ジェフ・プランケンホーン(Jeff Plankenhorn)
エレキとアコはもとよりペダルスチールからリゾネイターまでOKという人なのですが、それ以上に歌が魅力的で曲作りの才能にも強力なものを感じます。リゾの使い方がさりげなく素敵というか、ドブロ(多分ドブロ)特有の柔らかな響きがまるでマンドリンのような味わいを出しています。最初マンドリンかと思いましたがクレジットを見る限り誰もマンドリンを弾いていないので、それが彼の弾くドブロだと思います。ナショナルのような金属ボディのリゾをバリバリ、スライドをかませて弾くのが好みのギタリストも多い中、ジェフはあくまでも歌の伴奏楽器として活かしているようです。

曲毎に伴奏楽器を変えて多彩な面を見せるSSW、歌が抜群に魅力的
Jeff Plankenhorn / Plank \2,500
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SSWでありながらカントリー・ロックっぽい音作りを施した面もあって
お楽しみの多いアルバム。#2.Henryなんかは同じオースチンのジミ
ー・ラフェイヴを思わせる哀愁味溢れる軽快なオースチン・サウンド、
#4.Not Be Lonelyはピアノとドブロの絡みが気持ちよいブルージー
な小唄と内容も多彩です。例えハードエッジなアレンジの曲でもそ
こには何となく流離い人っぽいダルなイメージが漂っていて、そうい
う面でもラフェイヴとの共通点を感じます。オースチン特有のカントリ
ー・ロック的なフィーリング、それが好きな人にはたまらない音です。

2002 USA Blue Corn Music BCM-0304


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