ルーリ・ベル (Lurrie Bell)
ルーリーのいざ出陣という日の朝、丹念に彼の口髭と顎髭を刈り整える奥方のそのかいがいしい姿を見たのは確かマックスウェル・ストリートでのルーリーの荒々しいパフォーマンスのドキュメント映像に含まれていた1シーンだったと記憶しています。さらにまた久しぶりに公園のベンチで親子対面したキャリーとルーリーが、落ち着かなげに二人共に手をさすったり揉んだりする仕草がまるで鏡に映った同一人物かと思うほど似ていたのも同じドキュメント映像の中のシーンでした。そんな映像を見たあとにそのルーリーの奥方と父キャリー・ベルが相次いで亡くなったことを知ったときはとても他人事のように思えませんでした。2007年某月記
appleJam特選 BluesMusic
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BluesClub 2016年度対象会員様限定盤 |
相棒にマシューのハーモニカを据えオーソドックスにシカゴブルースと対峙する姿が印象深い |
BluesClub /新録!RareBluesClub |
これからはオレが「親父」になるんだ、そんなエネルギーが充満している会心の作 Lurrie Bell Let's Talk about Love CD (Out of Stock) 愛妻と父キャリー・ベルを相次いで亡くすという、これ以上ない悲しみを乗り越えて出した作品だけに、ルーリーの気持ちと力の全てが投入された気がする作品。今回制作に当たったマシューとはマシュー自身の05年盤で共演しているだけに、今回の作品が過去を通じて最も創りやすい環境にあったものと想像します。実際ナチュラルに重量感を増した仕上がりはプレイヤーとしていよいよ完熟期に入ってきたことを感じさせてくれます。あとは如何にも彼らしいという、そんな渋いオリジナルを聴けたらもう何も言うことはありませんが、きっとやってくれますね!ともかくこれで彼の人生の中に寄り道はもう二度とないだろうと思わせる、そんな重量感と説得力のある作品になっています。頑張って下さい、我らがルーリー! 2007 国内盤P-Vine PCD-93044 ★★★★★ |
遂に出たシカゴ・ブルース伝説の父子鷹 |
遂に出たシカゴ・ブルース伝説の父子鷹 |
フィンランドで収録されていたとってもナチュラルな親子の共演 Carey & Lurrie Bell Second Nature CD (Out of Stock) 91年、ベル親子がヨーロパツアーに行ったときのこと、現地のブルースフェスがはねた後、フィンランドのとある街でアコギでセッションをしているルーリーを見かけたChip Covingtonがその様に感動、急遽その場に友人を呼び寄せ具体化したのがこの吹き込みだったとのことです。リード・ヴォーカルはキャリーが7曲、ルーリーが5曲を受け持ち、内2曲でジェイムスがパーカッションを担当するというまさに文字通りのファミリー・アルバム。当夜はノン・リハーサルでこれら全12曲がすべて一発で収録された模様、如何にベル親子の持つブルース・パワーと集中力が凄いかが窺える話でもあります。 2004年 USA Alligator ALCD-4898 ★★★☆ |
BluesClub 思えばこの年、この瞬間に現在のルーリーの大活躍を確信した1枚!当時のキャッチコピーは 〜 完全復活を確信させる会心の一作、全曲無駄なし!! Lurrie Bell Cuttin' Heads CD-R (Out of Stock) Very Limited 何とも妖しいこの雰囲気にブルブルッときてしまいました。長いこと周囲を心配させてきたルーリーの荒んだ生活がどのように彼の心に影響を与えてきたのかを推し量る術はないのですが、このアルバムには、いざギターを持ってステージに上がれば、一瞬の煌めきと閃きを見せるという姿が鮮やかにキャッチされています。一曲、一曲のパフォーマンスにとても気持ちが入ってて聴いてる方も思わず血管が浮いてきます。彼自身が再起を信じて作ったに違いないと思わせる気迫に満ちた仕上がりに大満足!! (以上は2001年当時のコメント原文そのまま) 2001 USA Vypyr VP-1001 ★★★★☆ |
両者ともベストと言える鮮やかなテンションをした89年〜93年の名セッション |
音が生きてる実感、それが伝わるベストパフォーマンス集 Lurrie Bell Young Man's Blues CD (Out of Stock) ルーリーのJSPでのベスト・トラックを集めた1枚。これが相当に濃い内容で、文字通りのベストな手応えに思わず嬉しくなってしまいました。いずれの曲も若さがはち切れんばかりに溢れていて、音がピチピチと跳ねてます。まさに活き作り。今や完全復活も果たして向かうところ敵なしのルーリー、その若き日の勇姿、とにかく文句無しのお薦め!(ジャケットが二種有り) 1997 UK JSP JSPCD-2102 ★★★★★ |
音が生きてる実感、それが伝わるベストパフォーマンス集 Lurrie Bell Young Man's Blues CD (Out of Stock) ルーリーのJSPでのベスト・トラックを集めた1枚。これが相当に濃い内容で、文字通りのベストな手応えに思わず嬉しくなってしまいました。いずれの曲も若さがはち切れんばかりに溢れていて、音がピチピチと跳ねてます。まさに活き作り。今や完全復活も果たして向かうところ敵なしのルーリー、その若き日の勇姿、とにかく文句無しのお薦め!(ジャケットが二種有り) 1997 UK JSP JSPCD-2102 ★★★★★ |