アンソン・ファンダーバーグ (Ansonfunderbergh & The Rockets)
ダラスをベースに活動する超人気ギタリスト。ギター好きでブルースの扉を開けた人にはマスト的な存在で、およそギターファンで彼を素通りすることは出来るはずがないと言いたいところです。素通りしてもいいのですけどあとで後悔するのは貴方自身のはず。堅実でかつツボを押さえたギターが何と言っても最大の魅力。派手なパフォーマンスは少ないせいもあって、アルバムをまるまる一枚聴く途中で間延びしてしまうきらいがあるのが唯一の(私の)不満。でもこのクールなサウンドは、かつてインスト中心にギターアルバムをぽんぽん送り出してた60年代頃のメンフィスやテキサスのガレージ・サウンドに通じるものがあって、この単調さは意図的なものかも知れないですね。サム・マイヤーズのヴォーカルとハープの堅実さも手応え充分で、二倍楽しめる点も嬉しいです。(1999年某月記)
appleJam特選 BluesGuitarTreasure
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ストラトの鳴きに60年代を感じる、ギターファン泣かせの一枚 Anson Funderbergh & The Rockets Which Way is Tecxas CD のっけからいつものあのギター、これこそファンダーバーグ最大の魅力。メリハリのあるフレージングも気持ちよいのですが、それ以上にこの音色。ストラトを完璧なまでに鳴らしきる男としてその存在感は不動かと思います。こうしていつの間にか横にサム・マイヤーズがぴったりと寄り添うようになってから彼のギターの魅力はさらに強烈な印象を残しますが、それはやはりブルースがあくまでヴォーカル・ミュージックであって、歌が良くないと全体の魅力がもうひとつ盛り上がらないことと関係しているようで、やっぱこの組み合わせは最高と思います。といいながら、#2のアンソンの歌も結構良かったりします。 2003 USA Bullseye Blues 9619 ★★★★ (収納棚CD2 stock1) |
全作品が廃盤のBlack Top音源からP-vineが独自に組んだベスト盤 Anson Funderbergh & The Rockets The Best CD (Out of Stock) 1985年にサム・マイヤーズをフロントに迎え入れて以来長期にわたり、自他共に認める全米最強ブルースバンドとして安定した活動を誇るアンソン&ザ・ロケッツ。ここにはそんな彼らの Black Top時代の音源をP-vineが独自にベスト・セレクトしたという、日本だけの画期的なベスト盤。全23曲が文字通りの極上トラック、個々のBlack Top盤が廃盤だけにこの企画は多くのファンから大歓迎されそう。ブルース・ギターとブルース・ハープの醍醐味を満喫出来ます。 2006 国内盤P-vine PCD-22254 ★★★★★ |
冴えまくるファンダーバーグのギター、サムの歌で説得力倍増 |