appleJam特選 NewOrleans'Treasure
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New Orleans Club
ジャック・ブラス・バンド
真夏の海岸に吹き寄せる砂嵐とその潮を含んだ強い風の感覚、これはハマリます
Jack Brass Band Fourth Movement CD \2,850tax in
今回真っ先に感じたのが、バンドのイメージが、というかスーザフォンがまるで
今までと違う…と思ったら今作から別人になっていました。肝の部分で人が変
わると全体の印象がガラッと変わることの典型です。でもその変化が、いわゆる
仕上がりの優劣の変化ではなく、ひたすら色が変わる方向での変化になってい
るため、今回は全く新しいバンドを聴くような耳になります。その象徴が#3. Panama
Jack
で、以前の低重心ブラスから一気に米軍ご用達のストライカー装甲車風の
軽い足回りに変化しています。さらには #5.JBB Secondline ではあたかもサンド
ベージュ一色の砂浜をダンスしながら行軍する真夏の米軍機甲師団の図。
全体の雰囲気も含めて実にユニークなバンド、文句なしの実力派です。

2009 USA Independent   bb's Recommendation2010
★★★★★

元々もしくは前作にも居た人
Adam Rossmiller - trumpet
Gus Sandberg - tenor/baritone sax
Scott Moriarity - trombone
Zack Lozier - trumpet
Andrew Gillespie - snare drum
Mike Olander - bass drum
Scott Agster - trombone

今作で新たに加わった人
Jason Parvey - tenor sax
Mike Mello - sousaphone

ちなみにLMFのサイトにあった解説を「本格翻訳6」によるデフォルト訳のまま掲載してみます。〜〜

すべては、 小太鼓のクラック、スーザホンの鳴き、それの上の鳴り響いている真鍮、 あなたに、ジャックブラスバンドが伝染性のマシンであること、群衆を立っている状態に追いやり、それらに、溝をつけるように命じるものと言います。 1999年に形成されて、彼らはミネアポリスで唯一のニューオリンズ・スタイル・ブラスバンドであり、クレセント・シティのブラスバンド伝統の大使です。 ジャック・ブラスバンドはニューオリンズ・ジャズ、同時に追加する昔のブルース、ロック、ヒップホップ、ポップ、ファンク、およびレゲエの伝統を抱擁します。 このレシピに従って、彼らはあなたの魂のための脂っこい下の家音楽のオーバーフロー・プレートをテーブルに持って来ます。 それらを聞いた後に、「あなたがスパイシーなあなたのオクラとあなたの音楽が熱いのを好んでいるならば、ジャックブラスバンドをチェックしてください」とウィントン・マルサリスは言いました。 簡単に言うと、あなたを、起床し、ニューオリンズ音に踊りたいと思わせるであろう豊かな伝統と溝によって、ジャック・ブラスバンドはパーティーをどのようなイベントにでももたらします。


スーザフォンのベースラインが四駆マシンのような馬力で疾走するバンド
Jack Brass Band Traditionally Speaking CD \2,850
tax in
普段相当にブラスバンドを聞き込んでいる人でもうっかり
すると、このバンドには強力なエレキベースが参加してい
るのだと錯覚しそうな低重心アンサンブルで迫ります。あと
今回特筆は二曲でゲスト参加しているジェームズ・アンドリ
ュースの歌入りトラック二曲、全編インストで仕上げるのとは
印象がガラッと変わります。特に歌の合間で聴けるサンドバ
ーグのフリーフォームなサックス・ソロも他のブラスバンドと
根本的に違うこと感じます。馬力も安定性も抜群の走行性!

2008 USA Independent
★★★★☆

Andy Hakala - trumpet
Gus Sandberg - tenor saxophone
Scott Moriarity - trombone
Rob Seeger - sousaphone #1, 3,6,8,11
Andrew Gillespie - snare drum
Mike Olander - bass drum
Zack Lozier - trumpet #1, 9
Matt Hanzelka - trombone #2, 7
Scott Agster - trombone #1,3,5,10,11
Erik Jacobson - sousaphone #2,7
James "12" Andrews - vocals #3,9


ぐっと厚みを増してきたこの存在感、抜群の迫力を感じます
Jack Brass Band You Don't Know Me CD \2,850
tax in
スーザフォンが描く低域ラインがまるで極太の筆を使って描いた
線のよう、まるで巨獣の体内で脈打つ大動脈の流れのように逞
しい響きをしています。あとの音全てがそのスーザフォンを司令
塔として跳ね踊る感じ、しかもその重量感は決して暑苦しくも重
苦しくもない点が特筆です。最近聞いたブラスバンドの中では昨
2005年に展開したHot 8 Brass Bandに次ぐ圧倒的な存在感が
印象的、有名曲のカバーでは#8.Caravanで聞ける絶妙のアンサ
ンブルが華、スーザフォンがウッドベースに聞こえる瞬間も有り。

2006 USA Jack Brass Band JBBCD-002
★★★★★

Mike Olander - bass drum
Jared Irish - snare drum
Rob Seeger - sousaphone #4, 5, 6, 7, 10, 12, 13
Erik Jacobson - sousaphone #1, 2, 3, 6, 8, 9, 11, 13
Matt Hanzelka - trombone
Eric Johnson - trombone
Paul Gronert - tenor saxophone
Andy Hakala - trumpet, flugelhorn #2
Zack Lozier - trumpet
Special Guests:
Kelly Rossum - trumpet #3
Gus Sandbert - tenor saxophone #2
Jordan Cohen - percussion


躍動するリズムと管楽器群のうねり具合、共に一線級の若手ブラスバンド
Jack Brass Band Happy Hour CD \2,850
tax in
冒頭、バックビートを刻む軽やかなシンバルを聴いただけでも
ゾクゾクきてしまいますけど、いざホーン群が絡んでのアンサン
ブル部分で彼らの呼吸の見事さに惚れ込んでしまいます。特に
スーザホンのダイナミックなラインが全体の音を浮き彫りにして
いる感じで、色鮮やかな響きと立体的な音の構造も目に浮か
んでくる効果あり。最古参のメンバーの一人と思われるスネア
ドラムの活躍も顕著で、グループの創始者であるサックスのマ
イク・オランダーとのコンビネーションもばっちりです。

2003 USA Jack Brass Band 品番無し
★★★★★

Mike Olander - saxophone
Matt Hanzelka - trombone
Jared Irish - snare drum
Eric Johnson - trombone
Mike Johnson - trumpet
Paul Gronert - saxophone
Erik Jacobson - sousaphone
Zack Lozier - trumpet
Noa Braga - bass drum

ジャック・ブラス・バンド
ブラスバンドならではの根源的な魅力をサウンド全体で発散している、そんな気迫に満ちているバンドです。スネアドラムとバスドラにベース以外はもちろん全員が管楽器で、ここで少し話が脱線しますが一部厳密な定義を唱える識者によるとリードを持つ楽器(サックスやクラリネット)が加わった場合は厳密には「ブラスバンド」ではないとのことですが、一方でドイツ語にはBrass Bandならぬ "Blas Band"で吹奏楽という意味があるということで、こと日本においてカタカナ表記するブラスバンドの定義は昔から混沌としているのだ…という説もあります。そのことはともかく、昨今のブラス・バンドにはほとんどサックスが入ってますので今はこれが主流なのかなと思います。 〜 などと書いていた2003年が随分昔のことのように思えるくらい、特に今世紀に入ってからはサックス入りのニューオリンズ系ブラスバンドの台頭はめざましいものがあります。つられて楽器編成も益々多様化してきた感もあって、いわゆるジャムバンドとブラスバンドとの間に境目がなくなってきたことも事実。そんな中、普段はミネアポリスで活躍しているというこの Jack Brass Band のサウンドは基本的にはニューオリンズの伝統様式にのっかっていながらも、その躍動感と強烈なうねりにはっきりと新しい時代のセンスを感じます。全員が白人のようでもあり、ギリシャ等のアラブ系の人にようにも見えるルックスも何だか謎めいています。(以上、後半部分は2006年某月に追記しました)