appleJam特選 Jazz
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ポール・ボレンバック/アンドレイ・コンダコフ
ユーロピアン・ジャズに見るスピリット、ECMとはひと味違う肌触り
Andrei Kondakov Kind of Optimistic CD \2,500
tax in
ロシアを代表するNo.1の若手ピアニスト、アンドレイ・コンダコフのこれは
かなりの意欲作で、共演者もラヴィ・コルトレーン(ts)、ポール・ボーレン
バック(g)といった米国勢に注目です。コンダコフがエレピを弾くとRTFの
頃のチック・コリアを彷彿としますが #4、#5辺りにそれが顕著で、はっとす
るほどスリリングです。特にラヴィとポールの参加が活きていて、チックや
ザヴィヌル等が経過してきた70年代のあの音が鮮やかに蘇っています。
個人的なお気に入りは生ピの#7でハードバップのイディオムを残しつつ
ラヴィがドルフィーぽいニュアンスで展開していきます。かなり面白い!!

2002 Russia Boheme CDBMR-204238
★★★★☆

Andrei Kondakov :piano,electric piano,organ
Ravi Coltrane :tenor sax on 2,5,7,9
Igor Timofeyev :tenor sax on 1,3,10
Paul Bollenback :electric guitar on 2,5,7,9 & 12st.guitar on 8
Gregory Voskoboynic :bass on 1,3,10
Dmitri Kolesnic :bass on 2,5,7,9
Sergei Osroumov :drums on 1,3,10
Ralph Peterson,Jr. drums on 2,5,7,9
*Recorded in Russia 2001&2002

チャーリーバードとチックコリアが共演したのか、みたいな味わい
Paul Bollenback・Andrei Kondakov Alone and Together (Out of Stock)

同時期に出たコンダコフの新作"Kind of Optimistic"の録音と並行して
吹き込んだと思われますが、こちらはポールのソロ・パフォーマンスを含
んだコンダコフとのデュオ・アルバム。ポールは渡欧の機会が多い米国
のギタリストで、理解と信頼をし合える人とは距離はなくなる、そんな感
じの演奏。オリジナルと"And I Love Her"等の超有名曲のカバーで構成、
いずれもハーブ・エリスを思わせる分厚い音とチャーリー・バード風の清々
しいギターが交互に登場します。ポールのギターはかなりセンシブルなタ
ッチでガラス細工の光沢のようなきらめきを放っています。

2002 Russia Boheme CDBMR-201227
★★★★☆

Paul Bollenback :electric :guitar
Andrei Kondakov :piano,electric piano
*Recorded in Russia 2001&2002

Jewel Jazz Club
ジョーイ・デフランセスコ
マイケルソングが超クールなオルガンジャズになった日、これには貴方もきっとハマる!

Joey Defrancesco Never Can Say Goodbye-the Music of Michael Jackson CD \2,480
tax in
マイケル・ジャクソンの没後にトリビュート・アルバムを出すのはかなり勇気が必要だった
かも知れませんが、ジョーイのこの作品は自身の熱血マルチぶりもさることながら共演者
も鋭く渋い人選で、結果数多ある類似企画とはさすが一線を画した仕上がりになっています。
その渋い共演者の筆頭はギターの盟友 Paul Bollenback その人ですが、耳にはジョーイの
吹く叙情味溢れるミュート・トランペットが泣ける#3.Beat It等、隅から隅まで聴き所満載のアル
バム。オルガンだけで三種類、あとピアノにペットにヴォーカルと、まさに半端ではない没頭
ぶりがとても爽やかな余韻を残します。マイケルのファンでなくてもジョーイそのものに感動
することは間違いなしです。ラスト#9.Billie Jean の独特のコクはオルガンだからこその味。

2010 USA HighNote HCD-7215  
★★★★★

相棒ボレンバックの男臭いギターがたまらない魅力の、とっても渋いオルガンジャズ
Joey Defrancesco the Original Trio  Snap Shot CD \2,480
tax in
ジョーイが99年の作品で一度共演していたランディ・ジョンストンの
ギターも大好きなのですが、オルガンと共演するギターで誰が一番
好きかと言われると私の場合はこのポール・ボレンバックと、あとド
イツの女性ギタリストのバーバラ・ユンファーがもっぱら1、2を争う
存在です。共に硬質でタフなギターを弾く割に何処かヒューマンな
味わいがあるのが最高!恐らくはジョーイもボレンバックにはぞっこ
んに違いなく、途中まで色々変えたギターを最近はずっと変えてい
ないことにその感触を見る気がします。そのことはともかくライヴ録
りされた本作も、冒頭#1.Eighty Oneから抜群の手応えです。

2009 USA HighNote HCD-7199
★★★★★

ポール・ボレンバック/ジョーイ・デフランセスコ
60年代そのままのスメルに思わず小躍り、P.ボレンバックも最高の共演

Joey DeFrancesco the Philadelphia Connection CD \2,480
tax in
A Tribute to Don Paterson
60年代に大活躍したオルガン奏者、ドン・パターソンに捧げたこのアルバム、
ジョーイ自身もジミー・スミスのフォロワーの一人ですが、そのパターソンはジ
ミー・スミスの助言がきっかけでピアノからオルガンに転向し大成功を収めた
人。その時代の色んなウラ話は恐らく父パパ・ジョンとのコミュニケーションの
中で沢山疑似体験を重ねてきたのかも知れないですね。共演のポール・ボ
レンバックのギターがまた心憎いばかりのパフォーマンス、あたかもパターソ
ンの盟友パット・マルティーノ役を演じているかのようです。アルバムの白眉
は#6.Oleo、マイルス・チューンを神業のハンドリングで疾走する様は圧巻。

2002 USA HighNote HCD-7050
★★★★

Joey DeFrancesco - Hammond B-3 organ
Paul Bollenback - guitar
Byron Landham - drums

ポール・ボレンバック/ジョーイ・デフランセスコ
パートナーをボレンバックに代えての第二ラウンドもジミーへのオマージュ

Joey DeFrancesco the Champ Round2 CD\2,480
tax in
前作に引き続きジミー・スミスへ捧げるアルバム第二弾。ここでは共演者を
Paul Bollenbackのギターにチェンジ、作風も渋く迫る曲が多くなっています。
低音域を強調したミキシングが作品の重厚感を増していて全体が黒光りす
る音に。中盤ジミー・スミス・チューンが連続する#6〜8辺りに特にその印象
が濃いです。それに続く#8.のS.モンクチューンは一転して倍速で飛ばす快
速ナンバー、その余りの快速さにバイロンのシンバルワークが悲鳴を上げ
てるように聞こえますが、途中スリリングなバースを挟んでエンディングへ
と雪崩れ込む辺り実に鮮やかな展開。#9.Greensleevesも聴きものです。

2000 USA HighNote HCD-7061
★★★

Joey DeFrancesco - Hammond B-3 organ
Paul Bollenback - guitar
Byron Landham - drums

アンドレイ・コンダコフ
ロシア最大のジャズ・レーベル、Boheme(ボエム)の看板スターとしてもはや不動の地位を築いたピアニスト、コンダコフ。演奏者としてだけではなくクリエイターとしても非凡な才能を持ち、アイデアが尽きない様子が作品からも窺えます。アメリカのジャズシーンとの交流にもアクティヴだといいますから、今後とも彼の活躍はロシアの地にとどまらないと思えます。何を選択して何を切り捨てるか、これからの若手のメインストリームのジャズはそこが勝負だと思いますが、彼及び彼の周辺はその辺に一切の迷いはなさそうです。