ザ・カミング・グラス(The Coming Grass)
ポートランド出身で、NYでの活動歴とメジャー契約の経験も持つシンガー Nete Schrock を中心としたルーツィーなロック・バンド。もう一人のシンガー、サラとのツイン・ヴォーカルがバンドの看板。パンクのテイストと 60年代末期を思わせるビート系のフィーリングを併せ持つのが特徴です。曲によってはもろバーズの「霧の8マイル」風もありで、フラワーミュージックっぽいのはこれは確信犯だぞと感じました。

半覚醒感覚を伴うフラワーロック・テイストもあり
The Coming Grass / Transient(Out of Stock)
60年代末期のサンフランシスコにワープしたような気分になる
ファンタスティックな曲調と、それでも俺達はルーツ系だよって
言っている感じのアレンジになかなかの面白さを感じます。馴
染むまではややポイントに焦点が絞りにくい音作りなのですが、
その混沌とした世界が意図して出来上がっているのか偶然な
のか区別が付きませんでした。新時代に於いて原点回帰的な
音を目指している人たちとすると60〜70年代的な音に彼らの
イメージの原点があるのは確かなようです。楽しみなバンド!

2002 USA Velvet 'Ed Music


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