ランディ・ジョンストン(Randy Johnston)
オルガン・コンボでアーシーかつブルージーなギターが妙味のランディ・ウェストン。かつてはウェス・モンゴメリーやケニー・バレル達が得意としたフォーマットですけど、現代にもあの時代そのままのフィーリングでやっている人がいることに喜びを感じます。ランディの場合はセミアコを愛用しているので音色的にその先達と似ている訳ではないですが、全身から発散しているスピリットには全く同じ匂いを嗅ぎました。いわゆるストレートなブルースとは距離を置いてるのにファンキーなことこの上無し、リズムとカッティングにもソウルジャズ全盛期のタッチが溢れていて私は全面的に彼に参ってしまいました。今時はありそうでないこのアーシーなフィーリング、大変貴重なパフォーマーです。"Homage"にはエリック・アレキサンダーが加わっていていつものブリブリ・テナーソロがゴキゲン。(以上は2001年某月に書きました)

appleJam特選 JazzGuitar
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Jewel Jazz Club
ただ渋いだけではない、ブルースやロックへの熱い思いがクールに迫る盤
Randy Johnston People Music CD \3,000tax in
2001年に扱ったJ Curve 盤の2作で見せたアーシーかつブルー
ジーな、オルガン・コンボでのギタープレイが大好評だったランディ・
ジョンストン。当店的には10年ぶりになる本作でもやはりオルガン
トリオでのブルージーなギターが嬉しいです。ちょっぴりディストー
ションをかけた#2.Nostalgia For What Never Was の牽引力に聞き
惚れていると次は何とカクタスやジョン・メイオールでお馴染みの
ブルースロック・チューン#3.Parchman Farmのヴォーカル入りが。
懐も深ければ引き出しも多いランディのまさに意欲作、Peaveyの
(多分)小型アンプに片足をかけている姿が雰囲気マニアックで
何ともクールです。個人的にはドラムもオルガンも均等に活躍
する#7.Humpty Dumpty が終始スリリングで最大のお気に入りに。

2011 Random Act Records RAR-1005CD
★★★★☆

Guildらしいウォームかつ硬質トーンにゾクゾクするストレートな展開
Randy Johnston Homage (Out of Stock)
エリアレを含む四管の分厚いホーンのラインにピアノ・トリオ+ランディという豪華な
編成はこの作品をゴージャスなイメージにするのに充分なラインアップ。それでい
てランディ自身はあくまでもトレブルを絞りきったかのようなウォーム・トーンで
勝負、愛機ギルドのセミアコがこれでもかと存在をアッピールしている感じです。
スピーディーな展開とキャッチーなテーマがぐっとくるオリジナル#2 Pat and Wes
にまず心を奪われますが、ブルージーなボッサ調の特徴を活かしたソロにはジ
ム・ホールの影も見え隠れ。速いパッセージのラインも得意としていますがそれ
がスリリングでまさに釘付け状態。ジミヘン・チューン#4.Angelを正攻法でアレ
ンジ、バレル・チューンの"Lyresto"では技術で先輩を超えている感じです。

2000 USA J Curve JCR-1010
★★★★

Randy Johnston - guitar
Xavier Davis - piano
Nat Reeves - bass
Kenny Washinton - drums
Wayne Coniglio - bass trombone
Jim Rotondi - trumpets
Eric Alexander - tenor sax
Nick Brigola - bariton sax

CTIベンソン〜BlueNoteのバレルを彷彿とさせる黒さにシビれます
The Randy Johnston Trio Riding The Curve(Out of Stock)

潤いもある、セミアコのやや硬質なトーンが、これでもかとファンキーなツ
ボを押さえていて、オルガン入りのギターものとして理想的な仕上がりです。
ジョニー・グリフィンのホットなサックスがこれだけ似合う人も今時は少ない
と思います。10分超にも及ぶ大作#5.You've Never Been Thereで聴ける
ギターのトーンこそ、あの黄金時代の遺産を受け継いだ音。CTIでバレル
が、ベンソンがやってきた流れの延長にある、というか時計がそこで止まっ
ている感じも。一時代に築かれた金字塔を今に継承している、と本人が思
っているかは別として全編、時計を30年前に戻したくなる音で一杯。

1998 USA J Curve JCR-898
★★★★

Randy Johnston - guitar
Joey DeFrancesco - organ
Idris Muhammad - drums
with special guest
Johnny Griffin - tennor sax