クリスチャン・スコット(Christian Scott)
彼もまためきめきとその頭角を現してきたニューオリンズの若手トランペッター。突然彗星の如く出現したかのような印象がありますが、実はクリスチャンはドナルド・ハリソンjr.の甥っ子にあたり、祖父はマルディグラ・インディアンのビッグチーフ(The Gardians of The Flame Mardi Grass Indian tribe)という家柄の人。颯爽たる雰囲気と自信に満ちた音は、昨日今日のものではなかったのだと納得する次第です。基本的にはショーター〜ハバードの築いた路線の延長にある音のような気もしますが、随所にハッとする新しさがあるのにもどきどきわくわくします。エレキがもろにヘヴィメタしている中突き刺さるように天上から降ってくるクリスチャンのハイノート・トランペットはあまりにもカッコ良すぎて息を止めてしまいます。会心のハイノートサウンド、これこそクリスチャン最大の魅力ですが、音的なコンセプトに感じる独自性も今後大いなる武器になりそうです。2003年某月記

appleJam特選 Jazz
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Jewel Jazz Club
対象クラブ会員様限定盤
クリスチャン・スコット
歴代のジャズ名盤を聴き倒した直後に聴いても重厚感を失わない優れもの

Christian Scott  AtundeAdjuah 2CD \2,850tax in
現役のニューオリンズ若手トランペッターの中で一際華も実も
あるのがこのクリスチャン・スコットだと感じていますが、本作
でもまたその印象がいや増す仕上がりです。私の思い違いで
なければこれも国内盤が出ていると思いますが、やはり如何な
る場合もUSAオリジナル盤で持っていたいという、コアなお客様
のために仕入ています。冒頭Disc1の#1.Fatima Aisha Rokero
聴いただけでも完成度の高さを実感、比較的キャッチーなイン
トロをしたDisc2 #1.the Berlin Oatien でもやはり晩年のマイ
ルスを思わせるタッチで展開。影にいつもマイルスの
息づかいを感じるのがもはや彼の個性になっていますよね。
時にフェンダーローズやハープシコードも駆使するピアノの
ローレンス・フィールズも抜群の助演男優賞ものです。

2012 USA Concord
★★★★★

Jewel Jazz Club
ステフォン・ハリス、デイヴィッド・サンチェス、クリスチャン・スコット
三者が心地よく燃焼している粋な盤、ジャズファンは聴かないと感動体験をそっくり損する感じ

Stefon Harris  David Sanchez  Christian Scott  Ninety Miles CD+DVD2枚組 (Out of Stock)
リーダーのステフォン・ハリスはかつてジャズ仲間5人で共同主催
していたジャズ・ページで1999年盤を取り上げたことがありました。
当時の私のコメントは〜〜ジャズ界で演奏者人口の少ないヴィヴラ
フォンにおいて若手の後継者出現はそれだけでも注目を集めますが、
その人が名門といわれるマンハッタン・スクール・オブ・ミュージックで
修士号を取得した逸材ともなれば益々のこと〜〜という書き出しで始
まっていますが、ジャズ盤批評では大ベテランだった当時の仲間の一人
が、迷わず聴きなさい、この人は希有な逸材だ!という意味のメッセージ
を同ページに寄せていました。それから13年を経て今まさにアラフォー世代
となったステフォンの、これはさらに充実度と確信度を増した文句なしの大傑作盤。
特に共演のクリスチャンの存在感が凄いのが特筆。私はCD #6.Congo がまさに
命中弾でこの一発だけでも即死で、ここで後半登場するChristianのtpソロ
絶品、もとより全曲がメインストリーム・ジャズの魅力炸裂です。
熟年ファン程仰け反り度が高くなりそうな1枚で、本格派のジャズが
きちんとしたプロデュースの下でリリースされていることを祝福したい
気持ちです。DVDにはドキュメンタリー映像の他、長尺のライヴ・トラック
を2曲収録、カメラアングルも含めて完璧なプロの仕事です。

2012(2011) USA Cocord CPI-32904-00
★★★★★

Jewel Jazz Club
クリスチャン・スコット
ペットを手にした瞬間、彼にはきっとマイルスが残したマイルストーンが見えるのだと思う

Christian Scott Yesterday You Said Tomorrow CD(Out of Stock)
ピアノ奏者が前作までとは入れ替わっているのですが、私の耳には明らかに
今回のピアノの方がクリスチャンの目指すイメージにドンピシャ合っている気が
します。その辺、実際はご本人がどう感じているかは判断がつかないものの、
ビッチズ・ブリューに始まったコロムビア時代の革命的なイレクトリック・マイルス
路線を行く彼にとって、ハービー・ハンコックやキース・ジャレットを思わせるピア
ノの方がマッチングが良いのは当然かと思います。そのことはおいても、ショー
ター役のサックス抜きで挑んだ今回の作品はホーンを自分独りにすることでより
自身の内面宇宙に向かって深度深くペットを吹いた気がします。その割に#3.
After All はショーター在籍時代の黄金のマイルス五重奏団の音がして、
#7.Jenacideなんかはショーター〜ハバード・コンボの音がしてくるのが
妙に嬉しいです。マイルスが描こうとしたもう一つの世界をより鮮明な
ものにするためにも、彼の存在はとても大きな意味があるように感じ
ます。もとより決してこれは成りきりマイルスではなくマイルスの
絵の具と筆を手にキャンバスの前に立つクリスチャン自身です。

2010 USA Concord
★★★★☆

Christian Scott - trumpet
Matthew Stevens - guitar
Milton Flethcer, Jr. - piano
Kristopher Keith Funn - bass
Jamire Williams - drums

Jewel Jazz Club
優れた奏者だけに共演者も一際ハイグレードな抜群のステージ展開です
Christian Scott Live at Newport CD+DVD 2枚組(Out of Stock)
2008年8月9日のニューポートでのステージをキャッチした
本作品は、CDより1曲少ないだけの同内容の映像版を収録した
ボーナスDVD付きの2枚組。拡がりのあるクリスチャンのトランペット
がまた常以上に壮大な空間を感じさせるパフォーマンスになってい
るのが特徴です。さらに前作でも強烈な個性を滲ませていた共演
のマットのギターがここでも抜群の冴えを見せ、DVDの方では
その姿・熱演ぶりに思わず拳に汗を握りしめる瞬間。全曲が
オリジナルというのも大変な意欲作の中、#2. Litany Against
Fear
と #5. Anthemが特に私は好きです。


2008 USA Concord
★★★★☆

Christian Scott - trumpet
Walter Smith III - tenor saxophone #2, 4, 5-8
Matt Stevens - guitar
Aaron Parks - piano
Joe Sanders - bass
Jamire Williams - drums

瞬く間にシーンの注目を集めたクリスチャン、グラミー・ノミネートは伊達じゃない
Christian Scott Anthem CD
(Out of Stock)
クリスチャン程の存在感を放つ若手はあまり類がなく、CDデビューの後電光石火で
その実力を認められたというスピード出世も当然と感じます。今この瞬間の2007年
11月、来日中で富士通コンコード・ジャズ・フェスト・ヤング・ジェネレーション・オブ・ジ
ャズのステージに立っていることと思います。オープン、ミュート共に随所でマイルスの
影が滲む一方で、#11.Like Thatで聴ける牧歌的なトーンも充分に彼の個性のひとつ。
さらには共演のギターが時に強烈に重いディストーションで迫る点も特筆。嵐の天空
に轟くかのようなクリスチャンのハイノート・トランペットとこのギターがよく似合います。
ボーナス・トラック入りの国内盤も出ていますが、如何なる場合もUSAオリジナル盤
で持っていたいという、コアなお客様のご要望にお応えしての仕入です。

2007 USA Concord CCD-30209
★★★★★

Christian Scott - trumpet
Aaron Parks - keyboard
Marcu Gilmore - drums
Matt Stevens - guitar

レーザー光のような電撃ハイノートに感電しまくり 〜 バラードもいけます
Christian Scott S/T CD (Out of Stock)

マルディグラ・インディアンのビッグチーフを祖父に持ち、ドナルド・ハリソンJr.の
甥っ子というだけでも、黒人としての生き様にこだわるファミリーというイメージが
伝わりますが、ここで聴ける一種ヘヴィー・メタル・ジャズとでもいう音のうねりを
聴いたら益々その硬派ぶりを感じます。音的なコンセプトからして彼らが一時期
の英国ハードロック〜ヘヴィメタルを通過してきたことは確かそうです。切れ味の
鋭い斬新なアレンジにも未来志向の感覚を感じます。一方で歌心に溢れた、バ
ラードを吹かせても見事と、何を試しても足が地にさえ付いてればOKというこの
奔放さに、文字通り電撃ショックを受けました。表示のない#9曲目もクールです。

2003 USA Independent
★★★★

Christian Scott - trumpet, flugel horn
Walter Smith III - tenor saxophone
Ben Garrison - guitar
David Daruska - guitar
Roman Pilon - guitar
Zaccai Curtis - piano
Milton Fletcher - piano
Luques Curtis - bass
Thomas Pridgen - drums
Kendrick Scott - drums