ジョッシュ・ロイ・ブラウン(Josh Roy Brown)
彼がカントリー界で有名なレス・ブラウンの息子であること、さらにその父を通じてアルバート・グロスマンとも間接的に関係があること等を強調したプロフィールを複数箇所で見かけたのですけど、そういった大御所の名前を先に持ってこなくとも既に彼自身が才能をびんびん発揮しているのがこのアルバム。AMGではまさかの星二個半という評価なのですが、それはそのAMGのレビューを担当した人が内容をちゃんと聞いてないか、単に好みに合わなかった公算が大。これを評価出来なくて他に何を評価するのかと思います。ジム・ディッキソンを思わせる骨太な音作りはかつてappleJamで大ヒットしたRasins in The Sunにも通じるサウンド、充実度も個性も申し分なく発揮した素晴らしいアルバムです。

ルーツ系ファンは絶対見逃してはいけない骨も実もある生きた歌
Josh Roy Brown / Can't Look Back \2,500
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冒頭のうねるエレキとミステリアスなハーモニカ、それだけで気持ちを持って
いかれます。その心地よいテンションは最後まで持続し、ごつごつした感じの
ヴォイスと骨格のはっきりしたルーツィーなロックサウンドが気落ち良くマッチ
ングしています。あまりガツガツしないゆったりしたテンポの中、エレキ、ドブロ、
ハーモニカのバランス良い配分と、効果的に絡む情景描写的なフィドルが何
とも美しいです。彼がシンガーであり同時に詩人でもあることを思わせる要素。
ちょっぴり漂うディラン・フィーリング、それはA.グロスマンの影響かあるいは
この人は天然でそういうマテリアルを内包した人なのかとも感じました。

2000 USA Engine Groupe 80025-2


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