デニス・マリー (Dnis Marie)
多分ジャケットに写っているギターが愛器なのだと思いますが、珍しくテナーギターを弾くニューオリンズの女性SSW。彼女の歌声を初めて聴いたときの印象はまるでジャネット・クラインと山下久美子をミックスしたかのような印象だったのですが、何度も聴くうちにそれは誰にも似ていない彼女自身の声として耳に届くようになりました。聴く人によってその最初の印象はその方が良く知っているアーティストに似て聞こえるかも知れません。控えめに絡むトランペットが実に良いアクセントになっていて、それがデニスの非凡さをより強調している気がします。さらにはガットギターで John Rankinが参加しているのも作品全体をヨーロピアン調に上品なイメージにするのに大いに貢献したと思います。

ユーロ・フィーリングもブレンドした感じ、ユニークなルーツ系SSW
Denise Marie / Message from Aphrodite \2,625tax in

例えばアニー・デフランコに代表されるような、カレッジチャートで先に注目を
集めるようなそんなタイプのSSW。ニューオリンズ在住ですがそのライヴ活動
はかなりアクティヴで時にはヨーロッパ遠征にも出かけるとのこと。同じカント
リー系でも彼女の場合はもろアメリカン・ルーツではなくて陰影を含んだバラ
ード等では浮かんでくる場景がアメリカ南部でも西海岸でもなくヨーロッパの
片田舎に似合いそうなそんなフィーリングを感じます。デニスのテナーギター
とジョン・ランキンのガットギターの絡みが特に印象的、一部ライブ録音もあり
ますが、拍手が鳴るまで気が付かないくらい全体の録音バランスが良いです。

2004 USA Little Hummingbird LH-003


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