キングス・オブ・ケイジャン (Kings of Cajun)
フレンチーなカントリー・フレイバーてんこ盛りのハッピー・サウンド
Kings of Cajun / Swamp Rompin' and Foot Stompin' 2CD \2,940tax in
Jimmy C. Newman & Fiddlin' Frenchie Burke
現地ルイジアナの代理店からこれは是非!と気合いが入っていた
ケイジャン・キングスのヴィンテージもの。J.Newmanの"The Happy
Cajun"とF.F.Burkeの"Cajun Memories"というそれぞれの単独盤を
2枚組に組むことでヴィンテージ・ケイジャンの面白さが自乗倍にな
った感じです。大スタンダードのカバーもぽんぽん飛び出すニュー
マンの盤は79年のアナログ盤音源、バークは複数のソースを元に
2002年にCDになった盤。両者に共通しているのはこれぞ王道の
ケイジャン、という正当はぶりとその度はずれたハッピーサウンド!
2003 USA Fuel 2000 Records 302 061 337 2
実にハッピーなサウンドをしたヴィンテージ・ケイジャン
Jimmy C. Newman / The Happy Cajun \2,000tax in
1927年ルイジアナ〜ビッグマムー生まれのケイジャン
・キング。初期のカントリー・ミュージックをスワンピーな
テイストで仕上げたニューマン独自のカントリー・ケイジ
ャンは今でもシーンの評価は相当に高いようです。時に
ヨーデルも飛び出す軽快な唱法はアコーディオンとフィド
ルに気持ちよく溶け込んで聴く者をふわっと包み込む感
覚があります。シンガーとして括られているのでもしかし
たら楽器は担当していなかったのかも知れないです。
2002 USA Fuel 2000 Records 302 061 239 2
軽快かつ痛快、爽快なサウンドに見るケイジャン・カントリーの極意
Fiddlin' Frenchie Cajun / Cajun Memories \2,000tax in
意図してそうなっているのか、たまたまの録音状態なのか
フィドルの音があたかも蒸気機関車の汽笛のように気持
ちよくかすれた音になっています。全体がちょっぴり歪みっ
ぽい音もやけにリアルな味を出す効果が出ていてあら不思
議ってやつです。機関車というイメージは音からだけでなく
スピーディーな展開の中ケイジャンで聴くトレイン・ソングと
いった風情の曲が並びます。そこにからむスチールギターが
また二倍の快感を誘い、これはかなりゴキゲンな一枚。
2002 USA Fuel 2000 Records 302 061 2072