ジェイ・コリンズ(Jay Collins)
テナーとソプラノサックス、そしてフルートとバンスリ(bansuri)つまりそれはパキスタンの笛の事ですが、その四種類の管楽器を駆使して織りなすまさにクロス・カルチャーなジャズがここにあります。民族衣装に身を包むコリンズ自身は一見チベット人のようにも見えるのが印象的。

appleJam特選 Jazz
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ワールドビートジャズに目覚めたコルトレーン 〜 みたいな感じにシビレます
Jay Collins Cross Culture CD-R \2,500tax in
パッケージにはギターとしてクレジットされているエイモス・ホフマンの
奏でる楽器、それがまるで中近東イメージに近い一種幻想的な空間
を作り出し、そこへあたかもチャルメラのような響きをしたコリンズのソプ
ラノサックスが滑り込んできたり。土台はしっかりとしたメインストリーム・
ジャズながらも彩り的にはこれはワールド・ジャズっぽい雰囲気も多々。
一曲一曲が実に丹念に作り込んであるせいか個々のインタープレイより
かは四人の見事なアンサンブルを楽しめる仕上がりです。ロックとファン
クとアフリカンが混じり合ったかのような一大ミクスチュアー・パノラマと
いった感じの#8が個人的なベスト・トラック。ジャズの未来は明るい!

USA Loose Leaf Records LL-9805
★★★★
(収納棚CD11)