ビッグ・ウォーカー (Big Walker 〜 Derrick Walker)
ジャニス・ジョプリンやジミヘンにもシビれたという、まさにフラワーエイジを駆け抜けた世代の人で生まれは1953年オクラホマ、ルーサー・タッカーのバンドで10年を過ごしたというキャリアは実に大きい実績だと思います。他にも77年頃からソロとサイドメンとしてキャリアを積み重ねていますが、比較的最近ではエリック・ビブのアルバムでの活躍も注目です。デリック・ウォーカーというのが本名で、データ表記時のクレジットはそのデリックの名で記載されています。2002年某月記

appleJam特選 HarmonicaBlues
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世界的に注目が集まる弩弓の偉才、知る人ぞ知るBrian Kramerのスライド全面参加も見逃せません
Big Walker Still Dream Walking CD \3,000税込
テキサス・ブルースの新たなジャイアント登場の予感、というかそれはすでに確信の領域に。世界的に俄然注目を集めているのがこのビッグ・ウォーカー本作品!ジミー・ドーキンズ(g)、エリック・ビブ(g)といったビッグ・ネームの参加も大変な魅力ですが、それ以上に知る人ぞ知る状態のいぶし銀スライド奏者Brian Kramer の全面参加がこれまた凄い。ゴージャスな三本のギターとピアノをバックに、軽快なノリで魅せる#2.If I Had One Wish、クレイマーのシビレるスライドで幕を開ける#13.Black Ice。聴けば聴くほど味わいが深まる優れた作品。オリジナルでストレート勝負するウォーカーの清々しさも好感度大!以前にエリック・ビブのアルバムで聴いた、フォーキーな味わいのウォーカーがここでは何とサックスにハーモニカにヴォーカルと、スーパーマルチなブルースマンぶりをも発揮!久しぶりに出た超弩級の偉才かつ本格派の逸材です。
2002 USA Big Walker Production BWCD 892 (Real Audio映像トラック付)  bb's Recommendation2002
(収録棚 CD23 在庫僅少)
★★★★★

ビッグ・ウォーカー
ジェントル&ナチュラルな歌に一端惚れ込むと一生の友になる、その緩さがまた格別なのだ

Big Walker Root Walking CD (Out of Stock)
実に11年ぶりのアルバムで、デリック・ウォーカーというのが本名ながらも私の場合はその名を思い出すのに資料を読み返さないといけないくらい、ビッグ・ウォーカーという名前の方に馴染んでしまいました。歳が私と同い年ということもあって少年時代の音楽的ルーツがジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリックスだったという点も共通していて、まさにフラワーエイジを駆け抜けた典型的世代です。ノエル・ジュークスに直接サックスの手ほどきを受けたのを経緯にブルースの沼にずぶずぶハマってしまったそうで、大御所ルーサー・タッカーのバンドで10年を過ごしたというキャリアは実に大きい実績だと思います。他にも77年頃からソロとサイドメンとしてキャリアを積み重ねていますが、比較的最近ではエリック・ビブのアルバムでの活躍も注目です。2002年のデビュー作(前作)"Still Dream Walking"もオリジナル曲の完成度が素晴らしい人でしたけど、今回はなにやら1700〜1800年頃のアフロアメリカン達が残した詩と自身のオリジナル曲とを組み合わせた入魂のコンセプト・アルバムとして登場しました。自身の歌の他にハーモニカとサックスもプレイするスタイルには一層の磨きがかかり、基本のフォーク路線に加えてルイ・ジョーダン系のジャンプ・ブルース〜R&Bからマディ・ウォーターズ系のシカゴ・ブルースに、さらにはジミ・ヘンドリックス・スタイルまでポンポン飛び出す様はまさにゴキゲン度MAXの偉才と言えます。そんな中、私自身は#4.Run Nigri Run の、今にもドクター・ジョンが顔を出しそうなニューオリンズっぽいテイストが大好きになりました。その意味では#7. Midnight Special での、ボビー・チャールズ調もぐっとくるトラック。自然体でルイジアナ・テイストがにじみ出ているのはきっと初期のブルース体験にどちらかというと南部のブルースにより深くハマッた人だと感じます。締めくくり#12.Slaveは歴史に埋もれた大勢の黒人奴隷達の呪怨が地の底からわき出す感じがシュール、俗に言う黒人霊歌よりもっとおどろおどろしい。改めて人は等しく皆平等であるべきで、なおかつ互いの異なる様式や価値観を認め合うことの大切さに思いをめぐらしてしまいます。先日たまたま観たNHKの世界のドキュメンタリー番組で、中東でジハードの戦士を募集しているテロ活動の指導者的人物が自分の幼子に「オサマ」という名前をつけて米国の首長を倒す戦士に育てるのだと自慢げに話している姿が余りに非現実的で逆にもの凄く恐ろしかった。一体どうやったらこの世から宗教戦争や人種差別やあるいは搾取といった野蛮な行為をなくすことが出来るのでしょう。誰もが音楽や映画やスポーツに、そして勉学に夢中になる世の中になればきっとそういった無用な争い毎はいつかは消えてなくなると私は信じているのですが。
2013 輸入盤    bb's Recommendation2013
★★★★☆