ジョン・ムーニー (John Mooney)
デルタ系のスライドが看板かなと思いつつもシンガー・ソング・ライターとしての魅力も半端ではなく、結局ムーニーの場合は全てが面白いとお伝えした方が実際に近いかなと思います。今までそれが彼のベスト作と思えた92年盤がメーカー完売になって残念と思っていましたところに、今回新たに2006年新譜が登場しました。しかもその新作の内容は今までと作り方自体が根本から違う仕上がり。これはまさにSSWとしての作品、決してギタリストとしての作品ではなくトータルで彼自身の音楽性をアッピールしている点が大いなる特徴。これが今後彼の代表作になることは間違い無し、隅から隅までコッテリと濃い口で凝りに凝った仕上がりが最高です。2006年某月記

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2014年度対象クラブ会員様限定盤
BluesClub
John Mooney Son and Moon CD \3,600(税抜) LIMITED
重厚に、年輪を感じさせる風貌に変化したジョン・ムーニー。思えば1999年に初めての自分の店 appleJamを浜松に出店したばかりの頃、レコード業界歴とギター歴だけは共に何十年と長かったのに、実はスライドギターというものに私は意外と無頓着だったのです。そんなスライド初心者の私にスライドの魅力をがつんと教えてくれたお客様が滅法惚れ込んでいたのがサニー・ランドレスとこのジョン・ムーニーでした。当時スライドではスペンサー・ボーレンにぞっこんだったのですが、それも郡山時代に音楽喫茶のマスターから聞かされて惚れ込んだ由、とはいえスペンサーに新たに惚れ込んだそのお客様がアンタも強烈なのを知ってるんだね、と言われて少しは立場がキープ出来たとほっとしたことを思い出します。もとい、今回は弾き語り一発で全曲をミシシッピ〜デルタ色で仕上げている中、サンハウス・チューンの#1.Death Letterなんかはそこはかとなくロバート・ジョンソンの香りもぷんぷん、というかロバジョンを歌うクラプトンの姿がまぶたに重なる瞬間もあったりします。何ともブルースへの愛情がこぼれそうなのを実感する作品で、特筆は若干のトラディショナルとオリジナル以外は全部サンハウスの曲で構成している点。#9.Preachin' Blues 始め、すべては正攻法かつ直球勝負で歌っている姿がまぶたにも耳にも眩しい印象です。
USA Fatbach Record
★★★★☆

これはきっとジョン・ムーニーとしてのクレセント・シティ・ソング・ブック全面的にニューオリンズ色を打ち出してのSSW的な作りが印象的です
John Mooney Big Ol' Fiya (Out of Stock)
この、誰が聴いてもこれはニューオリンズ・サウンドだってことが一発で判る音作り。これにはきっと理由があるはずだぞ、と思いつつ多分そこにはハリケーン後のニューオリンズに寄せる思いがあったのかと想像します。一端は崩壊した我が街を目前にして、自分自身のよって立つもの〜一種のアイデンティティみたいなものをそのニューオリンズ・サウンドというフィルターを通してこの作品に投影したに違いないと感じます。#6や#9といった無骨なイメージを露わにしたSSW的なアプローチが類を見ないムーニーの個性で、この辺の触感はオースチンとニューオリンズが合体した感じのテイスト。すべての人にとっての直撃弾的作品です。
2006 USA LML Records 06428
★★★★★

メロウで甘美な面もあるデルタ直系スライド、まさにそこが彼の顔か
John Mooney Late Last Night (Out of Stock)
ムーニーは同じデルタ系のスライドを弾く人の中でもちょっと甘美なトーンをした魅惑的なスライドが人気の秘密かなと思うのですけど、ここでは#3.Country Galにその片鱗が伺えます。共演のクリアリーのピアノが良い薬味になっている#5や#8もインパクトのある曲。作曲者としてもかなり才能のある人だと感じますが、このアルバムでもほぼ全曲がオリジナルでいずれもキャッチーで印象的な曲が多いです。ドブロで必殺技を繰り出す#9.Late on the Eveningも結構凝ってます。スヌークス作の#11.Coutry Boyはアルバムのハイライトも言えるナイスなアレンジが光っててゴキゲン!の一言です。
1990 USA Bullseye Blues BB 9505 (80年度作品のCD化)
★★★★

John Mooney - guitar,piano on #6
John Claery - piano,hammond B3
David Ranson - bass
Keneth Blevins - drums,tambourine

一瞬で大当たり!の手応え。こんな凄い盤は滅多にない
John Mooney and Bluesiana Travelin' On 〜 Live (Out of Stock)
初導入時、独CrossCut社からレーベル完売のものを除き、ほぼ全タイトルの導入をした中でこれが最も私の度肝を抜いた一枚。何故なら、良く知ってる人ですし(知ってるつもりだっただけか・・)と思って、既知の音が出ると思いきやこれは何かが違ったのでした。決定的に何かが違う、今まで聴いた作品だけでも充分彼は凄いやつだと思って居ましたけど、このドイツのライヴは歌もギターも全ての面で桁違いに凄い。スライド好きは勿論、全ギターファン、全アメリカンルーツ音楽愛好家の愛聴盤になりうる大傑作!文句なし、appleJam入魂のお薦めです。
1992 German CrossCut CCD 11032
★★★★★

John Mooney - vocal,guitar
Glenn Fukunaga - bass
Kerry Brown - drums