ジミー・ネルソン(Jimmy "T99" Nelson)
フィラデルフィア出身ですが40年代のウェストコーストでの活動を挟んで55年にはヒューストンに移動、現在のスタイルは典型的なヒューストン・ジャンプ・ブルース・スタイルです。51年に放った「T-99 Blues」が大ヒット、同姓同名のシカゴ・ジャンプのピアニストと区別するためか?ミドル・ネームにそのT-99を加えて表記する場合も多いです。

実年齢を忘れさせる滑らかさ、まだまだ枯れるには早い天下の美声
Jimmy "T-99" Nelson / The Legend CD \3,500tax in
ネルソン自身のレーベルからのこれが第二弾。2002年盤と
全く同じメンバーで構成されたバンドで、やはりギターにデュ
ーク・ロビラード、サックスにサックス・ゴードンが加わってい
ます。今回はさらに一部の曲でシュガーレイのブルースハー
プも聴けて、注目度は一層高まりそうです。BSRに見たこと
のない盤が載っている!とのお客様からの知らせで速攻で
手配させて頂きました。これと同時に導入したACEのリイシュ
ー盤がぶっ飛ぶくらい凄かったので四つ星になってますが、
この盤だけ聴いたら五つ星を付けたと思います。

2005 USA Netty Marie Records 002
★★★★

若いときのジミーはとてつもなく破壊力があったことを、この盤で知りました
Jimmy "T-99" Nelson / Cry Hard Luck CD \2,380tax in
恥ずかしながら、99年のブルザイ盤で初めてジミーを意識した
私には、今回この盤で聴くジミーのフレッシュさに脳天ココナッ
ツ割りの衝撃を受けました。(言うことが古いかも)艶も声量も
スタイルも、知らずに聴いたら絶頂期のジョー・ターナーと思って
しまうくらい似ている曲もあります。いずれも1950年代ケントと
と60年代RPMからの音源で全23曲、62分超収録。ブリブリの
ホーン入りのブギー・チューンからヒューストン系のジャンプ・ナ
ンバーまで全てが熱いです。これぞまさに温故知新の1枚!

2003 UK ACE CDCHD-976
★★★★★

ジミーは全16曲中 4曲の参加ですが、その存在感がアルバム全体を包む2004年のライヴ盤
Jimmy "T-99" Nelson / The Blue Flagships Live \2,800tax in
ふたつのセットからなるライヴ盤でひとつがTommie Harrisをフロントに
置いたセット。このトミー、私は初めて見る黒人シンガーですが、自らの
MCではアラバマのシンガーと自己紹介してるように聞こえます。あくま
でもジミー・ネルソンが主役のこのCDにおいて、実はこのトミーの健闘
と、あと2曲歌っている白人の女性シンガーの、まるでキャリア充分の
黒人のおばさまかと思う熱唱がとても全体の価値を決定づけた気がし
ます。つまり全16曲がすべて聴き所なのです。ジミー・ネルソン登場の
#11〜14の4曲ではさらに場の空気が濃密になります。たった4曲で一
気にアルバムの主役に躍り出る点、さすがにベテランの存在感!

2005 Switzerland TCB-43052 (The Montreux Jazz Label)
★★★★

ぐっとくるこのいぶし渋の感触は、まさに第二の円熟期に入ったことの手応え
Jimmy "T-99" Nelson / Take Your Pick CD\3,300tax in
このCDの副題にもジミーがテキサス・ブルース・レジェンド
であることを強調していますけど、特にシャッフルに現れる
その特有の豪快なノリ、まさにヘヴィ級チャンピオンを思わせ
る重量感です。この作品ではギターにデューク・ロビラード、
サックスにはサックス・ゴードンを全面的に起用、重心の低い
リズム隊と相まって音の装甲が重戦車並の響きになっていま
す。徹頭徹尾キャタピラがしっかり地面を噛んでる感触で迫
力は充分。録音データは00年11月、全曲が実に渋いです。

2002 USA Netty Marie Records 001
★★★★

これだけの人を眠らせておくのはやはり勿体ない
Jimmy Nelson / Rockin' And Shoutin' The BluesCD\2,480tax in
四半世紀ぶりに復活したネルソンの
豪快なジャンプ・ブルース・アルバム。
ルーム・フルを従えて気持ちよく歌う
姿についこちらもにんまりします。これ
はもう理屈抜きに楽しめるゴキゲンな
アルバムです。小さいクラブで生を観
たい!思わずそんな気持ちになって
しまいます。文句無しのお薦め!

1999 USA Bullsey Blues & Jazz 9593
★★★★

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