エリック・リンデル(Eric Lindell)
強烈な個性を発揮しているニューオリンズ系のロッキンSSW。曲作りとアレンジのセンスがいずれもピカイチで、少々レイドバックしたサザン・ロックを基調にファンクからレゲエ、さらにはBlue Note風のファンキー・ジャズ・サウンドまで飛び出したりします。ホーン・アレンジにも個性を感じますが、それ以上に全曲が個性のかたまりです。何よりもその特徴あるヴォイスがリンデル特有の最強人間ウエポン、この人はこれからも徹底的に追いかけて行きたいと思います。以上、2002年某月記

"Tragic Magic" では往年の西海岸ロック風に迫りますが、これはリンデルが60年代末期に西海岸のサンメテオに生まれた人だということと、きっと関係あるかなと感じています。 (以上、2005年某月追記)
何と何と遂にリンデルがシカゴ最大の進行形ブルースの牙城、アリゲーター・レコードから全米デビューを果たすことになりました。そのアリゲーター第一弾となった "Change in the Weather" で見せた変貌はまさに驚くほどにプロデュース面にその差が現れています。適度な隙間が残してあった初期の三作品とアリゲーターのやや過剰なくらい完璧なプロ仕様のアレンジ・・・・隅から隅まで沢山の楽器の音で埋め尽くされたアレンジは全くの別人かと思うほどの違いです。何はともあれ限界なきリンデルの発展を願う今は心境です。以上、2006年某月記

近年アリゲーターを離れて作るアルバムにはまた昔のリンデルを見る思いに加えて何かがさらにもっと新しい音になっています。以上、2011年6月記

appleJam特選 AmericanaMusi
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対象会員様特別限定盤
お客様からの報せで何とかごく少数のみ入手することが出来たリンデル達のもの凄いライヴ盤
Eric Lindell,Ivan Neville,Stanton Moore,Robert Mercurio
Dragon Smoke
Live in Sanfrancisco Vol.2 CD-R (Out of Stock)

リンデルがこんなの出してますが、という一報を頂き何とか一回限りで入手することが出来ました。Vol.1を入手出来なかったことと、会員の方への限定盤になってしまったのが残念ながらもとにかく過去味わったことがないリンデルの側面というか、まさにこの面々だからこその異次元宇宙が拡がっているのです。いずれも単独で看板が張れる強者揃い、四人でのユニット名がちゃんと付いていることからももしかしたら今後もまたこの面々が集うことがあるのかも知れません。ニューオリンズものにありがちなヘリテッジ・フェストでのライヴではなくサンフランシスコ収録なのが如何にもリンデルらしく、シスコとシティは姉妹都市だったかなと思うくらいここでも自然に土着の音として四人のサウンドが展開します。ヴォーカルはリンデルとアイヴァンが交代で歌う中、9分近い大作#3.Padrock や 10分超の大型メドレー・チューン#9.Slipping Into Drakness〜〜などが惜しげもなく展開。同じく10分超の熱血大作 #11.It's Pitty ではリンデルが意外なくらいファンキーなギター奏者であることを再認識するまさに壮絶ギターソロの弾き倒し!いやぁ、ほんとにこれは凄い。
2013 USA Independent
★★★★★

Americana Club
08年盤に付けたキャッチコピーを今一度使います♪一曲一曲が独立した個性を放っている点が如何にもリンデルらしい意欲作
Eric Lindell I Still Love You CD (Out of Stock)
時の経つのは速いもので、当店が初めてリンデルを扱ってからもう10年が経ちました。同じインディーズ盤ながらも本作からぐっと作りがモダンになって、まず驚いたのがCD内にフラッシュプレイヤー毎 8分の短編映像トラックを収納し、誰でもパソコンで映像を見られるように作ってあることと、逆にCDの楽曲トラックの部分はファイルがブラインド仕様になっていて、つまりはここに試聴用音源を置くためのリッピングもすることが出来なくなっています。アナログ変換で試聴音を作成することは出来るのですが、どうもリンデル自身がそういうのを好まないような気がしてきて今回はここに試聴音を置くのをやめました。そのことはともかく、3曲でゲスト参加しているアンソン・ファンダ-バーグのギターがとても地味に渋くて思わず別人かと思うくらいです。基本的にアップライト・ベースとピアノが小気味よく、ピチピチ跳ねる感じとふんわりとした浮遊感とがセットになって、いつも以上に玄人好みの仕上げになってます。アリゲーター時代の音は希薄でもとより10年前の彼でもなく、ここではここでだけの今のリンデルが10曲分収録されていてまだまだ彼の真価も進化中という構図です。
2012 USA Sparco Records008
★★★★☆

違ってたらゴメンナサイ〜〜
3台ある当店のPCにはいずれもフラッシュプレイヤーがもともとインストールされているのでそれを確かめてはいないのですが、多分このCDはCD内に仮想のクラウド空間を作ってあってそこにフラッシュプレイヤーをオートラン出来るよう仕込んであるのだと理解しました。その理解が間違っていなければきっとここから先の時代はユーザーがいちいち必要なツール(アプリ)を自分のPCにイントールしなくても、観たいソフトの中に同様の仮想のクラウド機能があればその盤に収録されている様々なコンテンツを楽しむのに不自由しないということですよね。リンデル自身、もしくはリンデルのブレーンがきっとそういった先端分野に詳しい人なんだと思いつつ、きっとこれからも自分の作品で色んな驚きをもたらしてくれそうな気がしています。

ニューヨークのMCレコードから新装再発なった10年盤と11年盤の2枚組
Eric Lindell West Country Drifters 2CD \3,850+
入荷して現物を見るまですっかり新譜だと思っていたら、何とこれはそれぞれ既発の"Between Motion & Rest"と "Cazadero"を新装ジャケットで2枚組にした盤でした。フェンダーのスーパーリヴァーヴにもたれかかるヴィンテージっぽいSGの写真とか、愛情を籠めた作りは単に再発というのではなく、恐らくはそれまで都市部で入手困難だった絶品の2作品を普通にニューヨークやワシントン等で買える盤にするためMCレコードのマークさんが名乗りを上げた結果と推察します。ですので今からリンデルを購入する方は絶対こちらの方がお得という格好。それにしてもほんとに南西ルイジアナやニューオリンズ産のインディーズ盤を都市部で買うのは大変のようです。実際、アメリカ在住の外人の方から当店に注文がくるくらいですから…。
2011 USA Sparco Records
★★★★★
(収納棚CD9)

Americana Club
シンプルに軽く作ってもクールにヘヴィなのがリンデル・サウンド
Eric Lindell Cazadero CD (Out of Stock)
時の経つのはホントに早い、初めてリンデルを扱ってから既に10年近いことに気がつきました。途中、シカゴのアリゲーターに所属してからはややリッチ&ゴージャスな音作りでしたが、最近はまた昔を思い出すクールなインディーズ盤そのもの。前作同様、短編小説って感じの10曲全28分という軽量級のアルバムですが、それが耳には充分にフルアルバムの満足感を残します。一曲目#1.Sentimental Loverでは何と大御所Delbert McClintonがハーモニカで参加、いい友達を持っている人です。本作は全曲アップライト・ベースを使用している中その #1.や#4.Bow Wowはまさに箱ベのスモールコンボならではの音作り。高性能オーディオ愛用の方はゾクゾクッとくる"隙間"を残したショットが多く、これは意図的にそうアレンジしたなと感じます。きっとリンデル自身がオーディオ・マニアなんでしょうね。だからこそ前作でアナログ盤も出したのだと。個人的には#9.West Country Drifter が最高のお気に入り、リンデルはリズムさえあればOKという感じが実にナイスです。
2011 USA Sparco Records
★★★★☆

LPとCDのセット商品(オレンジ色の特製カラーレコード)
リンデル初のアナログ盤リリースは、初期リンデル風の土から作った感が大きな特徴、8曲同内容収録のLP盤とCDは両者を聞き比べるお楽しみもあるOK牧場なセットです
Eric Lindell Between Motion & Rest  Vinyl+CD (Out of Stock)
今作であえてアリゲーターから離れての吹き込みだということと、それをアナログ盤で出したというこの二つの事実。そこには必ずや何らかのこだわりがあったはずと思っていましたら、どうやらこれはシンガーで盟友のピーター・ジョセフの提案に基づいたレコーディングだった模様です。きっと元々のエリックの音楽性を熟知している友人だけに、自然に自主制作盤時代の音で仕上がってしまうのかも知れません。何処がどう違うのかと問われると言葉ではうまく言えない部分、都会っぽく洗練されてはいないアレンジの方が実はよく似合っている気がするといいますか、もしやエリック自身もそんな自分をここでは楽しんで作ったのかなという気もします。僅か8曲しか収録していないのもここにイメージ外のものを含めて見かけを膨らますよりかは、素の自分のままの8曲だけでいいと考えたのでは。CDとビニールを聞き比べでアナログ盤ならではのふくよかさがよく判る、そういった楽しみもあるスペシャルなセットです。試聴は#7.That's Why I'm Crying をアナログ盤の音CDの音との聞き比べをどうぞ。
2010 USA Sparco Records
★★★★☆

エリック・リンデル
スタントン・ムーアのドラムにジミー・カーペンターのサックスも【e】、21世紀の新型カントリーロック
Eric Lindell Gulf Coast Highway  CD \2,390+
日本での輸入元であるスーパーストップ社の資料には、デビュー3年目の若手アーティストにも関わらず新人と呼ぶのがためらわれる実力だと書いてあるのですが、それは彼のキャリアから言えば当然なのです。判っている限りでも2002年のCDデビュー作から既に7年目の中堅アーティスト、決してリンデルは新人ではないのですから。それはともかく、アリゲーターへ移籍後はよりキャッチーな楽曲とアルバム作りに狙いを絞ったことは確実で、想像されるセールスパワーはほぼ二桁アップ、つまり千枚規模で売っていた人が数万枚規模のアーティストになったことは確実とふんでいます。恐らくは元々彼にはそういう力があって、あとはチャンスを待っていた人。昔からのファンは当時の低予算的音作りを懐かしむ声も小さくなく、成功が意味する結果は中間でそれを見ている人間にはちょっと複雑だったりします。#6.It's a Drag に昔の面影を見る気がしつつ、今のポップな姿こそがリンデルなのだと私は感じています。新路線と感じている音の代表格は#2.Willin' And Ableのこういった音作り。いいっすよね。
2009 USA Alligator ALCD-4928
★★★★☆

一曲一曲が独立した個性を放っている点が如何にもリンデルらしい意欲作
Eric Lindell Low on Cash,Rich in Love  CD \2,390+
ニューオリンズのピエティ・ストリートのスタジオで収録された今回のアルバム、全曲がやけにキャッチーな作りになっているのが特徴!コンプレッサーの効いたキュートなギターが光るファンクチューン#2.Low on Cash、さらには日本だとウルフルズ辺りが歌いそうなタイプの曲#4.Mind You Businessとか。いずれも何処かで聴いたようなメロディで幕を開けるプリティソングたち。一方それぞれがきっちりとしたリンデル的特徴をもった曲も多く並んでいて、随所で聴けるペコペコっとしたトーンのギターもマッチング、独特の余韻を残しています。前作で掴んだ手応えが一気に花開いた感触有りで、つまりはリンデル的にはほんとは今の方が自分らしいと感じているのかも。
2008 USA Alligator ALCD-4918
★★★★☆

楽曲の調理法が根本から変わってるぞという、まさに新型リンデル第一弾作品
Eric Lindell Change in the Weather CD \2,390+
まずは祝!アリゲーター移籍のお祝いを心から彼に伝えたい気持ちです。一時として一カ所にじっとしてはいない・・という多用な音作りが売りのリンデルが、恐らく以前よりはまとまった予算と時間を得て作ったはずの初めての豪華なアルバム。これでもかと各曲に詰め込まれた音の数々、それがオーヴァー・プロデュース気味に聞こえる一方で、その絢爛さ故により多くの新しい音楽ファンに受け入れられ易くなったことは確かです。ここから先のリンデルはもはや別人と考えた方がいいのかも知れません。とくかく思いの丈やりたかったことをやれている感じが伝わる爽快さ、それが大切!#8.Sunny Dazeはもろ自主制作盤時代のリメイクで思わずニンマリ。一方この作品のイメージを伝える曲としては#1.Give It Timeが代表選手格。
2006 USA Alligator AL-4908
★★★★☆

71年頃のジェームズ・ギャングを思わせる音作り、色濃く滲むヘヴィロック色
Eric Lindell & Co.Tragic Magic (Out of Stock)
曲が似ているとか音が似ているからとかではないのですが冒頭一曲目を聴いた瞬間に私がやったことといえば、71年のJames Gangのライヴ盤を引っ張り出して聴いたこと。そこには何の脈絡もないのですが、リンデルがここで見せる呼吸というか"間"というか、さらには明らかに時代性をその音作りに籠めたと思われるギターといい、同様のオルガンといい、全ては目盛りを70年代初頭に合わせたような気がします。僅か31分でまるで長尺アルバムを聴いた気がする濃縮盤。
2005 USA Sparco Records
★★★★

サザン・ロックのノリがたまらなくカッコいいのとそれだけでない点が凄い
Eric Lindell Pietry Street Session CD-R (Out of Stock)
まず彼はヴォーカルが最高に魅力的。なのできっと何を歌っても様になると思いますけど、その歌が極上のサザン・ロックと来た日にはもうたまりません。6曲で25分少々というミニアルバムみたいな収録時間が惜しい気もしますが、その分勝負が早くて何度もリピートしてしまいます。何気なくフィルインしてくるシャッフルの#3. It's a Drag ではもろにグレッグ・オールマンぽかったり、典型的なスワンプポップ調の#6で見せる面が最も自身の素顔に近いかなとか、少ない曲数の中に濃い印象を残します。逸品です。
2003 USA Sparco 品番無し
★★★★★

幅広いスタンスで独自の世界を築いている男、これは絶対要注目の存在!
Eric Lindell S/T CD (Out of Stock)
コテコテのルイジアナ音楽ファンの方から特注を受けた際に店売り分も仕入れてみたのがこの一枚。ルイジアナをベースに活動するロッカーなのですけど、ひとつの色では描けない雑多な無国籍ぶりのニュアンスが大きな特徴です。ややレイドバックしたサウンドにファンキージャズ風のホーンやオルガンが絡む様は格別、#1、#3.#7等のもろスワンプロックは、リオン・ラッセルにもじるニュアンス。軽妙なテンポで気持ちよく展開する#2.のファンキー・チューンは妙にミュート・トランペットが似合っていてまさにワン・アンド・オンリーの世界。このアルバムのハイライトと言えます。女性コーラスの使い方も抜群で、全編に漂う妖しさにK.O.されました。
2002 USA Eric Lidell Music
★★★★★