ジム・ビアンコ (Jim Bianco)
LAのアメリカーナ系クラブシーンで今最も影響力のある若手の一人。アーバンなフィーリングと独特のだみ声は、まるでトム・ウェイツを思わせるテイスト、それでいて楽曲的には全くの独自性を持った希有な人です。個性派の割には判りやすく取っつきやすいサウンド、そこが人気が人気を呼ぶ大きな要素だと感じています。時代が時代なので自主制作で出していますが一昔前なら文句無し最大手から出ていて不思議はないポピュラリズムと実力の持ち主。"Handsome Devils"吹き込み時で28才という若さも驚きです。

説得力と吸引力に満ちた会心の一作、文句無し当面の代表作になりそう
Jim Bianco / Handsome Devils \2,500tax in
作品を追う毎に自己の音楽世界を拡大しつつあるジム、今度は
チャーリー・ヘイデンの娘、ペトラ・ヘイデンがヴォーカルとフィドル
で加わったりと、作品作りに必要な仲間を着々と増やしつつあるよ
うです。レコーディング・アーティストとしてもさらに自信を深めたの
がここで展開される楽曲ひとつひとつには迷いなど微塵もなさそう、
それぞれの曲が放つインパクトも強烈です。ほんの一年ほどの間
に日本でも一気にファンを拡大したその実績はジムの持つ吸引力
の大きさを物語っているようです。素晴らしい!の一言。

2004 USA Jim Bianco Self Released
★★★★

21世紀の今、何故かロスの街に欲しくなるコットンクラブ的空間
Jim Bianco / and The Davies Big Band \2,500tax in
ビアンコなら絶対似合うという予感はあったものの実際に聴いたその
音は文句無し最高に似合っていました。ビアンコ with ビッグバンド。
このセットはとっても豪華なサウンドとして届けられたにも関わらず、
決して驕奢にならずそれどころか瀟洒なイメージさえ感じます。恐らく
それこそがビアンコの人間性、歌にも溶け出すキャラクターの成せる
技かと思いました。如何にも、ピアノ一台で歌える人が作ったアルバ
ムらしい、軸足が微動だにしない歌いっぷりにまた新しいファンが増
えそうなそんな気がします。ラテン調の#2が妙にくせになります。

2003 USA Self-Released
★★★★

独特のだみ声に魅せられる西海岸のシンガー・ソングライター
Jim Bianco / Well Within Reason \2,500tax in
軽妙でお洒落な響きのピアノが印象的ですが、本人自体はいたって
渋い感じのしゃがれ声をしていてその対比も面白いです。全体に漂う
猥雑感はきっとバレルハウス調を狙っていのかなと思わせますが、
時に絡むアコ・スライドも実に良い雰囲気。SSWものがお好きな方は
文句無し一発で気に入る音、地元L.A.のライヴ・シーンで相当の人気
を得ているとのことで自主制作によるこの一枚は彼のそんな生の姿
をパックしたものと思われます。トム・ウエイツみたいな#2に個性が
強く出ていますが、パーカッシブな展開を見せる#4も実に良い曲。

2003 USA Self-Released
★★★★★


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