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デニス・ラサール
もう1枚、感激の発掘盤アーマ・トーマスの「フルタイム・ウーマン」と並んで個人的には今年度最高峰のレディ・ソウル復刻盤
Denise LaSalle Making a Good Thing Better CD \2,400(税抜)
1971年から76年にかけてデニスがウエストバウンドに残した全シングル26曲をコンプリート収録したアルバム。サザンソウルの中でもメンフィス系が大好物の私の場合、HiやStax特有の横揺れグルーヴには最初のワンタッチで昇天してしまうのですが、ここではウィリー・ミッチェルがプロデュースした#3.Trapped by a thing Called Love なんかがその典型です。個人的に言い換えればウィリー・チューンという名の甘い罠ってな感じでしょうか。実を言うと私自身のデニス初体験はこれよりもう少しあと、ディスコ全盛時代に聴いたもっとロックっぽいサウンドだったのですが、元々アン・ピープルズやグエン・マックレイなんかが好きだったせいもあって、後から聴いたこの時代のデニスは文字通り電撃百万ボルトの衝撃でした。何でもない感じの曲が大好きで#6.the Deeper I Goなんか聴いていると無性にもう一度この時代に戻りたくなってしまいます。先日もたまたま古い邦画で、70年代の新宿駅西口ロータリーから青梅街道付近の光景を相次いで目にしたとき、突然頭の中にウィリー・ミッチェル・サウンドが鳴り響いてしまいました。始発時間まで新宿ロフトやディスコで徹夜したあと友達を駅まで送ってから自分は西新宿4丁目のアパートに帰るといった生活をしていたせいか、古い映像がスイッチになってそういう瞬間が脳内に蘇るようです。もとい、このアルバムもまたソウルとブルースを区別しないで聴く人には特に直撃弾になると思います。
2013 UK ACE CDSEWD-152
★★★★★

※アーマの「フルタイム・ウーマン」はこのあと近日中にupします。乞うご期待♪