appleJam特選  FolkMusic
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Americana Club
アイリッシュとルイジアナがほどよくブレンドされたのど越し感、切れのあるフォーク
Martin Simpson True Stories  CD \3,350tax in
古くは1960年代のロンドンからずっと、変化の時系列を共にしてきた
感のある英国風フォークながらも、常に何処かそこはかとなく南西ル
イジアナと直結しているのがこの人最大の特徴のような気がします。
キャット・スティーヴンスやペンタングル〜ジョン・レンボーン達の音に
は日向の成分が少ないのに対して、マーティンのサウンドには常に
曲間に木漏れ日程度の陽射しを感じます。#8.Kielder Schottische
なんかはその典型ですが、あと#10.Done It Again はまさに夕暮れ
時のポンチャートレイン湖の湖畔で聴いてみたい曲。ここでのアコー
ディオンとフィドルはあたかも二つの異文化がマーティンの歌と
ギターを介してダンスをしているかのようです。

2009 Topic Records 74523 2
★★★★☆

リズムという概念から解き放たれた、描写的でポエミーな数々の歌
Martin Simpson Prodigal Son  CD \3,350tax in
今作はゲストにジャクソン・ブラウンとケイト・ラスビーといった
超大物が名を連ねているのに驚きますが、作品自体はいつも
通り淡々とした、時にナチュラルな起伏を伴う語り部的な歌。
木訥とした歌とチェロというのは実に相性の良い楽器ですが、
ここでも存分にそのふくよかな響きの弦が活躍しています。
バンジョーがブリリアントに響く小インスト曲#2.Prety Crowing
〜や、まんまスペンサー・ボーレン風の#4.She Slips Away、
ブリット・フォークに変身した#12.Louisiana等が特に印象的。

2007 USA Topic Records TSCD-553
★★★★

さらに色濃く滲んだケルティックな響き、完璧に歌に比重を置いてます
Martin Simpson Kind Letters  CD \3,350tax in
これを聞いた瞬間理由もなく浮かんだ名前がラトルスネイク・アニーと
キャット・スティーブンス。両者共にマーティンと特に似ている訳ではな
いものの、持っている雰囲気が何となく似ています。ここで使用されて
いる笛の響きひとつとってもそれがあたかもネイティヴ・アメリカンの遠
い過去の文化の傍流として生まれた笛のようにも聞こえるのが妙です。
ギターもあくまでも歌を補う楽器として活用している感じ、決してギター
の技法を全面に感じさせる作りではありません。いかにも英国産のフォ
ークらしい音、60年代からずぅっと何かが繋がっている感じがします。

2005 Topic Records TSCD-553
★★★★

幻想的な歌と弦の響きに見るケルトの息吹とロバジョンの影
Martin Simpson Righteousness & Humidity CD \3,350tax in
相当のキャリアを持つ人ですが、ケルト・ミュージックの
フィールドで活躍するギタリストだったためか当店のア
ンテナにはこの作品で初めてひっかかりました。ケルト
とはいっても、中には"Rollin' andTamblin'"等、ロバジョ
ンの影響を色濃く滲ませたトラックもあったりします。ア
コギ以外にもエレキ・スライドにバンジョーと、ストリング
ス系にマルチな才能を見せています。トラッドソングと
オリジナルとの間に違和感がないのも特徴です。

2004 USA Red House RHRCD-169
★★★★


英国勢の中でも抜きん出た実力が魅力、もっかこれが唯一の映像かと
Martin Simpson In Concert at the Freight & Salvage DVD \2,950tax in
プロとしての初仕事が14才の時だったという早熟の
天才ギタリストでもありますが、英国北部の生まれ
ということもあってかケルト色の濃いパフォーマンス
が特徴。とはいえ若くしてヴァンガード系のフォーク
に多大な影響も受けたせいか、ここではゴスペル・
メドレーも披露しています。コンサートからの収録で
たっぷり70分も楽しめて大満足の一枚。

USA Vestapol 13046
(日本の再生機器で通常に再生出来ます)

マーティン・シンプソン (Martin Simpson)
英国北部、ハンバーサイドに生まれ、12才でギターを習得、恐らくそれ以来ケルト・シーン一筋で活躍してきたギタリスト。23才の時に放った1976年のデビューアルバム以降、記録に残っているだけでも20枚近いアルバムをリリース、それらの多くが全米でもリリースされていることから評価、知名度共に世界的にかなりのものかと思います。シンガー・ソングライターとしてのスタイルを基本に、幽玄的な響きも伴うスライドワークもあればもろカントリー・ブルースまで有りです。ケルティックな味わいの中にも感じるロバジョンの影と言えます。