ジョン・ブッテ
ニューオリンズの名門ブッテ一族の長兄(多分)。訴求力抜群のソウルフル・ヴォイスは文句無しに比類のない魔力が有ります。セカンドライン・ビートはもとよりメインストリーム・ジャズからゴスペル・フィーリングに溢れたものまで、実に幅広いスタンスが特徴。自分にフィットするものはどのようなスタイルでも取り込むというアクティヴさが強みでまさにそのガンボスープ的ごった煮感こそがニューオリンズ・サウンドたる所以と言って良いかと思います。当店が初めてブッテを導入した頃は文字通り北は北海道、南は沖縄まで全国津々浦々お送りさせて頂きました。その後、国内レーベルの排他的独占取引に悩まされたものの、何とか折り合いを付けたり現地からの並行輸入を試みたりと、細々ながらもとこんとん追い続けています。この人からは目を離したくない、この十年ずっとそう感じています。

appleJam特選 NewOrleans'
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近年のニューオリンズが誇るSSW両雄の、僚友かつ良友的大注目共演盤〜世界廃盤の今、今回が最後の蔵出しに
John Boutte'  Paul Sanchez Stew Called New Orleans CD \3,990+税 在庫僅少
それぞれ自身のソロ作で確実にステディなファンを拡大してきた、近年のニューオリンズを代表するシンガー・ソングライター二人の共演盤。両者均等に役者を交代する感からも、これはきっと互いが互いをリスペクトする気持ちから生まれた作品に違いなく、音楽用語をもじった#2.Two-five-Oneという曲のネーミングにもそんな二人の心意気を感じます。以下は教則本を参考に〜 m7コードからドミナントモーションが成立するセヴンスコードに向かって完全5度下行(もしくは完全4度上行)する進行をトゥーファイヴと呼ぶ 〜 という意味と、二人は一人って感じを融合させたな、と(笑)。さらにその二人につかず離れず絶妙のトランペット・ソロ&オブリを聴かせるのがこれまた若きKing of TrumpetのLeroy Jonesということで、素朴に凄い作品でもあります。店主のお気に入りは#7.スージーの側では禁煙だぜ。この日常感覚が最高です。
2008 USA Threadhead Records
★★★★★
(収録棚CD1)

在庫過剰による期間限定特別価格
極めて豪華なメンバーが集結している一方で、シンプルかつ淡泊に仕上げた作品
John Boutte Good Neighbor CD \2,850\850+
如何にもジョン・ブッテらしいアレンジで歌われるニール・ヤングの名曲"Southern Man"のカバーを、私の場合まず最初に何度も何度も聴いてしまいました。いつもブッテを聴くと感じるオンリーワン的な魅力の全てがこの曲に集約されている気がします。加えて、そのアレンジには、これがニューオリンズ以外のジャズマンたちだったら絶対にこうはならないだろうという独特のグルーヴ感に溢れていることもまた事実。標題曲の#2.Good Neighborにも象徴されますがゲストの人数とは逆に、至ってシンプルでアコースティックな印象を残す点も特筆。このセンス、かなりクールです。
2008 USA John Boutte Independent
★★★★☆
(収納棚CD1  stock8)

パーソネル
John Boutte - vocals
Todd Duke - guitar
Peter Harris - bass
Herman LeBeaux - drums
Herlin Riley - bass drum, tambourines, jimbai, conga
Leroy Jones - trumpet
James Andrews - trumpet, vocals
Troy "Trombone Shorty" Andrews - trombone
Craig Klein - trombone
Ivan Neville - wurlitzer, fender rhodes
David Torkanowsky - piano, hammond b3, shaker
Dave Easley - pedal steel guitar
Paul Sanchez- vocals
Debbie Davis - vocals
Dave Pirner - vocals

ジョン・ブッテ
#9.〜#10.に感じる晩年のビリーホリディみたいなフィーリングにも釘付けに
John Boutte' All About Everything CD (Out of Stock)
思えばニューオリンズではハリケーン・カトリーナの次にサブプライム・
ローンの全国的に深刻な問題があって、さらその後のリーマンショックと、
世界がもうこれで勘弁してと思っている時に今度はユーロ危機が来襲。
この間日本では大震災と併せて原発災害も起きていますが、それら負の
連続パンチは20世紀の世界恐慌や二度の世界大戦に匹敵する悪影響を
世界のアーティスト達にも間違いなくもたらしていると思います。それでも
次々新しい曲が生まれ、新しい感動が世界の至る所で共有されているこ
との事実がまた新たな勇気をもたらしてくれます。特にブッテのように人の
心の深部にあっさり入り込んでくるシンガーの場合はもうずっと昔から長い
付き居合いの友人のような安心感と癒やしの成分も大きく、同じ人を長く聴き
続けることの最大の恩恵はまさにその安心感と癒やしにあるのかも知れません。
それがまた明日へのエネルギーになる由。本作には今までちょっとなかったタイプの曲、
#8.Heaven's Doorや#9.All About Everything があって、音の奥行きがさらに増した感。
#10.Lush Lifeはヴァーヴ時代のビリー・ホリディが目の前に居るかのようです。

2012 USA Boutteworks
★★★★☆

近作とは重複しないナイスなベスト・セレクション、
John Boutte' Jambalaya CD \2,800(税抜)
ヒット作Good Neighbor"で俄にまた新規のファンを拡大している
ジョン・ブッテ。他にももっと彼のゴキゲンな歌を聴きたい!という
方にまさに打ってつけの編集盤がこれ。恐らくはブッテ自身が選曲
したのだと思いますが様々なタイプの曲をたっぷりと収録、この一枚
でブッテのほぼ全貌が判る構成になっています。ソウル・シンガー
でもジャズ・シンガーでもブルース・シンガーでもない、ブッテはとこ
とんニューオリンズのシンガーなんだという感じ。馴染めば馴染む
ほどに貴方の生活の一部になりそうな歌。

2008 USA John Boutte Independent
★★★★☆
(収納棚CD1)

16世紀が甦る感じの聖歌隊、合唱との共演がひたすら聖なる響きのジョン・ブッテ
John Boutte with Conspirare CD (Out of Stock)
全8曲収録のやや短編集といった趣の作品ながら、一曲一曲の存在感が
ずっしりとしているのもまた特徴。オースチンを主たる活動地としているグ
ループ、Conspirareとの共演で作った作品。時にはクラシックでいうところ
のピアノ曲といった風情の伴奏で歌い上げる姿もありますが、全体はとても
美しく麗しい合唱との共演形式を取っています。ここでまたサム・クックの
名曲#2.A Change is Gonna Comeをあえて取り上げたのも、数多あるカバ
ーの中で、今回の歌を最高位に位置づける確信を持って臨んだのかも知
れません。実際ははただ無心に歌った結果がそうなっただけなのだと言う
かも知れませんけど。泣ける歌をお探しの方に迷わずお薦め致します。

2007 USA Self Released
★★★★★

Johnの参加で20倍の濃さと比重を増した決定盤と言える一作
John Boutte' & Up Town Okra Carry Me Home CD (Out of Stock)
冒頭から独特の触感をした歌声とシンプルな反復を伴うアコースティックなビ
ートに、一発で魅了されてしまいました。どうやら現在はリード・シンガーとして
Johnが加わってこのようなバンド名になったと思えますが、その差は決定的
なものを感じます。John抜きの彼らと今とでは20倍くらい説得力が違うようで
やはりシンガーとしての歌唱力とヴォイスのキャラクターの要素は大きいものが
あります。ゴスペル・ライクで力強い歌からソウルフルな歌まで、一貫して芯の
あるサウンドはカントリーが基調だった前作とは打って変わって迫力充分。とは
いえその前作"Potluck Dinner"も必聴に値するユニークさ。面白いバンドです。

2003 USA Boutteworks 品番無し
★★★★★

John Boutte : Vocal
Nick Backer : Mandlin
Brian Siegel : Guitar
Sam Price : Upright Bass
Danny Devllier : Drums
Steve Kierniesky : Banjo

歌唱力抜群、ヴォイシングも天然でソウルフル+ダントツのセンスが光ります
John Boutte'
At The Hoot of Canal StreetCD \3,800
(税抜)
メインストリーム・ジャズ路線の歌ものなのですが、至る所にセカンドライン
やゴスペルの要素が散りばめてあって、まさに極上の世界。冒頭のセカンド・
ライン・リズムなんかは今までのどの歌にもなかった解釈、そうかこういうやり
方もあったのかと聴き入ってしまいました。かと思えば"Changes Gonna Come"
は強烈なストレート・パンチで、ゴスペルフィーリング満点のピアノに導かれて
堂々と真っ正面から歌います。これがこのカバーでは久々にぶっ飛ぶほど感動
しました。基本的にはピアノ・トリオをバックにしたジャズ・ヴォーカル、なのに
直ぐにそのことを忘れてしまう構成には脱帽です。聴かないと絶対に損!

1999 USA Boutte Works VE-15138
★★★★
(収納棚CD3)