appleJam特選 Blues
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安定度抜群のヘンリー、シニガルを含むザ・キャッツもごっつい魅力 |
今も進行形という事実に涙する伝統のシカゴ・ブルース・ピアノ |
サニーファンをして、ピアノもいいなぁと言わしめた一枚 |
新録!RareBluesClub 直近の約10年間に録り溜めたコリトアがらみのセッションをシリーズ化して出す計画らしい… Henry Gray & Bob Collitore Sessions Vol.1 CD (Out of Stock) ヘンリー・グレイは、とある日本人女性の協力を得てフランスのラストコールから仕入れていた頃と、その後はザ・キャッツのベース奏者アンディさんから仕入れていた頃と、ニューオリンズの代理店を経由して仕入れていた頃とがありますが、今回のアルバムはヘンリーがいよいよ米西海岸最強のブルースの牙城デルタグルーヴからリリースしたことで、普通にBSMFから仕入れることが出来ました。思えばそのデルタグルーヴも社屋がまだハリウッドにあった会社設立当時には当店が直接取引をしていたレーベルです。その後、もっとでかいビジネスを日本としたいと言う彼らに、当時大活躍していた日本の某大手輸入代理店を紹介したのが結果的に仇(あだ)となって私まで信用を失墜してしまったことがありました。インターネットの時代、直接その人と会ってもいないのにメールやTELだけで親しくなった相手先を安易に紹介するのはほんとに危険なことだと実感した次第。幸いにしてその後BSMFが彼らデルタグルーヴと取引を開始したことは日本のブルースシーンにとってとても明るい材料だと今も感じています。この作品がVol.1とうたっていることから続編もきっとあると期待していますが、あれは1999年頃だったか、とにかくヘンリーが元気なうちにどんどん録音しておきたいと言っていた人がいました。その時から早16年が経過御年90才になった今もなお元気なヘンリーにはほんとに圧巻。BBキングが90才で亡くなったことを思うと無性に胸が熱くなります。全曲が総ナイスな中、個人的な超熱スポットは#5.Worried Life Blues でここではナッピー・ブラウンが歌っています。2008年に没したナッピーが歌っている!ことの背景は実はこの作品というかシリーズはヘンリーとボブがタッグを組み始めた1996年からの吹き込みを温めてあったもので今回の14曲中10曲が未発だったそう。何とも嬉しい企画がスタートしたと、私もわくわくしている一人です。 2015輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2461 ★★★★★ |
新録!RareBluesClub ピアノ柄のネクタイ最高!バンダナもあったら私は絶対するゾ、なんちゃって Henry Gray & The Cats Times Are Gettin' Hard CD (Out of Stock) 2004年の途中まではベースのアンディさんを通じて直接の取引をしていたのですが、今回はニューオリンズの代理店経由での仕入れです。2002年頃は初回はおろか補充分でもあっさりとかなりの数まとまったのを思うとホントに時代は様変わりしました。今回のタイトルもなんか苦難の時代がやってきた、みたいな感じですが実際ブルースマンにとっても今は大変な時代。何とかヘンリーもアンディもこの一番しんどい時を耐えてくぐり抜けそしてまた爽快かつ豪快なライヴ盤なぞ一発出して欲しいです。#3.Come On In等、コロコロしたピアノ連打がチョーキング技に聞こえるのが凄い。 2009 USA Lucky Cat Records 1005 ★★★★ |
聴いた瞬間に、ピアノもいいなぁとつぶやいてしまう充実の一枚 Henry Gray & Short Fuse Don't Start That Stuff CD(Out of Stock) お馴染みの大ブルース・スタンダードからヘンリーのオリジナルまで17曲も詰まってるその重量感が格別。いずれの曲もかなりの手応えで気心の知れた仲間とやってる余裕が良い方へ現れた大充実盤です。バンドもかっちりとまとまっていて快感を誘います。ヘンリーのアルバムは結構バンドが豪華に響くので普段ピアノ・ブルースを全く聴かない方でも一発で気に入るという即効性がみそ、迫力もあります。 1996 France LastCall 7422468 ★★★★☆ |
ピアノ弾き語りはストーリー・テラーに通じる、そんな円熟のパフォーマンス |
こういうブルース映像を待っていたんだ、という声が聞こえてきそうなDVD Henry Gray - piano,vocals |