このシリーズの第二弾"Blues for Katrina & the McDowell Family"の最後に登場するいぶし銀のシンガー Odell "Blues Boy" D には、ハリケーン「カトリーナ」の直撃を受けた沢山の家族親戚が居て、彼自身の直接の三姉妹と 9人の甥っ子と姪っ子たち、さらには10人のはとこ(再従兄弟と再従姉妹)たちのうち、現在ニューオリンズに復帰出来たのはそのうちの一家族だけの模様です。そんなライナーを読んでからこのラスト・チューンを聴くとまた感慨もひとしおです。決して希望を失わず未来を信じて生きることの大切さを改めて感じます。



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Blues for Katrina 〜 Hurricane Relief from Detroit
そのほとんどがこれで初めて聴く人たち、デトロイトの層の厚さを思い知ります
V.A. Blues for Katrina / Hurricane Relief from the Detroit CD-R \2,850tax in
これもまたあの歴史的ハリケーン「カトリーナ」をきかっけに
制作された新録のベネフィットCDです。この作品の最大の
特徴は、全曲がデトロイトの若い才能達によって書き下ろさ
れ吹き込まれた点にあります。如何にもデトロイト・サウンド
らしいストレートなブルース・ロックからフォーキーなものまで、
中には#10.のようにちょっぴりスピリチュアルなゴスペル・テ
イストの女性ヴォーカルも有り。この企画に賛同し集結した
アーティストが1枚のCDには収まり切れず続編も出ています。

2006 USA No Cover NCP-070
★★★★
(収納棚CD10)

LJCやボビー・マレイにビリー・デイヴィスはこっちに収録されています
V.A. Blues for Katrina & the McDowell Familly
Hurricane Relief from the Detroit
CD-R \2,850
tax in
カントリー・ブルースが2曲続いたあとに登場する#5.の
Lonesome Dave Paulのカッコ良さに痺れます。エレキ
弾き語りの、心なしリッチー・ヘブンスみたいな歌い回
しが雰囲気抜群。全体的にはストレートなブルース・ロ
ックが多い中意外性のボビー・マレイはいきなりこれだ
け聴くと70年代ECの未発表曲かと思ってしまいそう。
ラスト Odell "Blues Boy" D の登場は文字通りの値千
金、アルバムの余韻を極上のものにしています。

2006 USA No Cover NCP-071
★★★★
(収納棚CD10)