appleJam特選 BluesMusic
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新録!RareBluesClub
フェルナンド・ジョーンズ
電磁ブラック・ロックと宇宙空間的弾き語りの、かなりユニークなミクスド・ブルース・アルバム
Fernando Jones American Bluesman CD \2,850tax in
初めて私がシカゴの地を踏んだある日のこと、それは1990年の夏でしたが、その日も
とっぷりと夜も更けてそろそろホテルに戻ろうかというとき、たまたま通りに居あわせた
フェルナンドと目があった瞬間のこと。初対面なのにちょっと待ってと声をかけて急いで
自分の車のトランクを開け、そして駆け戻ってきた彼が私の手に乗せたもの、それは
当時彼が出したばかりのブルース本でした。それから早20年余も月日が経って初めて
扱う彼のCDが本作です。実にコンテンポラリーなサウンドはブルースという以上に現代
版R&Bロックといった方がいいのかも知れません。#7.Beast なんかはまさに粒子大に
電子化された音楽成分がデジタル回路の中で飛び跳ねているような感じ。スタイル的
にアコースティックな曲#11.the Honey Boyでも何処かが宇宙的な気分がします。
一部の曲の頭に置いてあるメッセージというかキー(鍵)っぽいトラックで話してい
る内容が判ればもっと楽しめるはず。私は#14.Going Out To Hear the Blues
金属っぽさが好きになりました。余韻で勝負しているユニークな曲も有ります。
2009 USA Mysoundworx
★★★★

Fernando and Me at Chicago  1990 summer (&His Book)