ジョン・コルトレーン(John Coltrane)
マイルス・デイヴィスと並ぶジャズ史上最大の歴史的ジャイアンツの一人。モードからフリーへと変遷していった活動の後期はその余りの精神性の高さとストイックな作風の結果、作品それ自体が神懸かり的な高精神性の上限を極めた風情がありますが、それら難解な作品でさえ今この瞬間も新たなるトレーン・フリークを生んでいることの事実が凄い。やはりそこには時代を超えて人に訴える強烈なサムシングが内包されているが故と感じます。没後の67年以降、それこそ星の数ほど世に出たライヴ音源の中から今こうして時に極上の音源だけが再発(発掘)盤として登場することの喜びを改めて新旧のトレーンファンと分かち合いたい気持ちです。パリ・コンサートの発掘盤は当日の昼と夜の部を完全収録したため一部曲目が重複しますが、例えば昼の部ではマッコイのピアノ・ソロを挟んだ全22分超をトレーンのソプラノだけで聴かせるのに対し、夜の部ではドルフィーのフルートが絡む、といった大きな違いを見せています。その辺もお楽しみのひとつです。

appleJam特選 JewelJazz
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Jewel Jazz Club
感動がジワジワとこみ上げてくる、冒頭のアフロ・ブルーで既に目の幅涙
John Coltrane Impressions DVD \2,200(税抜)
私自身のコルトレーン初体験はまだ小学生だった当時、近畿放送(ラジオ)のジャズ番組の抽選に当たってGETした「至上の愛」のアナログ盤が最初でした。学校から帰ったら玄関に置いてあった段ボール箱が、局から自分宛の荷物であることを知ったときの喜びと、早速それを聴いたときのその余りの高精神性の音楽に付いていくことが出来なかったとまどいの記憶とがセットになって思い起こされます。小一時間ほどは解説書を握りしめたまま釘付けになったものの、その数年後に18才で勤務したレコ屋の常連様だった京都の鳥類図鑑というジャズ喫茶のスタッフから、トレーンを聴くならこれを聴けと洗礼を受けたアルバムが「アフロブルー」でした。 その時の電撃体験を経た後に聴いた「至上の愛」はとても自分にフィットしたこともはっきりと覚えています。このDVDは63年サンフランシスコで収録した映像で、特にその)#1.Afro Blue は際だって優れた演奏になっています。トレーンが恐ろしくストイックな人だったことに改めて想いがいくくらい、ここでは限りなく内に向かって吹いているトレーンが居ます。
EU Salt Peanuts   モノクロ 50分 NTSC  日本の再生機で普通に観ることが出来ます。
★★★★☆

収録曲
1.Afro Blue 63年サンフランシスコ
2.Alabama 63年サンフランシスコ
3.Impressionas 63年サンフランシスコ
4.Every Time You Say Goodbye 61年ドイツ バーデンバーデン
5.Impressions #2  61年ドイツ バーデンバーデン
6.My Favorite Things 65年ベルギー

Jewel Jazz Club
ジョン・コルトレーン
初出の超貴重音源、来日公演から四ヶ月後1966年11月11日の吹き込み

John Coltrane at Temple Univercity CD \2,800(税抜)
今も世界的に伝説のボックス・セットとなっている1966年7月の来日公演の全曲を私はもう何度聞いたことだろうか。エルヴィンもマッコイも居ないメンバーながら、全曲が往時を凌ぐスリリングなテンションはまさに奇跡だったのかも知れません。翌67年の7月には40才の若さで急逝したトレーンの、今作は誰もが初めて聴く未発発掘音源盤で、全編に渡る緊張感は来日公演をさらに上回るもの。一方日本公演では大人しかったファラオがここでは全力で暴投している感じで、絶対の自信がある訳ではないですが全然歌心のないフリーキートーンはファラオのパートのような気もします。違ってたら全面的にすみません。ベースがジミー・ギャリソンではない可能性に資料が触れていますが、確かに耳はこれは違うと言います。トレーンの歌心あるフリーキーさ  #1.  #2.  と ファラオかなと思える部分。ちょっとだけですが比較で置いてみました。果たして実際は。
2010 EU Free Factory 068
★★★★

John Coltrane - ts
Pharoah Sanders - ts
Alice Coltrane - p
Jimmy Garrison - b  (I think that Jimmy Garrison was not here)
Rashied Ali - ds

疑問…何故ソプラノを吹いている写真を今作のジャケットに使ったのか

昼と夜とで全く構成の異なる My Favorite Things等、聴き所満載の2枚組!
John Coltrane Quintet feat.Eric Dolphy The Complete November 18,1961 Paris Concert (2CD) \3,300(税抜)
15年ほど前にヨーロッパでごく少数が出回っただけという大変にレアな発掘音源であるばかりか、今回はさらにコンプリートな形でしかも当時の音質を遙かに超えるクオリティでの完全復活。でも実際はそんな宣伝書きより何よりも中味の演奏そのものがファンを熱狂させるレベルのものであることの方を強調したいです。一際素晴らしいのはDisc1の「My FavoriteThings」とDisc2の「Blue Train」と「「My FavoriteThings」で特にDisc2のMy〜はドルフィーのフルートの美しさが出色。Disc1の#1と#3で曲名が食い違っていますが、そのDisc1#3の「Blue Train」もかなりの魅力。濃密な空気の中、その漆黒の闇の中を砲弾の如くかっ飛んで行く重量級の快速列車 〜 みたいな迫力があります。
2006 EU Gambit 69240 パリ・オリンピア劇場 1961年11月18日録音
★★★★★

John Coltrane - ts,ss
Eric Dolphy - as,fl
McCoy Tyner - p
Reggie Workman - b
Elvin Jones - ds

聴き進むうちに音の悪さを完全に忘れてしまう、お馴染みの曲がいずれも桁違いの熱演!
John Coltrane Quartet The Complete 1963 Copenhagen Concert (2CD) \3,300(税抜)
63年のコペンハーゲン録音は過去ばらけて世に出たことはあっても、このような完全な形でリリースされるのは今回が初めてとのこと。そのことだけでもわくわくしていたのですが、何とここに収録されている全6曲約88分の演奏はそのいずれもが既発盤のクオリティを超えています。特に、私が最も大好きなトレーン・チューン「Afro Blue」は今まで愛聴してきたバードランド盤を遙かに凌駕しています。いえそれだけではなくて、残りの全曲もやはり今日まで愛聴してきた61年のヴィレッジヴァンガードのコンプリート盤以上に迫力のある極めて熱い演奏になっています。それはトレーンだけでなく共演のマッコイにも当てはまり、結果各曲とも両者のインタープレイが時間の経過と共にもの凄いことになっていくのを体感します。ワンホーン編成だったことも大きな要素かも、まさに画期的な発掘!
2006 EU Gambit 69239 コペンハーゲン〜デンマーク1963年10月25日録音
★★★★★

John Coltrane - ts,ss
McCoy Tyner - p
Jimmy Garrison - b
Elvin Jones - ds