ジェフ・チャズ(Jeff Chaz)
出身はルイジアナ・レイクチャールズですが活動地がニューオリンズで、特にバーボンストリートがお気に入りのようです。シャープという言葉がこれほど似合うギターサウンドもないくらいで、フェンダー・ギターの持つ攻撃的な性格を存分に発揮しています。医者だったジェフの父は純朴な生活様式を好む人だったそうで、丸木船で離れ小島を往診しては報酬としてアヒルや島原産の食料等を貰うこともあったとのこと。その父の音楽コレクションだったサッチモやカウント・ベイシーのレコードに囲まれて育った影響でミュージシャンへの扉を開いたようです。彼もまたクリオールの子孫ですが、当初はジャズ・トロンボーン奏者としてシーンに登場し、その後活動中のバンドから抜けたギタリストの穴埋めがきっかけでギターを抱えるようになったそうです。人生何処でどうなるかわからん、という典型のような話ですが、文句なしギターが性に合っていたことはこれらの作品を聴くと納得です。まさに水を得た魚、思い切り鮮度の良い音がはじけています。ロッキン・ブルースからファンキー・チューンまですべてが恐ろしくポジティヴなサウンド。
最新作 "In Exile"ではギターを徹底的に歌わせる姿はそのままに、今度は歌を含めてトータルな音作りを心がけたような気がします。(以上は2003年某月+2006年某月に一部追記しました)
appleJam特選 NewOrleansSounds
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スライドに早弾きにと、起伏の激しい急加速の展開はまるでジェットコースター |
Jeff Chaz No Paint CD (Out of Stock)![]() 2019 USA Independent |
| フェンダー特有の響きを、そしてテレキャスターならではのトーンをこれでもかと迸らせるギタリスト Jeff Chaz Chronicles CD (Out of Stock) 小気味よい音という言葉がこれほど似合うアルバムも最近には珍しい1枚。奥歯が浮いてきそうなくらい堅く引き絞ったトーンで泣くテレキャスターの魅力が随所で全開、何よりチャズ自身が愛器のそのトーンに惚れ込んでいる感じがします。突っ込み系に特有の、フレーズ頭のタイム感を先食いした感じのソロ展開により自然とテンションも上がり適度な緊張感も生まれます。途中、かつてのロイ・ブキャナンを思わせる曲もあり、何故かテレを愛するテレ弾きは根幹部分が似てくるのが不思議。一方で女性のゲストシンガーを迎えた曲#6.Don't Go Monkeylin' Aroundもあり全体のアルバム・バランスも良好です。個人的なホットスポットは歌にも色艶がいや増した感のある#2.Instlement of pleasureで、ソロにもブルースギター特有の色気が充満していてGoodです。2014 USA JCP Records JCPX-62606 |
| 終始ハイテンションに弾き倒す、こめかみ血管浮きまくりの強烈さ Jeff Chaz Live in New Orleans CD (Out of Stock) かつてアルバート・キングとツアーを共にしたという経験以上に、ブルース・ギタリストとしての彼の原点がアルキンなのかも知れないと感じる瞬間が目立つ作品です。全編持ち前のハイテンションなパフォーマンス一色、歌もギターも最初から沸点に達している感の#4.I Smell Somethin' Funky を始め、スローでも気合いが入りまくりの#8.Seafood DepartmentBlues等、 総じてハードな弾き倒し系の姿が復活しています。2010 USA JCP Records JCP-0004 |
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ギタースリンガーのイメージが薄まり今度はシンガー度がぐんとupした感じ |