ジミー・コブ(Jimy Cobb)
50年代のデビュー当時からその地味でベイシックなスタイルのせいか、シーンの中では派手なドラマーの影に隠れがちな人でしたけど、以来半世紀が経ち時代も様変わりした今、逆にその堅実なスタイルに再評価の気運上昇中です。今この瞬間も現役第一線、リーダー作も連続リリースという元気ぶりで、今回は特にこれこそがピアノ・トリオ本来の原型だぞといわんばかりのアルバムをぶつけてきました。

完璧なまでに50年代そのままを再現、今だからこそ二倍泣けるトリオ
Jimmy Cobb Trio
Tribute to Wynton Kelly and Paul Chambers \2,415
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50年代のウィントン・ケリーがお好きな方にはもう何の説明も不用な
音です。今持って不滅の人気盤、Riverside盤やVee-Jay盤のケリー
の雰囲気そのまま、呼吸まで似ているのはコブこそが当時のトリオの
オリジナル・メンバーだったという要素が大きい気がします。シングル
ノートを多用するケリーの特徴的なスタイルが特に#8なんかで嬉しい
くらい似ていて、シンプルなリズム隊と相まって、これこそがピアノ・ト
リオの基本中の基本だと言ってる気がします。アルバム自体がケリ
ーとチェンバースに捧げられたものだけにコブの思いの丈がここには
籠められていると感じました。上品でスインギーな、大変な秀作です。

2004 Japan Sound Hills SSCD 3006

Massimo Farao - piano
Jimmy Cobb - drums
Aldo Zunino - bass


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