アンソニー・ウォンジー・トリオ (Anthony Wonsey Trio)
バークレー音楽学校にて完全奨学生として学んだという経歴を持つウォンジー、卒業後はケニー・ギャレットやロイ・ハーグローブ等と仕事をし、その後はニコラス・ペイトン・バンドのメンバーとして活躍中とのこと。腰もバネもあるハードバップ・テイストのピアニストで、今回のトリオものは恐らく彼の初ソロ作かと思いますが、まさに渾身の力作です。吹き込みは2004年2月NYにて。アルバム・タイトルにもなった"Hiroshi"さん(写真右)はレストラン "サパティーニ"(東京)のオーナーでアンソニーは今年2004年10月〜12月までそのサパティーニに出演する予定。全力で愛するミュージシャンをサポートするお店のオーナー、日頃からそのHirosiさんを敬愛する気持ちがアルバム・タイトルになって現れたものと思います。

力強くかつ流麗な展開、ハードバップのテイストにむせかえる一枚
Anthony Wonsey Trio / Blues For Hiroshi \2,800 tax in
パワフルな幕開けの#1はもとより、エバンスの"Waltz for Debby"
の判りやすい解釈とハキハキしたタッチ、オリジナルのブルース
"Brother Hirosgi"でのバピッシュな手応えと、いずれの曲も力強
さを感じるピアノ・ワークに一発で捕まります。ちょっぴりモンクを
思わせる展開の#6Just Me,Just Youや50年代のケニー・ドリュー
風のオリジナル・バラード、#7.Black Fairy Tales等切り口も多彩。
アルバム一枚のトータル・コンセプト的なことよりは一曲、一曲を
如何に自分の曲として聴かせるかに主眼を置いた感じで、その
辺りが如何にも現場で叩き上げてきたタイプを思わせます。

2004 USA Sharp Nine CD-1030

Anthony Wansey - piano
Richie Goods - bass(ロン・カーターの愛弟子)
Tony Reedus - drums(マルグリュー・ミラーやウッディ・ショーのバンド出身)


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