター・スリンガーと聞いて浮かぶイメージとは対極的な音作り。良質なアルバム。
1998 USA Bullseye Blues & Jazz 9602
★★★★