Blues
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ダグ・ジェイ(Doug Jay & The Blue Jays)

ノリノリのロッキン・ブルース・ハープとガレージ系のギターがもう最高!
Doug Jay & The Blue Jays Under the Radar  CD \2,580tax in
フロリダ生まれでその後米西海岸での生活を経て、今はドイツに
暮らすブルースマン、ダグ・ジェイ。日本人にも一発でそれと判る南
部男っぽいニュアンスを感じさせる歌が特徴的で、アルバム全体を
包む判りやすいロッキン・ブルース・サウンドが何より魅力。例えば
#5.Without Love.の歌謡曲的シンプルさはまるで日本のゴールデン・
カップスのレパートリーのように聞こえます。前作での桑田っぽさに
続き、ブルースには意外と日本の歌謡曲との接点があること気づか
されます。ラスト#14.は真夏の湘南ビーチで聴きたいインストチューン。

2007 Germany  CrossCut CCD-11094 デジパック仕様
★★★★

まるで我らがサザンかと思う、湘南サーフ&ガレージ系ブルース・チューンも有り
Doug Jay & The Blue Jays Jack Pot CD \2,580tax in
触感は違いますがこれはドイツ発の米独混成「Little Charlie and The
Nightcats」みたいなバンド。 リーダーはシンガーでブルースハープ吹き
のダグですが耳にはド迫力のギターが圧倒的な音圧と存在感で迫って
きます。一方、その分厚い響きのギターにも負けていないのがダグのア
ンプリファイド・ハープで、この両者のバトルが始まると一気にテンション
が上がる感じ。特に1〜2曲目などは可能な限り爆音で聴きたい曲。
特筆は#6と#13のサーフ&ガレージ系ギター、中でも#6はそのままで
もろ湘南サーフ&ガレージ系サウンド。日本人には特に嬉しい曲調。

2005 Germany  CrossCut CCD-11083 デジパック仕様
★★★★★

Doug Jay
ブリブリにご機嫌な西海岸ブルース・サウンドをしたバンド、リーダーでシンガー&ブルースハープ奏者のダグは1953年フロリダ州ペンサコラに生まれ、その後各地を転々とした模様。1990年にはカリフォルニアに住まいを移し、同時に欧州をも股にかけた活躍が始まります。現在はドイツにも家があるという人で、恐らくバンドのメンバーは全員ドイツ人かなと思います。抜きんでて凄いのはギターのクリストフ、時にサーフ&ガレージ系も有りのソリッドでダーティでファットな音に理屈抜きにしびれます。バンド全体が一つの塊になって聴く者めがけてぶつかってくる感じが凄いです。

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