appleJam特選 Blues
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新録!RareBluesClub  2016年度対象会員様限定盤
Omar Coleman Live! CD \2,580+ VERY LIMITED
本作もまたRBC(Rare Blues Club)会員のお客様からコース選盤希望のあった作品です。シカゴ・ブルース界のニューホープで、ハーモニカ奏者という点でよりコアなファンの注目を集めているとのこと。試聴音源がなく自分自身でのコメントが書けないのですが、判っている範囲の情報でこれはシカゴの有名ブルース・クラブ 〜 ローザ’ズ・ラウンジで収録された10曲を収録したライヴ盤。ローザ’ズ・ラウンジといえばかつて1990年に私はそこでメルヴィン・テイラーとルイス・マイヤーズがジョイントしたステージを観たことがあります。店内の熱気も半端ではありませんでしたが、ストリートに面した外壁の同店の看板だけがシカゴの街を包む闇の中にくっきりと鮮やかに浮かび上がっていた光景が瞼に焼き付いています。あれから26年後の今もその同じ看板が見れるのかどうかは私には判らないのですが東京のど真ん中のようにどっちを向いても暗闇を探す方が難しい風景とは一線を画した光景でした。もとい、今どきの極論するとAIによる自動作曲ツールで仕上げたような感覚の、人間の五感とは縁遠いメロディー展開に乱暴に歌詞を乗せ、単にイケメンやアイドルが大人数で踊ることで迫力を演出しているだけみたいな歌が氾濫している中で、ブルースのような一定のスタイル(三行詩ともコール・アンド・レスポンスとも言われる基本的な構造)をしたシンプルだけど熱い歌をもっともっと若い人たちに知って欲しいなと思う気持ちが最近とくにムクムクと。というか70年代当時からブルース・ファンやジャズ愛好家を自称する人々も実は家に帰ると家族にもナイショでヘッドフォンでキャピキャピのアイドルのヒット曲を楽しんでいたのもまた事実、私もそんな人の一人でしたが、とにかく××しか聴かない、××にしか興味が無いといった限定的な趣向生活は老後に差し掛かってからの話で、若いときはそれこそ何にでも首を突っ込み多感に色んなものを感じ取って欲しいなとつい思ってしまいます。ブルースが好きで良かったと思った瞬間が今まで何度あったことか、多分これからも何度もそういう瞬間があるはず、と感じています。
2016 USA Delmark


1990年当時のローザ(撮影 bb白岩)