Latin X-posure
アメリカ中西部、オハイオ州シンシナチにも根付いたラテン・ミュージックがひとつの形になった集団。プエルトリコとキューバ出身のネイティヴ組とメキシコとペルー出身者と地元シンシナチ組とで結成されたLatin X-posure はまさに現代のミクスチュア文化の象徴とも言えそうです。このラテン集団の多国籍ぶりがまさにアメリカを象徴している感じで、明らかに風貌の異なる集団に貴方はナニ人?と聞くと全員がアメリカジ〜ン!と答える様を想像してしまいました(笑)。それはともかく適度にブレンドされた感じのサルサ〜メレンゲ〜ボレロの響きはゴージャスでありながら一種の爽やかさも伴っています。三人の女性シンガーが交替でリード・ヴォーカルを受け持ち、スピーディーに展開する様はまさに満艦飾の風情、普段はラテンに馴染みのない方でも一発で取り憑かれそうな音です。

シンシナチ産の多国籍サルサ、メレンゲ集団〜端正な響きがかなり新鮮!
Latin X-posure/ Donde Estas \2,500
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四人の魅惑的な女性シンガーのうち三人がフロントに入れ替わって歌
い、次々と色が変わる様はゴージャスの一言。それでいて暑苦しくない
のはネイティヴ組ばかりでもない多国籍集団だからこそのブレンド加減
か。音楽的にはかなりNYからの風も入る中西部シンシナチらしいラテン
集団と言えますが、彼ら彼女らの大きな特徴はそのサウンドが恐ろしく
爽やかなこと。この清涼感は普通のラテンやサルサでは得られないテ
イストで、官能的なピアノや管楽器群に混じっての清涼剤のブレンド
加減がナイス。ラスト"Ob La Dee,Ob La Da"はくせになりそうです。

2000 USA J Curve JCR-6001

Personnel
Vocals: Maribel Andrade, Llilian Valdes,Maria Alvarez, Laura Toscaris
Trumpets:Gary Winters, Brian Schwab
Alto & Baritone Sax: Jose Gaudio
Trombone: Clarence Pawn
Bass: Michael Sharfe
Piano/Musical Director: Patrick Kelly
Timbales: Miguel Maldonado
Congas: Victor Velez
Bongos: Chris Velez


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