appleJam特選 BluesMusic
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BluesClub 2018   会員様限定 廃盤蔵出し選盤
世界廃盤の今だからこそ!の、蔵出しリバイバル選盤
しみじみと大切にしたくなる歌で一杯
代表作たり得る素晴らしいライヴ盤

Eric Bibb Road Works CD \2,850+税
タイトルそのままに、ヨーロッパや全米でのツアーからライヴ・トラックを収録したアルバムです。編成も小規模で、もっともシンプルかつヒューマンなビブが聴ける貴重な作品でもあります。このアルバムでのビブはブルースマンとしてのイメージは全く無くて根っからのシンガー・ソング・ライターとしても姿がくっきりと浮かんできます。100%フォークといっても良いと思います。遠慮がちに絡んでくるフィドルが実はとってもアクセントになっていて、他のアルバムとの差別化に貢献しています。最近はこのようにフォークなのかカントリー・ブルースなのか判らないスタイルが増えてきましたけど今後益々定着しそうな予感がしています。味わい深いです。
年度不詳 German RUF Rec. RUF-1048
★★★★★

エリック・ビブ
90年代のビブを思わせる素朴なタッチに思わず自分もタイムスリップ感、JJミルトゥのハーモニカも極上の共演

Eric Bibb Migration Bluesl CD \2,400+税
父と叔父だけでなく自身の娘も音楽家という実にアカデミックな音楽環境にあるエリック・ビブ。出身はニューヨークながらも19才でパリに渡り、その後はスウェーデンで活動するようになる。1999年の、当店のリアル店舗が浜松市の都心部に出店した頃ビブの作品を日本で扱っていたのはまさに当店だけでした。ビブがスウェーデン在住のため初期作品の入手がとても困難で、タワーやディスクユニオンでも見なかったとして全国のコアな音楽ファンから通販の注文が集まっていました。そのビブがブルースフェスで来日すると知り、会場で直接CD取引の交渉をしようと思い立ったものの、いざ当日は同時来日のボビー・ラッシュのステージに飛び入りした流れからついにビブと話をする機会をなくす。人生、何処でどう展開するか判らないという典型のような一日でした。それでもドイツのRUFから出ていた分はそのRUFと直取引した際に仕入れることが出来ました。さらに後にはBSMFレコードがビブの作品を国内に供給、今に至る由。本作は90年代からのそんな様々なことを思い出す、内容的にも原点回帰した感じの仕上がりで#11.では一瞬タジ・マハルの顔が浮かんでくる瞬間も。2001年に書いた私のコメント 〜〜 当初からタジ・マハルのフォロワーという括りで紹介されがちですが、実際はかなりアイリッシュ・トラッドなストリング・バンドみたいなこともよくやるし 〜〜 という姿が本作でもちらほら。ついつい目が天空を遠くを見る目になってしまいます。
2017輸入盤
★★★★★

キング牧師へ捧げる形でその実ブルースという絆で繋がっている人々にも発信している気がする作品
Eric Bibb Blues Peoplel CD \2,300+税
まるでロビー内の人いきれを避けるかのようにそっと一人カップを手に壁にもたれかかっていた静かなるエリック・ビブの姿を今も鮮明に覚えています。その瞬間の私はというと、当夜新宿パークタワーのステージでボビー・ラッシュとアドリブのショーで一緒に盛り上がった余韻を全身に残したまま、当のボビーのハグハグ攻撃を受けていました。後にその夜私がステージで連発(連呼)したフレーズがそのままボビーの次回作のトップを飾る曲の名前になっていたことも併せて新鮮な記憶です。ちょっぴりエロくて楽しいボビー・ラッシュのファンク・ブルースと、とても理知的で吟遊詩人的な味わいをしたエリック・ビブを同じ日に楽しめるのも新宿パークタワー・ブルース・フェスの醍醐味でした。その頃はまだ日本では当店とamazonくらいしかビブを扱っていなかったにもかかわらず、凄くアットホームな雰囲気の会場内は自然と彼の呼吸と一体化していくのでした。アコギの響きの最高に柔らかかったこともパークタワーの特徴で、ライヴ盤化しておけば今頃は世界的な裏名盤の一枚になっていたかも知れません。本作ではルーシー・フォスターやタジ・マハル等の最強ゲストの活躍も特筆、とってもソウルフルな味わいをした#9.Dream Catchersなんかビリビリと電撃が走る仕上がり。プロデュースにUKソウルシーンで名の知れたグレン・スコットが当たっていることの意味が大きいと感じます。何となくカントリー・ソングっぽい雰囲気をした#15.Where Do We Goは、直接歌の内容とは関係なく今や四季もなくなり何時が春だか夏なのかも判らなくなってきた惑星「地球」の住人の一人として、ここから先、どんな風景が私たちを待っているのかなぁなどと思いを馳せてしまう瞬間。アルバム・タイトルが20年近く前に私が初めて作った趣味のホームページと同じ Blues People なのがちょっぴり嬉しかったりも。
2014 輸入盤
★★★★★

可能性とか希望とか夢とかいうものは諦めない方がいいんだよって言っている感じがします
Eric Bibb Deeper in the Well CD (Out of Stock)
エリック・ビブのことを思うと、同時に鮮やかに蘇るシーンがひとつある。それはかつて彼が初来日した時のパークタワーのロビーでの光景です。当時自分の店を出したばかりの私はビブと直接取引したくてロビーを唯一最大の交渉チャンスと考えていました。でもその日会場内の最前列シートに居た私をたまたまボビー・ラッシュがステージでの即興演出に駆り出し、ショーの仲間入りをした私はそのまま勢いでステージ上のダンサーを肴にボビーと一緒に大変に盛り上がってしまいました。(詳細は当店のボビーのページを参照して下さい)ショーの後、ロビーではボビーとハグし合い実にハッピーなひとときを楽しんでいた私はそのときすぐ側にエリック・ビブが居るのに気がついていたのですが、知的にそっと遠くを見つめる感じで壁に一人でもたれているビブに声をかける勇気が湧かず商売のチャンスをひとつ諦めた次第。酔っ払った状態でエリックに取引の話を持ちかけてもきっと彼は困惑したに違いない。とにかくその日からちょっと遠い存在になってしまったのがエリック・ビブ。ここにはその日のステージで感じた柔和だけど力強いビブがそのまま充満しています。#2.Dig a Little Deeper in the Well は井戸をもう少し掘ったら水が湧いてきたのに、って歌っているように聞こえて、当日私も諦めない方が良かったのかななんて思う瞬間。
2012 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2275
★★★★☆

ビブならではのワン・アンド・オンリーの世界が拡がる絶品中の絶品!
Eric Bibb Painting Signs CD
\2,480+税
着々と自己の世界を確立しつつあるエリック・ビブ。当初からタジ・マハルのフォロワーという括りで紹介されがちですが、実際はかなりアイリッシュ・トラッドなストリング・バンドみたいなこともよくやるし、きっと彼自身は自分のやりたいことをやってるだけだと思います。今回のアルバムはポップス・ステイプルに捧げると明記されてはいますが、彼をブルースマンと見るか、シンガー・ソング・ライターと見るかで評価が割れそうなのが例えばジミー・リードの"Honest I Do"で、ここでビブが素材としてこの曲を気に入ってやっただけと受け止めると凄く判る気がします。アルバム全体がそんな流れです。
2001 German RUF Records RUF-1071
★★★★★
収納棚CD2

どのアルバムも絶品の中で、さらに一際光っているアルバム
Eric Bibb Home to Me CD \2,480+税
冒頭のキャッチーなリズムはまさにアルバムのトップを飾るに相応しい曲調で、これだけでもこのアルバムを買っちゃう方がありそうですが、ビブの本質はやはり最後の"Bring it on Home to Me"にあるような気がします。サム・クックの代表曲を彼はここで全くの自分の曲にしてしまっています。アコーディオンとさりげないスライド、その他一種ストリングス・バンド風に仕上げてこれはビブ本人も大満足の仕上がりだったに違いないです。このアコーディオン、彼の奥さんが演奏してるんですね。これ1曲だけでも価値がありますが嬉しいことにアルバム全体がこのクオリティを保っています。文句無し最高のアルバムと言えそうです。
1999 German Ruf Rec. RUF-1036
★★★★★
収納棚CD2

生で観たビブがそのまま詰まってる感じのアルバムがこれ
Eric Bibb Me to You CD
\2,850+税
エリックのステージを一度見る機会があったのですがその思索的な風貌そのままに、とてもポエミーでフォーキーな弾き語りが印象的でした。ピートー・シーガーに強くリスペクトを抱いてるという話を聞いたことがありますが、しっかりブルースのルーツを持っている点は強調しておきたいです。歌・ギター・曲作りの三拍子揃った非常に才能豊かなシンガー・ソング・ライターだというのは彼のアルバムを1枚でも聴けば納得です。奥行きが深く陰影があって、アカデミックでさえあります。お薦め!
1997 German CODE BLUE 20444
★★★★
収納棚CD2

淡さと清らかさに満ちあふれた歌で一杯
Eric Bibb Just Like LoveCD\2,850
+税
ビブのアルバムの中で最もシンプルなイメージの作品。淡々と歌う様には時の経つのを忘れ、まさに忘我の境地に誘われてしまいます。バンドも入ってるのにそれを意識させない程度のサポートであたかもソロの弾き語りを聴いてる気分がします。トラッドとオリジナルのバランスも良くて吟遊詩人ぽい感じが良く出ています。素朴ながらも曲によって効果的な楽器の使い方がアクセントになっていて最後まで飽きることがありません。さすが!
年度不詳 Sweden Opus 3 CD-20002
★★★★
収納棚CD2

ブルースを感じさせつつ明らかにビブの世界になっているアルバム
Eric Bibb & Needed Time Good Stuff CD
\2,850+税
ちょっとしたストリングス・バンド風でもあり、しかし根幹にはしっかりとブルースがある作品。この作品登場後くらいら注目度も上がり、シーンでの評価も高いアルバムです。既成の音楽的概念では彼を捉えにくいかも知れませんが、ピュアなもの、形に捕らわれない感性を持った方なら一発でお気に召すはずです。一般的にもカテゴリー的にはブルースですが、実際の中身はエリック・ビブ自身の描き出す世界が表現されていて幅広い方に愛されそうです。お薦め!
1997 Sweden Opus 3 CD-19603
★★★★
収納棚CD2

この方向で行く、と決めた気持ちがそのまま音になっている感じ
Eric Bibb & Needed Time Spirit & The Blues CD
(Out of Stock)
録音年度が不詳ですが、ライナーに94年の日付でビブのサインとメッセージが添えられています。まさにストリングス・バンドと言える編成で、ブルースというよりアメリカン・ルーツなフォーキー・サウンドといった方が相応しい気がします。彼が弾くとリゾネーターも一種独特の響きをかもし出すのが特徴でこれが結構耳に残ります。繊細な感じと根のある確かさが同居した、不思議な暖かみを感じるヒューマンな作品。やっぱりビブの世界はひと味違います。お薦め!
1994 Sweden 3 CD-19401
★★★★

アヴァンギャルドさが異風でもある妙に気になるアルバム
Cyndee Peters : Eric Bibb CD \2,850
+税
これは二人が共演しているわけではなくてそれぞれの過去のアルバムからのピックアップで構成した企画アルバムです。シンディの8曲はトラッドソングをジャズ風にアレンジしたちょっとアヴァンギャルドな作風、エリックの4曲はオリジナルとトラッドが2曲ずつですが、やはり他の作品とは趣を異にしたフリージャズ的なアレンジで聴かせます。かなり面白いです。
年度不詳 Sweden Opus 3 7706
★★★★
収納棚CD2