ケヴィン・ナキン
ケヴィンの初導入作"Bayou Groove"はそのハジけるような若さと勢いのあるフレッシュなケイジャン・ミュージックが見事に自分のツボにはまり、2003年の自分の愛聴盤ベスト10に入る一枚になった作品でした。その後 "Mercredi Soir Passe"ではほんわか調のスワンプポップと合体したケイジャンも有ったりで、従来のカントリー・ロック調と併せて確実に自分自身のケイジャン・スタイルを確立させてきています。毎年のように順調に作品を重ねて今回これで早くもオリジナルでは通算6作品目です。6159の品番を持つデビュー作と思われる盤も何時かは扱いたいと思っています。最新作2008年盤では何と嬉しいことにAshley Hayesがパーマネントなメンバーとしてバンドに復帰、デビュー作での歌が一際印象に残ったという声もある、元La Bande Feufolletの天才少女だった人。(2008年某月記)

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ケヴィン・ナキン(Kevin Naquin and Ossan Playboys)
当店イチ押し!安定性、確実性で新世代No.1のフレッシュなケイジャン・ボーイ
Kevin Naquin & The Ossun Playboys Cravin' Cajun  CD \2,600tax in
ケヴィンのケイジャン・ミュージックのその心地よさはケヴィン・
ファンには既に周知のことながら、本作でフィドルを奏でるボー
・トーマスとのゴキゲンなアンサンブルが光る#8.Old Crowley
Two Step
は文句なし格別お気に入りのトラックになりました。
歌入りの中ではゲストのルイス・ドロネットのフィドルが活躍する
#11.Think of Me がスピード感、歯応え共に後半のハイライト。
スティールギターの存在感も値千金、作品全体的にも充実度
MAXの仕上がりで、一作ごとに完璧という領域に接近中です。

2010 USA Swallow 6220
★★★★☆
(収納棚CD2)

Kevin Naquin - accordions, lead/harmony vocals
Beau Thomas - fiddle
John Gary - steel guitar, vocals, harmony
Pat Stebbins - lead/slide guitar, vocals, harmony
Seth Guidry - bass, vocals, harmony

Special Guests:
Louis Dronet - fiddle #2,7,11
Jude Stebbins - lead guitar #6
Greg Kingston - part lead guitar #14
Pat Breaux - tenor sax # 5,6
Marshall Cyr - trumpet #5,6

ロッキン・ケイジャンっぽいサウンドの中、新加入のベース&ギターが良い味出してます
Kevin Naquin & The Ossun Playboys Call it What You Want  CD \2,600
tax in
一聴して今までと違う音、骨格が変わった、輪郭も変わった、触感も変わった
という中、全体の印象が大きく変化したことの原因が新加入のベースマン
Tommy Bodin の働きにあることに気がつきます。ボトムを実に軽快にうねり
ながら支えている感じ、時には支えるという以上にバンド全体を牽引している
ようにも感じます。一方若き御大ケヴィンも、#13.のような典型的スイートなス
ワンプポップ・チューンではまるで別人かと思う喉で気合い入ってます。オール
マンのカバー入りのメドレー#14.Ame'de''sOne Way Outではやはり新加入の
ギタリストPat Stebbins がサザンロック特有のテイストで迫ります。

2008 USA Sawllow 6208
★★★★☆

Kevin Naquin - accordion, vocals
Louis Dronet - fiddle
Ashley Hayes - electric rhythm
Pat Stebbins - lead guitar, harmony vocals
Tommy Bodin - bass, harmony vocals
Dwayne Lavergne - drums

いよいよ完成型に近づいてきた実感、スチールとサックスも値千金の活躍
Kevin Naquin & The Ossun Playboys Mercredi Soir Passe CD \2,600
tax in
基本形は王道のフレンチ・ケイジャンながらも各曲に滲む
現代の若者らしさが大いなる特徴、特に相棒のフィドルと
奏でるフロントラインがすこぶる気持ちよいコンビネーショ
ンを描きます。ときおり絡むペダルスチール風のギターやサ
ックスもケヴィン・サウンド特有の印象を決定づける大きな
要素のひとつ。軽快さと併せて安定感も感じるところ、若い
に似合わず早くもベテランの雰囲気を醸し始めています。
アコーディオンの音が柔らかくて全体が聞き易いのも強み。

2006 USA Swallow Records 6194
★★★★

Dwayne Lavergne - drums
Derek Dougas - bass, harmony/lead vocal #14
Kevin Naquin - accordion, vocals
Louis Dronet - fiddle, 2nd fiddle
Murnel Babineaux - steel guitar

Guest Musicians and extra thanks to
Derek Dugas - lead vocals #14
Pat Breaux- saxophone #5, 6, 14
Eric Adcock - piano #5, 6, 14
Blaine Gaspard - bass #1-13, 15
John Melancon - background harmony #4, 5, 6, 11
Eric Soileau - background vocals #11
Jake Vidrine - background voices #5, background vocal #11

ケヴィン色がさらに色濃く滲む大充実作、いよいよシーンの中核に
Kevin Naquin & The Ossun Playboys Never Satisfied CD \2,600
tax in
曲によっては重厚なテイストも感じる溌剌としたケイジャン・サウンド。
才能プラスこの存在感は無意識に滲み出るもの、そんなリーダーと組
んでるバンドも当然の如く元気溌剌、そんなポジティヴさがアルバム
全体を包んでいます。曲によってサックスが入ったりスクラブボードが
入ったりと変化の付け方にもメリハリがあり彼ら自身楽しみながら曲作
り、アルバム作りをしている様子が窺えます。軌道上でぐいぐいとバンド
を牽引するケヴィンのアコ、タイトに絡むフィドルとギターは特に出色。
2004年現在でまだ26才、この若さがケヴィンに与えるアドバンテージ
は相当大きいように思え、ケイジャン界のリーダーにもなりそうな勢い。

2004 USA Swallow Records 6187
★★★★

Kevin Naquin - accordion, vocals
Louis Dronet - fiddle
Chevy Foreman - bass
Wyatt Foreman - guitar
Dwayne Lavergne - drums

バンド丸ごと、かじり付きたくなる素晴らしくも美味しいサウンド!
Kevin Naquin & The Ossun Playboys Au Coup D'eclair CD \3,000
tax in
良いアルバムっていうのは不思議といつも、入荷時最初に店でかけた時、
お店にいたお客様が(注※)反応して買って行かれるものですが、これも
まさにそういう瞬間を生んだ一枚。普段全くルイジアナ音楽を聴かないと
いう方が反応するのですからそこにはやはり何らかのサムシングがあ
るというしかありません。とにもかくにもケヴィンのアコと歌が最高にハ
ッピーで、軽やかなカントリー・テイストもたまらなく人の心をくすぐります。
曲によってはもろケイジャンというよりカントリーロック調もあったりで、
特にRandall Foremanのスチール・ギターが印象に残ります。

2004 USA Swallow Records 6183
★★★★

注)以上のコメントはまだ地上にリアル店舗があったときに書きました。
現在の当店はリアル店舗を持たないオン・ライン・ストアです。

アシュリーの"Chanson De Mardi Gras"は新たなルイジアナ伝説になりそう
Kevin Naquin & The Ossun Playboys Bayou Groove CD \2,600
tax in
現地からまたまた届いた実にフレッシュで元気あふれるケイジャン・サウンド。
ルーツがフレンチ・ケイジャンにあるのは音で直ぐに判りましたけど、この陽気
さ、ダンサブルさは活きの良さでそれぞれが二乗倍されてる感じです。ケヴィン
(24才)の歌とアコはスピード感も満点の中、触感が柔らかいせいか比較的硬
質な音が多い正調フレンチ・ケイジャンの中にあって凄く新鮮に響きます。さら
にはまだ17才のアシュリー(g)の若干幼さなを残したヴォーカルとのコンビネー
ションが実に印象的。時によどむハートの中を綺麗に洗い流してくれるような
感覚がすこぶる気持ちよくて、これはルイジアナ音楽ならではの効能です。

2003 USA Swallow Records 6175
★★★★★

Ashley Hayes - electric/acoustic guitar, triangle, saxophone, vocals, harmony
Louis Dronet - fiddle
Chevy Foreman - bass, harmony vocals
Dawayne Lavergne - drums
Guest Musicians:
Kyle Hebert - 2nd fiddle #6, 15
Roddie Romerol - electric slide #1, 11, 14
Randall Foreman - steel guitar #2, 7, 12, 15
Jamey Bearb - harmony vocals #10, 12, 13