アーマ・トンプソン
極めて良質のピアノ作品を新録で送り出しているマニアックなシカゴのレーベル、サイレン・レコードの中にあっても、生前特に輝いていたジャズ・ピアニストがこのアーマ・トンプソンその人でした。2004年盤では洒落た選曲を元にベースだけを相棒にしたドラムレスのデュオ編成が大きなポイント。小粋にスイングする生ピアノほどかっこよくお洒落なものはなく、このアルバムはその一点をピンポイントで突いた作品と言えます。2曲のみに加わっているテナーがとてもいいアクセントになっていて、全体の構成も非常に練ってあります。 〜〜と書いたのが2004年某月のこと。 2007年秋に新録でリリースになった "Madam Queen"ではそのとき共演したグルーヴィーなテナーマン John Brumbachと、もう一人のシカゴ・テナー Ari Brownも加わった実にゴージャスなテナーの二管フロントによるゴキゲンにスインギーなブルース・アルバムとなっています。アーマは2009年春に惜しくも亡くなっています。

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アーマ・トンプソン(Earma Thompson)
マイルド・テナーとスインギーなピアノが織りなすクール・ブラック・ジャズの世界
Madam Queen Earma Thompson,Ari Brown,John brumbach CD \2,480(税抜)
ブルージーなジャズや小粋にスイングしているコンボ・ジャズが大好きな方は決してこの作品を見逃さないでください。アーマの前作をご購入の方には説明不要のこの至福感、今回はさらにダンディなツイン・テナー参加の五重奏団編成。まさに最強のクインテットです。冒頭#1.Next Time You See Meのゴキゲンな滑り出しに加えて表題曲#2.Madam Qeen でのアーマのツボにはまるピアノのクォンタイズ感は必殺のタメ弾き直撃弾です。さらに #6.Sunny 及び#7.Trouble in the Day Room で織りなすテナーのグルーヴ感はR&Bシーンと長屋住まいのジャズだからこそ生まれ得る要素。宇宙のアルゴリズムにも匹敵するこのパワー、アーマがジャズを弾くようになったのは結婚後からということなのですがこのノリ、センスはもともとジャズ弾きだったとしか思えません。アーマは2009年春に惜しくも他界しています。
2007 USA Sirens Records SR 5015
★★★★★

Ari Brown - tenor sax
John Brumbach - tenor sax
Earma Thompson - piano
Yosef Ben Israel - bass
Wilima "Bugs" Cochran drums

ジャズ・スタンダードを小粋に聴かせるドラムレス・デュオ、抜群の内容!
Earma ThompsonJust in Time CD \2,480
(税抜)
歌心の判る極上ピアニストの演奏、この人が実はピアノを始めたのが随分遅くなってからのことというから世の中面白い。まさにピアノを弾くために生まれてきた人という印象が濃いこの総ナイスなジャズピアノ・アルバムはその録音のクオリティでも倍凄い。芳醇な響きと適度なふくらみと暖かみ。それらを見事にキャッチ、ウッドベースとのデュオで奏でるスインギーでお洒落なピアノは貴方を至福の境地へと誘います。2曲で参加しているテナーも抜群、全体の構成も完璧です。
2004 USA Sirens Records SR 5008
★★★★☆

Earma Thompson - piano
John Whitfield - bass
John Brumbach - tenor sax (4,7)