セドリック・ワトソン:コーリーレデット(Cedric Watson : Corey Ledet)
いつも自分でコメントや枕を書いていますが、今回はマイケル・デューセがセドリック・ワトソンに寄せた言葉を自分なりに愚訳したのを記してみます。  曰く〜〜 将来に向けて我々のルイジアナ・クリオールの文化の伝承を推進することはなかなかの難行であるようです。しかし、セドリックのように人生を音楽のために生きてくれればそれはたやすいことかも知れません。彼自身のためだけでなく、クリオールの文化を受け継ぐ人々のアイデンティティ確立と保存のためにも、これらの歌は可能性における生命の真価の最も初期のふれあいとなることでしょう。マイケル・デューセ 〜〜ってな感じです。

appleJam特選Cajun/Zydeco
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New Orleans Club 2019年度対象会員様限定盤
スピード感と重厚感を兼ね備えたいぶし銀ザディコが充満
Corey Ledet and His Zydeco  Accordion Dragon CD \4,000税込
前作のキャッチコピーにシーン的VIPの貫禄充分と書きましたが、それは本作でも改めて実感。疾走感の中に漂ういぶし銀の重厚感が光ります。それもきらきら光るというのでなくあくまでつや消し感を伴う渋く鈍い輝くが特徴。もしかしたらもう40代、50代になっているかも?で、その分貫禄が増して当然ですが、それでいて印象としては今も2006年盤で初めて聴いたときのまんまのイメージが脳裏にあるのが不思議。曲によって非常に変わった音のアコーディオンも鳴らしていて、そこにかぶるやはり変わった音のラッパがまた印象的。時に心なしクォータ分ピッチを上に外したトーンで歌ったり鳴らしたりは、恐らく初期のヴィンテージケイジャンの手法を踏襲しているものと感じます。それがまた独特のニュアンスでくせになりそう。
2018 USA Independent
★★★★★

奏者としてもクリエイターとしても質実剛健、自他共に認めるシーン的VIPの貫禄です
Corey Ledet Do You Want More? CD (Out of Stock)
本作ではギターにリル・バック・シニガルの起用が特筆。カッティンひとつにも現れるそのブルース・フィーリングが何とも職人の域ですが、ちょっとしたソロにも感じるブレード系ギターの魅力はここでも健在#4.My Soul の 2分37秒からのワンショットでもそのフィーリングは伝わるかと。本作ではレデットのこだわりからか#3. Oh Yaill と  #7.Oh の耳ではギターとベースの有無の違いしか判らずじまい。でも#7.で誰もがベースもしくはギターを持ち出してきて弾くことが出来るマイナス・ワン的な遊びが出来そうだと感じました。ザディコのベースって簡単そうで以外とノリが難しいですが。個人的には#9.Zydeco ChaChが特にお気に入りに、曲間にちょびっと顔を出すリフ部分がチャーミングです。
2010 USA Independent
★★★★★

06年盤で感じたコーリーのサムシング・エルスはやっぱりそれが本質だったんだ
Corey Ledet A Matter of Time CD(Out of Stock)
今まではセドリック・ワトソンとの共演者という形で聴いてきた極上アコーディオンでしたけど、これで初めて彼自身がリーダーとしての、それもはっきりとザディコ色の強い作風で楽しむことが出来ることになりました。セドリックの06年作でも感じましたが、コーリーのアコーディオンはザディコ・スタイルでより真価を発揮する模様です。ここでは鮮やかにマルチな才能を浮き彫りにするコーリーですが、スクラブボードにはキース・フランクの弟Brad Frank も友情参加。スピード感と歯切れ良さ満点のフレッシュなザディコで一杯、フィドルがないだけでこんなにもイメージが変わるかという驚きもあります。全曲がナイスな中、試聴用には#7.Moi Femme C'est Fouを置きます。自然と心が浮き浮きしてくるでしょう?(笑)
2009 USA Independent  bb's Recommendation2009
★★★★★

Corey Ledet - accordion, bass, drums, scrubboard, triangle, vocals
Brad Frank - scrubboard
Danny Airhart - lead/rhythm guitar, harmony vocals

特にクリオール・サウンドが判っている人でなくても心地よく聴けるケイジャン・フィドル
というより以上に、この人は何かとってもビッグで重要な演奏家になりそうな気がします

Cedric Watson S/T CD (Out of Stock)
コーリー・レデットとの共演盤を聴いたとき、至極オーセンティックなケイジャン・フィドルとしての音と同時に、何かがとっても新しい感じが何とも素晴らしくて、その時はあえてNOCの方のお客様にぶつけてみました。それから早二年、今度の作品にもコーリーは居ますが作りとしてあくまでもセドリックのソロ作として完成させた感じ。さらにはより多面体的なケイジャン・サウンドの確立を目指したのか、王道の雰囲気を残しつつもエレベやエレキを多用し実に色彩豊かな作品に仕上げています。特に最高に心地よいケイジャン・ロックとして耳に届く#12.La Vielle Chanson De Mardi Gras はかつてハマリにハマって今も抜け出せないでいる、Ashley Hayes が歌うKevin Naquin の盤以来の興奮を思い出し。あと一発目#1.Cochon De Lait も抜きん出て素晴らしい曲。ラスト#15.終了後、time9:29からの隠しtrackもお聞き逃しありませんように。ちなみにこの人、Pine Leaf Boysの主要メンバーであることを、bsr誌82号のはたのじろう氏の記事(p.80)で知りました。なんと、そうダッタン人の踊りだったんですね。(古代のおやじギャグデス)
2008 USA Valcour Records VAL-CD 0004
★★★★★ bb's Recommendation 2008

Cedric Watson - fiddle, accordion, vocals
Jermaine Prejean - drums
Eric Frey - upright bass, banjo, electric bass
Chas Justus - electric/acoustic guitar
Jeffery Broussard - electric bass
Corey Ledet - scrubboard, triangle
Anna Laura Edmiston/Kelli Jones - background vocals
Joel Savoy - lead guitar #7

ジャグバンド風のザディケイジャン・チューンもあって何かがとっても新しい感じ
Cedric Watson : Corey Ledet Goin' Down Louisiana CD (Out of Stock)
パッケージの写真で見る通りのケイジャン・フィドルとザディコ風味も醸すアコーディオンの共演。至ってシンプルな編成の中に一種ジャグバンドを思わせるようなリズムが絡むのが特徴です。曲によっては戦前から伝わる伝統のスタイルそのままのケイジャンもあれば、何かがとても耳に新しいミクスチュアー的な要素を感じる部分もあったりします。本来は南西ルイジアの音楽ではありますがそのミクスチュアーぶりであえてニューオリンズ・クラブのお客様の方にぶつけてみたくなりました。「Black Snake」や「Let's Good Time Roll」等のもろブルース・チューンにもそそられます。
2006 USA Valcour Records VAL CD-0001
★★★★