リバース・ブラス・バンド

ニューオリンズのブラスバンド・シーンが新たな隆盛を極めるこの時代、相当のオールドファンでもそのグレードの高さとキャリアに一目置くのがこのリバース・B.B.とダーティー・ダズン・B.B.の二大ブラス・バンドです。シーンの第一線で活躍を続けるこの両者の大きな背を見て、今この瞬間も新世代B.B.がどんどん誕生しています。まさにシーンの父であり母であり源流でもありますが、例えば "Rebirth For Life"ではブックレットを開くと、カーミット・ラフィンズ等過去リバースに在籍してその後独立していった数々のメンバーに捧げる感謝の辞が飛び込んできます。その数たるや途中で数えるのを断念するほどで、言い換えればリバースはそれほどまでに老舗であり今もN.O.のブラスバンド・シーンの中核であることを物語っています。2004年某月記(※ 05年のハリケーン・カトリーナ来襲以前に書いたコメントです)

appleJam特選 NewOrleans'BrassBand
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/New Orleans Club 2015年度対象会員様限定
リバース・ブラス・バンド (Rebirth Brass Band)
彼らだからこその、その独特のうねりに身をゆだねた瞬間別次元にワープする感覚が好き
Rebirth Brass Band Move Your Body CD \3,000(税抜)
このバンドの初代メンバーというか大先輩になるロデリック・ポーリンやカーミット・ラフィンズのソロ作品をわくわくしながら恐らく日本で初めて扱った日から早くも15年もの年月が経ちました。しかし彼らリバースの結成はさらにその15年余前のことなのですから、地球時間で言ってもそれはやはり相当の歴史の重みを感じます。ハリケーン・カトリーナで第9地区の主要ハイスクールが水没してしまうまでは文字通り毎年雨後の竹の子の如く無数の才能有るブラスバンドを輩出していたニューオリンズの街ですが、あの出来事を境に確実にその数は減りました。故に彼ら大御所のこうした活躍はまさに勇気づけられる大きな要素のひとつです。主要メンバー以外にも曲によってトロイ・アンドリュース(トローンボ−ン・ショーティ)やグレン・デイヴィッド・アンドリュースといった長年当店イチ押しのお馴染みのアーティストも参加、冒頭#1.Load,Load,Load,You've Shure Been Good to Meでは後半でグレン特有の馬力ある歌が曲をがんがん牽引します。そのグレンの歌の後、パーカッションだけになる瞬間が私は大好きです。複合的リズムの絢爛な競演で魅せる#6.Rebirth Grooveも文句なし最高!のひととき。街のコーナーでいきなりこんな演奏に遭遇したらその場に釘付けになること間違い無しです。
2014 USA Basin Street Records
★★★★☆

全員が一塊になっている様子が、まるでエンボス加工の革製品を手にしている感じ
Rebirth Brass Band 5th Anniversary CD (Out of Stock)
バンド結成以来早くも25周年。AMGの記事によれば主要メンバーがハイスクール在籍中に既に誕生したという、実に早熟かつ完成度の高い集団であったことがそのことから窺われます。80年代半ばにはアーフリー・レコードの目にとまり最初の作品をリリース、そのあとを受ける形で今度はラウンダーから記録にある限り全部で四枚のアルバムを出しました。まさにこれが彼らの人生そのもの!今作では特にパーカッション・ワークが実にブリリアント、ストリート・ノイズっぽく掛け合いで進行する立体的な歌と、チューバがなぞるエンボス風の柔らかなボトムラインとの隙間を跳ね回る打楽器が聞き物。もとよりすべてが一塊の音になって耳に届く感じが快感でもあります。
2008 USA New Orleans Independent
★★★★

一切の電気もアンプも必要としない、究極の人力ファンクB.B.
Rebirth Brass Band Rebirth For Life CD (Out of Stock)
ずしんとくる音圧と破格の存在感、それらがうねりとなって押し寄せる凄さ。特にチューバによる間断のないボトム・キープがこのバンドの活きの良さを象徴しています。低域を確実に押さえた上で奔放に絡み合うブラス群はまさに理想的な展開。中でも小気味よいパーカッションと低域のリズムが効いている#3.Stereoはサックスとペットのソロの部分でずんずん響くチューバとバスドラが最高、ここで聴けるコーラスもダントツにカッコ良いし、後半クールダウンしていく際のペットのリフにもシビれます。全体、曲も良いしグルーヴもあるしでこれこそまさに人力ファンク軍団、文句無し、最高のブラスバンドです。
2004 USA Tipitinas 1533 (#8のみTipitinasで収録したライヴ・トラック)
★★★★★

理屈抜きにブラスバンドが好きになる、そんなグルーヴィーな曲ばかり
Rebirth Brass Band The Ultimate Collection CD (Out of Stock)
新世代のN.O.ブラスバンドを代表する超人気バンド、リバースのなかでも特にグルーヴィーな曲ばかりを選んだベストコレクション。ブラスバンドがずっと気になっていたけど何となく取っつきにくくて、という方のために出たといっても過言でないこの構成、全13曲71分超を一気に聴いてしまいます。先に出たMarva Wrightのベストコレクション"Blues Queen of New Orleans"といいこの盤といい、このMardi Grass Recordの選曲はコンセプトがはっきりしていて並のベスト盤ではない点が出色です。音にも原色のカラフルさが滲みます。
2004 USA Mradi Grass Records MG# 1085
★★★★★

★★★★Rebirth Brass Band Rollin' CD (Out of Stock)
ロデリック・ポーリンのオリジナルで幕を開けるラウンダーでの四作目に当たるアルバムで、プロデューサーはKeith Keller。ヴォーカルとトランペットはカーミット・ラフィンズで、確かこのあと94年中にカーミットはバンドを離れて独立したと聞いています。
1994 USA Rounder CD-2132
★★★★