ミシュキン(Myshkin)
2000年の初導入時にその完成度の高さと強烈な個性に一撃でマットに沈んだのがこのミシュキン。当時はまだ浜松に店があったその当店に遊びに来ていた某有名ブルース・ディレクターの奥様が、日本の土産にルイジアナの盤を買って帰るのも変だけどといいつつ、店頭でお薦めしたミシュキンにやはり惚れ込んでご購入。帰国後やはり彼女の歌はとても魅力的だというメールを頂いたことがありました。たまたまラウンダーのスタッフが共通の友人という縁で店まで来て下さったのですが、もちろん日本の某家電メーカーの夏期英語スクールの講師として定期訪日された際についでに立ち寄られた由。折しも凱旋帰国中だった菊田俊介氏のミニライブを馴染みのライヴハウスで敢行、シカゴで活躍する日本のブルースマンにも会えたとして凄く喜んで頂けた一夜となりました。ミシュキンのアルバムを挟んでそういった感動のやりとりがあったこと、ずっと鮮明な記憶として残っています。

appleJam特選SSW
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New Orleans Club Americana Club
ミシュキン
美趣琴の、もしかしたらこれがデビュー作だったのかも知れない1998年盤の再発盤

Myshkin Blue Gold CD \2,850tax in
本作の存在を今まで全く知らなかったことに加えて、最初に衝撃を
受けた1999盤と同様既にこの時点でミシュキンが完成形であること
を知って再び心地よい衝撃が蘇りました。当時から好んで彼女のこ
とを美趣琴という漢字で書くのも実はストリングスの使い方が絶妙で
#1.Fallow が象徴するように三次元的な響きが魅力です。表題曲の
#3.Blue Gold は最初に私がミシュキンを好きになった原体験に最も
近い音、シンプルなのにドラマチックですよね。そして必殺の直撃弾
は#13.Sun of My Bonesでした。多重構造をした複合的な建造物の
ような音楽はこの時既に彼女の世界に建築済みだったのです。

2012(1998)  USA Binky-1015  bb's Recommendation2012
★★★★★

BluesWomenClub /New Orleans Club /Americana Club
多重構造の建造物に多様な角度からカクテル光線を当てた光の芸術にも似た音楽世界
Myshkin's Ruby Warblers That Diamond lust CD \2,850tax in
本作から一気に音が3D構造になった感が大。劇場空間的音楽というか
例えば複雑な多重構造をした建物に様々な角度から光が当たって出来る
輝きと影のオブジェみたいな曲が凄いです。さらには真っ暗な舞台に銀色の
ロングドレスを身にまとった女性が一人、強烈なスポットライトを浴びてうずく
まっている瞬間から曲が始まる感の#2.Lucky とか。続く#3.Welding & Sawing
ではヴァイオリンのピチカートがやけにアーティスティックで躍動感のあるパーカッ
ションの響きとのブレンド具合がもう最高!全編がとてもドラマチックで、これは
聴く人を選ぶ作品ではあるものの、その完成度と表現力は半端ではない。
じっくりと何度も聴くうち貴方も確実にミシュキンの世界の住人になっているはず。
個人的には#10.That Diamond Lust が絶品中の絶品トラック♪

2012 USA Doublesalt Records  bb's Recommendation2012
★★★★★
(収納棚CD7)

何が何でもすべてのお客様に聴いて欲しい歌、独立系の凄さと魅力に溢れています
Myshkin's Ruby Warblers Sigh Semaphore CD (Out of Stock)
これは美趣琴ならではの環境対策なのか、今回のアルバムは
なんと盤とブックレットがすっぴんでポリ袋に収納された状態での
販売です。あとはユーザー自身のお気に入りのケースに入れるな
りソフトケースに入れるなりして下さいという感じ。そのことはともか
く、見事なまでに全曲が存在感を放つ、恐らく作ったミシュキン自身
もこれを最高のお気に入りとしたに違いない仕上がり。収録が7曲
とやや短めながら、このデリケートなバランスを崩したくなくてあと
一切余分な曲を足さなかったのだと私は感じます。もう最高!

2008 USA  Doublesalt Records (2006年盤の新装再発盤)
★★★★★

この"Sigh Semaphore"では2008年仕様と2006年仕様とがあるのですが、恐らくは1stリリースが2006年だった作品を後にミシュキン自身が再発売したものが混在していると当店では解釈しています。CDの盤面には2006の刻印がありますが、ブックレットは一部デザインが異なっています。ミシュキンのオフィシャル・サイトに掲載があるファースト・リリース盤のブックレットは女の子のイラスト部分がポジで描かれているのに対し、再発盤では女の子がネガで描かれています。さらに再発盤のブックレットの両側にある縦の細い文字列がファーストリリースのブックレットにはありません。ですので恐らくブックレットのみを新装して再発売になったものだと解釈しています。

もしやアートもミシュキン作か、何やらシュールでもある絵に見る独自の感受性
Myshkin's Ruby Warblers Coruidae CD \2,850tax in
初めてミシュキンを聴いた日から4年、まさに4年ぶりに聴いた
彼女のヴォイスに感じたその成長と深まった陰影のトーン。
元々個性的な人でしたがここへきて益々そのキャラクターを
確立させていました。何の迷いもなく自分自身を歌にしてい
る、そのことの手応えをずしんと感じる素晴らしいアルバム。
歌なのにそれぞれの情景までが浮かんでくる、まさにストー
リーテラー的要素もある奥深さ。この人は歌だけで劇団のス
テージに立てそう、聴いたら最後大好きになってしまいます。

2004 USA Doublesalt Records
★★★★☆
(収納棚CD7)

個性派のアーティスト三人が集結したとってもユニークな音楽集団
The Road Dog Divas Everythings in Boxes CD \2,850tax in
Myshkin,Laura Freeman,Darlene

先に音だけを聴いた方ならどんな三人の女性をイメージする
でしょうか。このCDの内側の三人の写真を先に見てしまった
人ならそこにどんな歌を想像するでしょうか。あるいは先に言葉
で理解した人は?希有と言えるくらい個性的な三人の女性が
その三様の個性をぶつけ合った盤。伴奏はほとんどギター一本
だけという風情、三人の個性が錯綜するネイティヴ・アメリカン
とサザン・ガールのまさにヴォイスと歌のミックス・シチュー。
この作品にはそんなスパイシーなフィーリングで一杯です。

2002 USA USA Independent Music
★★★☆
(収納棚CD7)

アルバムデビューから三年後、ミシュキンは完璧という姿に成長していました
Myshkin's Ruby Warblers Rosebud・Bullets CD \2,850tax in
デビュー当時、既にワン・アンド・オンリーのユニークさを発揮
していたミシュキンですが、まさか3年後にここまで一気に成長、
自己の音楽世界を完璧に確立させていたことを知って驚きかつ
嬉しくなりました。#2などはまるでファドのような響き、心なしか
ギターまでがポルトガルのそれのように響きます。アルバム全
編がいわゆるアメリカン・ルーツではなく国籍不明の異国情緒に
包まれている感じ、この人のルーツはもしや東欧周辺なのかも
知れません。曲によってはロシアのイリーナ・ボグシェフスカヤ
に通じるフィーリングもあります。素晴らしくて感動の嵐状態。

2002 USA Doublesalt Records
★★★★★
(収納棚CD7)

ぱっと見は普通の女の子なのに歌った瞬間、美趣琴の世界にすべては変わるという感じ
Myshkin's Ruby Warblers Why Do All The County Girls Leave? CD (Out of Stock)
2000年の初導入時、店主を一撃でマットに沈めた思い出の盤がこれです。
歌に満ちあふれる叙情感と穏やかな感情の起伏に現れるドラマ性、それ
が他に類を見ない深さと濃さを持って聴く人に迫ります。これはまさにミシ
ュキンだけの世界、実際に聴いた方で彼女の虜にならなかった人を私は
まだ知らないくらい、じわじわと浸透していく訴求力が有り。ルーツ系とシリ
アス・フォークが程よく溶け合った中に、ほんのりパンキッシュな一面もあ
るのがこの99年盤最大の特徴です。文句なし自信を持ってお薦め出来る
まさに生涯追いかけたい気持ちにさせるアーティスト。天下逸品!

1999 USA Binky 1024
★★★★★