appleJam特選 SwampyBluesRock
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上の三人が今回ビリーCと共演したMercyの面々。

BluesClub /Americana Club 
ビリーC. ファーロウ

プロヴァンス県コートダジュールの街に響くテネシー・ルーツのスワンプ・ロック
Billy C. Farlow featuring Mercy Alabama Swamp Stomp CD \2,500
(税抜)
これこそまさに大人のロックだ!とコアファンから絶賛を頂いたのがこの人、ビリーC。
#3.Magnolia Darlin' のスワンピーかつ重厚な音作りは天然物のミシシッピ・サウンドに
聞こえますが実はこれはフランスはオレゾンの録音で、今回ビリーをサポートしたMercy
というグループが醸し出しているサウンド。ちなみにギター&ドブロ奏者はJean-Paul
AVELLANEDAというフランス名前の人で本作のエンジニアとミキサーも兼任、恐らく地元
の有力な音楽家だと。プロヴァンスのコートダジュール地域でこんなにもアメリカ南部
丸出しのルーツロックが制作されていることに軽いショックを覚えつつ、続く#4.Drive Me Like a Mule
のR&Rチューンでは思わず腰を振りたくなる瞬間。ボ・ディドリー・ビーツが心地よい
#6.Tenessee Saturday NightsはビリーCのハーモニカをもっと聴きたいと思わせる
に充分な仕上がり。日本にもこんなサウンドが常時聴ける街が欲しいですね♪

2012 German CrossCut CCD-12013
★★★★☆
(収録棚 CD3)



これもまた究極の盟友的ブルース・プロジェクト 〜 人生の後半に噛みしめるブルースとは
the Taints Taints Blues CD \2,800
(税抜)
ドイツTaxim社が好んでリリースするナッシュビル系の白人ブルースの作品群で、
常にプロデューサーとしてあるいは演奏者として参加している最重要人物がこの
中のFred James その人。私はギタリストとしてもフレッドのスタイルやフィーリング
が大好きで、そのウェット感たっぷりのモイスチャー系ブルース・ギターがもつうねり
の波動に弱いです。さらには相棒のBleu Jackson のシンガーとしての魅力は当店
的にはもはや皆様周知の事実。中でもビリーCと組んだ「Blue Highway」は当店集
計で100人近い方が買って下さっているいわゆる裏名盤というにふさわしい逸品だ
けに、個性が個性を磨くことの相乗効果は容易く想像して頂けると思います。
直球のスロー#6.the House that Love Lives in と スライドが心地よい#8.Taint Blues
を試聴用に置きますが、全曲文句なし楽しめます!

2009 German Taxim TX-1066
★★★★★

一口メモ 〜 ちなみにこの↑メンバー写真を撮影したのは Mary-Ann Brandonだとのこと。彼女はカメラ女子としてもプロだったのですね!

盟友、再びの共演 〜 奥歯でかみ締めたくなるヘヴィな歌が印象的
Billy C. Farlow & Bleu Jackson Good Whiskey CD \3,300
(税抜)
前作 から9年を経た二人の再開、サポートのメンバーも全く同じ模様でラ
イナーにはよく帰ってきてくれた・・・とメンバーに寄せる言葉もあり。主役
の二人はその間に益々骨っぽく渋くトシを重ねたことを実感する一枚で、
まだ何となくほんわかしていた前作とは明らかに歯ごたえが異なっていま
す。歌は風格さえ滲み、デルタ風のエレキにビリーのハーモニカが実に良
く似合います。プロデュースはもちろんフレッド・ジェイムスで、このフレッド
を軸としたナッシュビルの面々は理想的なグッド・アメリカンなフィーリング
をずっと持ち続けている人々であることを再認識します。

2004 German Taxim TX-1058
★★★★☆

アメリカ南部に夕焼けが似合いそうな別荘が欲しくなってしまう音
Billy C. Farlow & Bleu Jackson Blue Higway CD \4,000
(税抜)
アメリカの田舎町から田舎町へ二時間もハイウェイをドライブしたあとに
ドライブインで喉の乾きを癒すひととき、もしもこんなのがかかっていたら
全身の疲れと肩の凝りが気持ちよく退いていくの実感すると思います。
Bleu 一人でも完璧なのに、主役の(どっちも主役みたいですが)Billyの
ハープとヴォーカルがまた見事なもの。この二人を組み合わせたプロデ
ューサーのフレッド・ジェイムス自身の影も色濃く滲んだ作品ですが、包
容力多々のこの暖かみは組み合わせの妙味かと思います。ハードなロ
ッキン・ブルースにも夕焼けが似合いそうな柔らかい雲の空を見ました。

1995 German Taxim TX-1016
★★★★★

存在自体に惚れ込んでしまう、骨っぽいローンウルフという感じ
Bleu Jackson Feel That Thrill CD \2,800
(税抜)
ヴォーカルだけでも最後まで引っ張れる人だという点と共演のFred James
のギターがこれまたシブイので文句なしの一作です。ゆったり目のリズムに、
うねるようなギターのディストーションサウンドと、ラフだけど暖かみのあるB.J.
の歌は結構よくマッチしています。#3.I Believe in Your Loveや#6.Bringin'
The Blues to You はいかにも Fred JamesJames 好みのタイプの曲ですが
#4と#8なんかのアコースティックナンバーを聞いてると、このアルバム構成
って2002年に出たJames Nixonの"No End tothe Blues"によく似ています。
ということは各アルバムでの制作面でFredの影響力は相当あるのかも。
重心の低いストレートブルースの#9でのダウンホームな味わいもGood!

2000 German Taxim TX-1049-2TA
★★★★

デルタのロードハウス・ヒーローを見つけた気分
Bleu Jackson Tennessee Tango
CD \2,800(税抜)
もし貴方が旅の途中で、ふと立ち寄ったロードハウスで彼のステージを見たとしたら、恐らくその
場に釘付けになって朝まで「帰る」なんてことを忘れるに違いありません。世の中にこんなシブい
おっさんが居たのか!!アコ弾き語りにせよエレキでバンド付きにせよ、過去に私が知っている
この手の人の中で彼こそ最高峰だと感じました。もし貴方がジョン・ハイアットやジム・ディッキン
ソンが好きな方なら絶対見逃してはいけません。仮にそういうのを聴いたことがない方なら、なお
のこと聴いてみて欲しいです。凄いものを知ったとき味わうあの至福の一瞬を経験すると思います。
もろナッシュビル・スタイルのソウルフルなブルース#2やオースチンの香りのする#5、もろサザン
ブルースの#7他、キャレキシコは彼に学んだに違いないと思える#8等、懐も深くて何度聴いても
飽きることを知りません。Fred Jamesのサポートも実に素晴らしく、大傑作の一枚です。

1997 German Taxim TX-1036-2TA
★★★★★

真っ向からブルースに立ち向かっていた時期
Bleu Jackson Gone This Time CD \2,800
(税抜)
アコギのブルージーさがたまらない#5Waht Love's Aboutから、やはり同じくらい
ウェット感の伴うエレキでのストレート・ブルース #6Breakdownへの流れがこのア
ルバムを象徴しています。ここでは比較的直球勝負でブルースをやっていますが
特にアコスライドでの#13Crossroadのカバーに、この時期のB.J.の真っ直ぐさが
現れています。個人的には#15 I Got Wiseのようなハードッロッキンなオリジナル
に彼のキャラクターを見ますがそれと同時に、誰をプロデュースしても自己の色を
もろに滲ませるフレッド・ジェームスの濃さが#4You Left Your Mark On Meに感
じて取れます。ナッシュビル周辺のブルースはこれからも要注意だと思わせる
大きな要素のひとつです。B.J.の実年齢不詳なのが今も気になります。

1993 German Taxim TX-1005-2
★★★★