ジョナサン・バティステ(Jonathan Batiste)
既存の固有レーベルのいずれにも似ていない色合いでありながら、それでいていつか何処かで聴いた音。あえて言うならところどころが私には"生と死の幻想"の頃のキース・ジャレットに聞こえたり、時にECM系のユーロピアン・リリシズム満点のピアノに聞こえたりします。とはいえ例えばモンクチューンの"Straight No Chaser"で聴けるジョナサンのパフォーマンスは明らかに今まで誰もやったことがないスタイルでカバーしています。そういった工夫がはっきり見える点で彼もまたクリエイターとしての側面を併せ持つピアニストであることが判ります。 〜〜 と書いたのが2005年のこと。モンクとは異なるアプローチをしたモンク・チューンのカバーをしていた姿から、今回はまんまモンク・チューンかと思ってしまう曲が全部彼のオリジナルだったという新鮮な驚きと感激を与えてくれます。確実に彼は進化している模様です。2006年某月追記

appleJam特選 Jazz
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この日のジョナサンはモンクのDNAチップを搭載していたに違いない
thr Jonathan Batiste Trio Live in New York at the Rubin Museum of Art CD \2,850tax in
恐らくこの日はジョナサン自身がそう決めた日、もし自分に
セロニアス・モンクが乗り移ったらこう弾くだろうといったニュア
ンスの演奏で作品は埋め尽くされています。唯一全7曲中1曲、
ヘンリー・マンシーニ作の大スタンダード「Moon River」だけが
脱モンクしていますが、その普遍的なスタイルが思い切りビュー
ティフルに響くのが印象的。ラスト「Green Chimneys」は本家の
モンク作、意外にもラムゼイ・ルイス風のファンキーな展開には
思わず会場からも手拍子が木霊。まさに要注目の若き才能!

2006 USA Self Released
★★★★★
(収納棚CD11)

恐らくはこれが今のニューオリンズ発 センター・レフト的メインストリーム・ジャズ
Jonathan Batiste Times in New Orleans CD (Out of Stock)
恐らくこのスタイルが今最も自然でナチュラルな中道左派を
いくニューオリンズのメインストリーム・ジャズではないでしょ
うか。曲によってはっきりとしたニューオリンズ・サウンドを感
じる部分もありあますが、それ以上に感じるのがある時期の
キース・ジャレットだったり、時々ECMだったりするピアノ。特
筆はベースのノリ・ナラオカでそんなジョナサンのカラフルな
パフォーマンスに阿吽の呼吸で随走している感じ。#3,5,6で
聴けるドナルド・ハリソンのアルトも抜群にこの作品にフィッ
ト、その他のゲストもかなり作品にとけ込んでいます。

2005 USA Self Released
★★★★★