ドクター・ゾグ (Dr.Zog)
最初聴いたときは、何でも有りのジャムバンド風にちょっと面食らった部分もあったのですが、ゾグがポートアーサーの出身で活動地がオースチンと知って何となく納得するものがありました。ルイジアナと国境を挟むポートアーサーなら、もろにルイジアナ音楽の影響も受けて育ったはず。そんな中で育まれたのが彼のこの何でも良いとこ取りの精神かなと思いました。彼の場合はあくまでも歌がメインで、インストによるアドリブが中心のジャムバンドとは一線を画していますけど、発想の自由さは似ていると感じました。まさにボーダーレス、特定の地域の音に固定しないのが特徴で、音から受けるイメージは原色で彩られた世界。ラテン・パーッカッションが活躍するファンク・ビートには如何にも今のオースチンを象徴する全角打法的なスタンスをしています。

ポートアーサーから恋したルイジアナは、ざりがにファンクに擬態した模様
Dr.Zog / The Electric Crawfish Boil \2,933
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同じルイジアナ・ネタでもこれはいつもの探検隊とは趣が全く異なります。
ほぼ全編がラテン風味を基調にしたファンクビートでスピーディーな展開。
サックスのソロだけ聴いてるとN.O.のジャムバンドかと思いますけど、根っ
こにはしっかりとルイジアナへの憧憬が溢れていて、それは特にアコーデ
ィオンが活躍するケイジャン〜ザディコ風の曲に顕著。もろザディコにしな
いところが確信犯的なアレンジと思えます。ちょっと今までにない感覚の
バンドでかなり新鮮に聴けると思います。#8なんかオルガンが主役のク
ールなN.O.ファンクでゾグのハーモニカが大活躍します。面白いです。

2003 USA Zog Music


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