ジョン・ランキン
ギターという楽器に魅せられてしまうと、たった一本のギターがオーケストラを凌ぐ表現力を持った楽器であることに思い知りますが、彼もまたそれを自らの演奏で証明した感じです。ブギーからラグタイム、果てはセロニアス・モンクまでとその姿は変幻自在、曲によってリゾネーターから12弦まで幾種類も持ち替えて素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれます。1984年以来ヘリテッジフェスの常連で85年にはアメリカン・フィンガースタイル・ギター・フェスティバルのウィナーになり、92年にはビッグ・イージー・アォード・フォー・ベストフォーク・ミュージックでも受賞しています。(以上は2002年某月に書きました)

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彼もまたギター・ミュージックの魔術師と言えるニューオリンズのフィンガー・ピッカー
John Rankin Last in April First in May CD \4,000税込
ガットギターで表現することが出来る、およそ思い付く限りのアコースティックなサウンドを全部ジョン・ランキン流にやってみたぞ、という作り。旧作をご存じの方には説明不要、恐らくジャンルという概念が彼には無くて、あるのはひたすら美しい音楽という概念だけなんだと思います。その美意識の徹底ぶりは楽曲毎のアレンジが半端でなく凝っていることからも容易に知ることが出来ます。クラシックの小品的なものからフラメンコにジプシー・スイング、カリビアンなジャズにネオアコの王道をいくフュージョン・タッチのものまで何でも濃い!沢山あるバリエーションの中で私はクラリネットとのデュオ曲#6.が最も気に入りました。ギターファン、特にガットギター好きは絶対に押さえて下さいね。
2008 USA John Rankin  New Orleans Independent RMCD-108
★★★★★
(収録棚 CD24)

アコギとガットであらゆるジャンルを表現する最高に素晴らしいフィンガー・ピッカー
John Rankin Guitar Gumbo CD \4,000税込
リゾで弾くモンクの#3Blue Monkや#8Corrina、マリンバ風のカスタムギターで弾く#4Iko Ikoののどかさには一発でハマります。フィンガーピッキングが絶妙の味わい、#10Tin Roof Bluesや一層鮮やかなフィンがリングが冴えまくるオリジナルの#11等全17曲が様々なタッチで繰り出され、ギター好きにはもうたまらない世界。ガットギターが実に切ないメロを弾く#12Some of These Daysは今一世を風靡しているジプシー系のフィーリングそのもの!#14On The Sunny Side of The Moonは歌入り、他にも曲によってハーモニカも自分で吹いています。電気無しのパフォーマンスでビリビリと感電なんて!やっぱ天然物はそこが違うと思いました。
2002 USA STR Digital Records STR-1008
★★★★★
(収録棚 CD24)

ソフトな二管とジェントリーな六本の弦が織りなす古典ジャズの精緻な綾
the Classic Jazz Trio S/T CD (Out of Stock)
John Rankin・Tommy Sancton・Tom Fischer

ギタリスト、ジョン・ランキンが地元ニューオリンズのホテルで毎週火曜日に実施する定例ジャムセッションがこの作品の母体になった模様。過去様々なカテゴリーの音楽を見事に自身のギター・ミュージックとして作品に残してきたランキンがここではいたってイン・フォーマルなスタイルに徹しているのが特徴です。変則ギター・トリオ編成というよりかは、ソフトな二管をフロントに自身をリズム・パートを兼ねた伴奏者として位置づけたランキンをここに感じる次第です。シックでジェントリーな雰囲気は全曲が素晴らしく、特に曲自体が大好きな#11.Mardi Grass Manboと、二本のクラの追いかけっこが心地よい#2.Si Tu Vois Ma Mere等、まさに午後のティータイム・ミュージックの風情です。
2010 USA Rankomatic Music
★★★★☆