ボノラマ(ボナラマ)
かつて60年代後半〜70年代初等にかけてブラスロックと称された一連のサウンドがありましたけど、当時のそれらはロックにブラスセクションを導入したアイデア自体がもてはやされていた時代とも言えました。時を経て今ここに登場したボノラマはそれら歴史に残るブラスロックとは一線を画すバンド、彼らはブラスでロックをやる人々。そう言い切るにはあまりにも多くのファクターを要したバンドではありますが、あえて核となる部分はそれだと感じています。それこそ巨鯨がしぶきをあげながら海面に浮上する感じ、あるいはヘヴィタンクが砂塵を巻き上げながら熱砂を走り抜ける様をイメージして頂けたらぴったりかと思います。ブリブリにかっこいいフロントラインを受け持つトローンボーンと耳にはあたかもウッドベースのようにはじけて聞こえるスーザフォン等々、そのファンク度もてんこ盛りです。その、ボノラマのリーダー、Craig Kleinのソロ作 "New Orleans Trombone" も相当の重要作品ですので是非こちらにもご注目下さいね。(以上は2001年に書き、その後2004年に一部加筆しました)

appleJam特選 New Orleans'Treasures
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在庫過剰による期間限定特別価格
全く新しい感覚を呼び覚ますうねりに注目が集まっています
Bonerama
Live at The Old Point CD \2,850 \276
+税
何とも強烈な個性を発揮したバンドがいたものです。噂が先行して入荷は何時だ?との問い合わせが集中したことでも、そのユニークさを伺い知れます。早い話金管だけで6人!しかもそのうち5人がトローンボーン、もしくはバス・トローンボーンとイレクトリック・トロンボーンを吹き分けて、これにエレキ・ギターとリズム隊+スーザホンも一人居ます。ミーターズからレッドゼップまでこれでもかと吹きまくっていますが、中でもツェッペリンの「モビーディック」は元祖ボンゾもぶっ飛びそうな破壊力のあるドラミングが嬉しいです。2001年1月にルイジアナでオール・ライヴ・レコーディングされた強烈な一枚です。
2001 USA Bonerama Self Released MTP-1021
★★★★★
(収録棚 CD16   stock 7)

同じライヴ盤でもこちらはフォーマルかつマイルドな演奏なヘリテッジ・フェス09年盤
Bonerama
Hard Times CD (Out of Stock)

同時期発売のアイオワ・ライヴ盤が恐らくはCD化を意識しない天然ライヴ・パフォーマンスであったことと好対照をなすこちらは地元フェス収録盤。ディテールにこだわる人が繰り返し聴いてもOK牧場な端正さが印象深く、アンサンブルの隅々にまで細やかな神経が行き渡っているように感じます。破壊力が抑制された分だけボノラマのもう一方の魅力であるユニークなブラスロック・バンドという側面がズームイン、願わくば両方とも鑑賞して頂けたらと思いつつ、当ライヴ作品の個性を象徴している気がする#3.Lost My House を試聴用に置きます。ヴォーカルを含めたSEの効果がプチSF的な趣になっています。
2009 USA HighSteppin'
★★★★★

高圧力かつ超高熱で迸るブラス製マグマの劇的大噴火を見事にキャッチ!
Bonerama Iowa City Yacht Club 2CD-R (Out of Stock)
これは何ともマニアックなアイオワでのライヴ2枚組!制作者はこれをファンに当日の熱いステージそのままに届けるべく、ほとんど手を加えず仕上げた模様で、いわゆる文字通りのレア・ライブ盤として登場した格好。これでもかと盤に詰まった生ボノラマ!一般の音楽ファンには2枚は重たすぎるかも知れませんが、元々のボノラマ・ファンなら待ってましたの目の幅涙間違いなし。試聴用にはDisc2の#2.Crosstown Traffic の中間部を是非、墓場のジミが嬉嬉として飛び起きてきそうなこのうねり、このパワー!まさにシーンの牽引役にふさわしい爆発的エネルギーです。
2009 USA HSP-PG905 三方見開き豪華紙ジャケット仕様
★★★★☆

ファンタスティックという言葉が母国語のように感じられる素晴らしいライヴ盤
Bonerama
Bring it on Home CD
(Out of Stock)
サックス抜きで文字通りの金管楽器=トローンボーンとスーザフォンだけで構成する管楽器群+リズム隊とエレキギターという、このこだわりの編成が彼ら独自のボノラマ・サウンドを生み出していることはもはや明白。2001年のデビューからほとんど一年もしないうちにここ日本でも一躍時の人となった感が有り。ユニークな実力者を絶対に放ってはおかない日本の音楽ファンの水準の高さをそのことが物語っているような気がします。今回、前作の Live from New York 以上にバンド全体が一丸となってうねっている様子がひたすら熱いです。
2007 USA Bonerama MTP-1101
★★★★★

迸るのはあくなきロック・スピリット!普通のブラスバンドと思うなかれ
Bonerama
Live from New York CD
(Out of Stock)
前作でもゼップの「モビーディック」をド派手にカバーしていましたが今回はなんとBlack Sabbathの"War Pig"やAllman Bros.の"Wipping Post"が飛び出します。共にイントロ部に強烈な特徴を持つ超個性的な曲、ブラスバンドが一体どうやってカバーするのか、その答えが圧倒的な迫力と存在感を伴ってここにあります。もはや脱帽としかいえません。何という素晴らしい人たちでしょうか!ここではブラスだけでなくエレキギターもドラムすべてが主役、メンバー全員から迸るロック・スピリットを受け止めるとき、体中を電撃が走り抜けます。
2004 USA USA Bonerama MTP-1050
★★★★★

ソロ作になると軸足はやはり古き良きニューオリンズの音
Craig Klein New Orleans Trombonisms CD (Out of Stock)
ボノラマの最重要人物であるだけでなく、古くはリロイ・ジョーンズの級友としても知られるニューオリンズ・トロンボーンでは最重要人物の一人です。このソロ作では持ち前の多面性を充分発揮しながらも切り口にはっきりとルーツ(源流)の面を見せています。カップを駆使してフランジャー効果を効かせるオールドライクなジャズ(#2)からはじけるようなスインギーさを伴うセカンドライン(#4)に、葬送行進曲風だけど歌が最高にキマってる#5もgoodと、前半だけで大満足してしまう凄さです。後半は#7.#10の2曲が構成も凝っていてベストの手応え。
2004 USA Rugalator Records 401
★★★★★