ポーターハウス・ボブ(Porterhouse Bob) Barrelhouse Boogie and New Orleans Souds at California!
最新作のサブタイトル "New Orleans Barrelhouse Blues"が象徴するそのままのサウンドです。とはいえそのバレルハウス調だけでじっとしている人ではなくて、あとはニューオリンズ・ファンクからザディコにブギーまで、それこそボブが気に入ったものは何でも有りという状態。これが西海岸〜カリフォルニアからニューオリンズへのラヴコールという点に注目しました。あのドクタージョンも実はあえてニューオリンズに住むことなく遠く西海岸からのアプローチでしたが、このボブも期せずしてキーボード奏者。何となく似たものを感じるのはその音だけではなかったのです。

バンドがきっちりまとまっている点、実際は緻密な演奏家達と感じます
Porterhouse Bob / Shoutin' at the Grave \2,977tax in
** New Orleans Barrelhouse Blues **
サックスとトランペットの二管を含むバンドともコンビネーションは抜群、
一見ラフで脳天気にやってるように見せていて実はきっちりアレンジを
考えてあると感じました。基本構成はオリジナルのようで作曲者として
プロデューサーでもあるロバート・ジョンソンという名前がクレジットされ
ていますが消息筋からの情報でこれはボブ本人の名とのことです。ピア
ノの音はもろバレルハウス調、ホンキートンク・ピアノそのもの。ザディコ
もあればファンクも有りで存在自体に惚れてしまうタイプ、やっているこ
とはニューオリンズでも軸足が西海岸にあるので面白い音になります。

2005 USA Big Mojo Records 2005
★★★★

バレルハウス・ブギーを軸足に、ニューオリンズ色100%なのが面白いです
Porterhouse Bob / Rockin' the Big House \2,977tax in
ローカルの鉱山(レーベル)をせっせと掘ってますと時にこういう人に
遭遇します。活動地はカリフォルニアでもやっていることがもろニュー
オリンズ。5才のときに覚えたアコーディオンが多分全ての始まりだっ
たのか。その後10才でピアノに転身したボブの音楽遍歴はそのまま
ストリートからクラブギグへと発展、自然とプロの道を歩んだくちのよう
です。N.O.色が濃い中しかし、ところどころスインギーなムードは流石
西海岸の人、そこがまたボブの魅力になっています。#5で聴けるザデ
ィコも妙に明るくてまさに西海岸的、冒頭から妖しいムードぷんぷんの
#9.King Bee、なんかくせになってしまいそうでユニークさも出色です。

2003 USA Big Mojo Records 2003
★★★★


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