マリアリ・パチェコ(Marialy Pacheco)
正式な音楽教育を受けられる機会が少ないというキューバにあって、このマリアリはそれでも15才の時にハバナの音楽学校に入学し、多くの仲間達と交換し合ったCDやビデオをもとに自らのスキルを磨き上げたとのこと。音楽活動での旅先で知り合ったドイツのミュージシャンと意気投合した結果、2005年にドイツで吹き込まれたこのアルバムは収録時25才と思えないくらいの円熟味とまろやかさが印象的です。

appleJam特選 Jazz
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インテリジェンスに富んだラテン・ジャズを聴かせるキューバのピアニスト
Marialy Pacheco Trio Bendicioness・Blessings CD \3,300tax in
恐らくはこれが彼女のデビュー作と思われる作品で、共演のメンバーは
05年にドイツ・ブレーメンで開催された音楽祭に参加した際に意気投合
したリズム隊の二人なのだそう。ドイツのプレイヤーを迎えた結果か、
あるいはそれが元々のマリアリの個性なのか、ここにあるラテンジャズは
従来のイメージのラテン・ジャズとは大きく趣を異にした音に仕上がってい
ます。エキゾチックなキューバン・リズムや情熱的なマイナー・メロディも
なく、ここにはとてもインテリジェンスに富んだ思索的なフレーズが紡ぎ
出されています。曲によってはダイナミックな展開も見せつつ、早くも大
器としての器を感じさせる側面も。一部で聴ける歌入りの曲ではちょっぴり
控えめで優しさも感じるナチュラルな余韻がさらにまた好印象を残す作品。

2006 German Weltwunder
★★★★
(収納棚CD12)