ジャズ・ファラオズ (Jazz Pharaohs)
スタンリー・スミスを中心に1988年頃から活動していたオールドタイムなテイストが売りのジャズコンボ。時期によってメンバーは移り変わりますが、今や地元オースチンの名門ジャズクラブ「エレファント・ルーム」の看板アーティストとして君臨しているとのこと。ルーチンワークとして毎週水曜日にクラブに集結するものの普段からセッションワーク的な気楽なノリが信条で、だからこそのこの緩やかな気持ちよさが音になっていると思われます。肩の凝らないオールドタイムなジャズほど聴くものの気持ちをほぐしてくれるものはないと改めて感じた作品。

80年代後半から活動していたという実績がそのまま音になってる感じ
Jazz Pharaohs Old Man Time CD \2,500
tax in (Out of Stock)
アサイラム・ストリート・スパンカーズ結成以前から活動していたという、
スタンリー・スミス率いるオールド・タイム感覚満点のなジャズ・コンボ。
ギターがデイヴ・ビラーということもあって、ホットスイング路線の曲では
特に際立った魅力を感じますが、5人のメンバーいずれもオースチンの
くせ者とあって集合体としての魅力も半端ではありません。ヴォーカルは
スタンリーがメインですが一部でシーラが歌う曲がアクセントになってい
て全体のバランスも気持ちよい仕上がりに。名曲"Topsy"でのクラリネ
ットは過去数多の名演にも負けないフィーリングを発散しています。

2003 国内盤 Buffalo BUF-116
★★★★★

追記)私はカウント・ベイシー作の名曲 "Topsy" が大好きで、このJazz Pharaohsのカバーも久しぶりに大満足の一曲でした。スタンリーのクラもいいですがデイヴ・ビラーのシンプルなソロも負けずに絶品です。あとに続くメンドーサのフランジャー・トロンボーンはいささかインパクト有りすぎですが、そのあとに続くスリム・リッチーのギター・ソロも爽やかです。

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